FXのスワップ金利とは?高金利通貨5つの比較一覧と注意点3つを紹介

【アイキャッチ】FXのスワップ金利の仕組みを詳しく解説!

この記事で解決できる悩み
  • FXのスワップ金利について知りたい
  • 金利差が大きい国はどこなの?
  • 金利の高い新興国通貨はなぜリスクがあるのか知りたい

といった悩みを解決できる記事になっています。


この記事で解説する「FXのスワップ金利の仕組み」を理解すれば、FX初心者でも高金利通貨がなぜハイリスクなのかわかります。

なぜなら、私もこの方法で、各国で金利が異なることを理解し、高スワップのFX会社で取引したいという悩みを解決できたからです。


それでは、以下で「FXのスワップ金利の仕組み」について紹介します。

※ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2018年12月

金利差で稼ぐ!FXスワップポイントとは?

FXスワップポイントとは通貨の金利差の調整分

FXのスワップポイントとは、取引対象とする二ヶ国間の通貨の金利差の調整分です。

実際には、高金利通貨で低金利通貨を買う(買いポジションを持つ)ともらえます。

また、銀行の預金金利や株の配当と違い、スワップポイントは毎日受け渡しが行われます。

たとえば、豪ドルと日本円の金利差は1.4%なので、1万豪ドル買えば年間11,680円、毎日約32円のスワップ金利がもらえる計算になります。

【注意点】通貨の買い・売り方によっては金利を支払うことも

注意点としては、スワップポイントを支払う場合もある点です。

その理由は、高金利通貨を売って低金利通貨を買うと、金利差を支払わなければならないからです。

そのため、せっかく為替差益を出しても、スワップポイントのマイナスのほうが大きければ、トータルの損益はマイナスになっていまいます。

このようにスワップポイントを狙った取引は危険なので、為替差益の”おまけ”として考えておく方が良いでしょう。

FXの金利運用に向いている人

FXのスワップ金利運用が向いている人は、長期運用で利益を獲得したい人や、頻繁にトレードする時間的余裕がない人です。

なぜなら、スワップ運用は取引頻度も少なく、長期運用で安定した収益を得られるからです。

高金利通貨を買う必要があるため、高金利通貨の相場が下がっているときに安く買い集めるのがコツです。

FXの金利運用に向いていない人

FXのスワップ金利運用が向いていない人は、短期間で大きな収益を得たい人です。

なぜなら、スワップ運用は長期間の運用であり、比較的収益率が低いからです。

短時間で大きく稼ぎたい場合は、スワップ運用は失敗する可能性があるので、経済指標や要人発言による相場の急変に注意しながら為替差益を狙って取引しましょう。


※『FXのファンダメンタルズ』に関する詳しい内容は、下記をご覧ください。

【前提】各国でFXの金利は異なる

国ごとのFX金利の違い!メリットとデメリット

金利政策や経済状況が異なるので、国によって通貨の金利は異なります。


たとえば、中央銀行は国内経済が停滞しているときには、景気刺激策として政策金利を引き下げるでしょう。

するとその国の利息のうまみが減るので、その通貨は売られて通貨安になります。

逆に、政策金利が引き上げられるとその国の通貨に資金が集まり、通貨高になります。


では、先進国通貨と新興国通貨に分けて解説して行くので、全体の流れを掴んでくださいね。

情勢は安定:先進国通貨の場合

先進国通貨は経済状況も安定しているため、初心者でも取引しやすいものい特徴があります。

事前に知っておくと取引にうまく活かせると同時に、デメリット対策を取るとリスクの軽減になるので、しっかりメリットとデメリットについて把握しておきましょう。

メリット

先進国通貨の最大のメリットは、市場の大きな変動が起こりにくい点です。

なぜなら、新興国に比べて取引量が多いため流動性が高く、経済情勢も安定しているからです。

また、先進国に関するFX会社のニュース配信も充実しているので、初心者でも情報収集が手軽にでき、相場の変動に備えやすいメリットもあります。

デメリット

先進国通貨のデメリットは、新興国通貨に比べると金利が低いため、大きなスワップ金利が得られない点です。

日本やアメリカ・EU諸国は、景気刺激策としての金利政策が限界を迎えており、マイナス金利になるくらい金利を下げています。

そのため、スワップ運用においては先進国通貨を売る取引になります。

金利が高い!新興国通貨

新興国通貨は金利が高いのが特徴です。

しかし、発展途上の新興国は為替変動が激しいので、メリットとデメリットを理解したうえで取引しましょう。

せっかくたくさんのスワップポイントをもらっても、為替が下落して損失が出ると利益が減ります。

それどころか、トータルの損益がマイナスになる可能性もあります。

メリット

新興国通貨のメリットは、新興国は世界各国の投資家から資金を集めたい関係で、とにかく政策金利が高い点です。

そのため、先進国通貨を売って新興国通貨を買えば、毎日たくさんのスワップ金利を得られます。

ただし、以下のようなデメリットもあるので注意しましょう。

デメリット

新興国通貨のデメリットは、先進国に比べて取引量が少ないため流動性が低く、経済情勢も不安定な点です。

たった一晩で市場が暴落する危険性をはらんでいるので、豊富な資金を用意するか、取引量を少なくしてリスクを抑えたほうがいいですよ。

※トルコリラの暴落に関する記事は、以下のリンク先で確認してください。

実際、FXの金利は1年間でいくら受け取れるの?

表で解説!1年間でもらえる金利は?

実際にスワップ運用でどのくらいの金利がもらえるのか、豪ドル円、NZドル円、南アフリカランド円について計算してみました。

通貨ペア単位必要証拠金スワップ金利
(1日あたり)
スワップ金利
(1ヶ月あたり)
スワップ金利
(1年あたり)
豪ドル/円
(AUD/JPY)
1万通貨35,100円44.1円1,342円16,112円
NZドル/円
(NZD/JPY)
1万通貨32,900円61.2円1,342円22,342円
南アフリカランド/円
(ZAR/JPY)
10万通貨30,700円107円3,255円39,060円
米ドル/円
(USD/JPY)
1万通貨48,200円3.2円99円1,189円

3通貨ペアとも同じような必要証拠金ですが、1年でもらえるスワップポイントは南アフリカランドが飛び抜けて多いのがわかります。

毎日110円もらえるので、1杯100円のコーヒーが毎日飲める計算です。

スワップポイントで注目!金利の高い通貨5つ

これらは知っておこう!金利の高い通貨5つ

ここで紹介する通貨は、比較的金利が高く、取引も多くなってきた通貨なので、金利の高い通貨で取引しようと思っている人は候補に入れるべきです。

金利の高い通貨5つ
  1. 豪ドル
  2. NZドル
  3. 南アフリカランド
  4. メキシコペソ
  5. トルコリラ

それぞれの通貨について、以下で詳しくみていきましょう。

高金利通貨1:豪ドル

ひとつ目の注目通貨は豪ドルです。

なぜなら、オーストラリアは政治や経済が安定しているうえに金利が高いからです。

具体的には、2019年6月時点で1.25%となっています。

スワップ運用で人気の高い通貨ですが、中国の景気動向に影響を受ける可能性があります。

為替変動が安定しているとはいえ運用する際には注意しましょう。

※豪ドルの見通しについて詳しく知りたい人は、以下のリンク先を参考にしてください。

高金利通貨2:NZドル

2つ目の注目通貨はNZドルです。

その理由は、オーストラリアと同様、ニュージーランドも比較的政治や経済が安定していて金利が高いからです。


具体的には、2019年6月時点で1.50%となっています。

しかし、中国経済の影響を受けやすく、経済指標や中央銀行の要人発言で相場が急落する可能性があるので、運用対象に選ぶときは注意しましょう。

高金利通貨3:南アフリカランド

3つ目の注目通貨は南アフリカランドです。

なぜなら、先ほどのスワップ試算表で紹介したように、豪ドル円やNZドル円よりも金利が高いからです。

具体的には、2019年6月時点で6.75%となっています。

現在では「高金利といえば南アフリカランド」といわれるほど金利の高い通貨ですが、原油価格の影響などで急落する危険性もあるので注意しましょう。

※南アフリカランドの見通しについて詳しく知りたい人は、以下のリンク先を参考にしてください。

高金利通貨4:メキシコペソ

4つ目の注目通貨はメキシコペソです。

その理由は、メキシコは新興国として金利が高いからです。

具体的には、2019年6月時点で8.25%となっています。

高金利が魅力的ですが、メキシコもアメリカの経済や株式市場の影響を受けやすいので、米国の動向とセットで見ておく必要があります。


※メキシコペソの見通しについて詳しく知りたい人は、以下のリンク先を参考にしてください。

高金利通貨5:トルコリラ

5つ目の注目通貨はトルコリラです。

なぜなら、上記の通貨のなかでもっとも金利が高いからです。

具体的には、2019年5月時点で24.00%となっています。

非常に金利が高くて魅力的ですが、2018年8月・2019年5月と何度か急落しているので、スワップ運用するなら細心の注意が必要です。

※トルコリラの見通しについて詳しく知りたい人は、以下のリンク先を参考にしてください。

【FX金利】スワップポイントの計算方法

FXスワップポイントの計算方法

スワップポイントの計算式は以下のとおりです。

①1年間のスワップポイント=為替レート×保有している通貨の数量×2通貨の金利差

②1日あたりのスワップポイント=①÷365日

スワップ運用をしている人や興味がある人は、運用対象の通貨でどれくらいのスワップポイントがもらえるのか計算してみましょう。

※自分の通貨のスワップポイントが知りたい人は、以下のリンク先のスワップポイントの計算方法を参考にしてください。

FXの金利で稼ぐ際の注意点3つ

FXの金利の注意点3つ!損失を避けて稼ごう

保有しているだけで、毎日簡単に金利を手に入れられるのがスワップ運用です。

しかし、注意点を抑えておかないと思わぬ損失につながりかねないので、注意点はしっかりおさえておきましょう。

FXの金利で稼ぐ際の注意点3つ
  1. 初心者は土日をまたがない
  2. 中・長期を見据えて取引をしよう
  3. ロスカットに注意する

それぞれの注意点について、以下で詳しくみていきましょう。

注意点1:初心者は土日をまたがない

ひとつ目の注意点は、「初心者は土日をまたいでポジションを保有しない」です。

その理由は、決済注文ができない土日の間でも為替は動くので、週明けに相場が急変していて大損するリスクがあるからです。

土日のチャートを予測するのが難しい初心者は、毎週金曜日にポジションをすべて決済して、月曜日に再度エントリーしましょう。

注意点2:中・長期を見据えて取引をしよう

2つ目の注意点は、「短期ではなく中・長期を見据えて取引する」です。

なぜなら、スワップ運用は通貨の長期間保有によってより多くのスワップポイントを狙う投資手法だからです。

そのため、短期的な為替の値動きに左右されるのではなく、中・長期的な為替のトレンドを読むのが重要だといえます。

注意点3:ロスカットに注意する

3つ目の注意点は、「ロスカットに注意する」です。

その理由は、ロスカットを受けると、最悪の場合証拠金を全額失う可能性があるからです。

ロスカット基準は20%~100%でFX会社によって異なるので、自分が使っている口座のロスカット基準を確認し、証拠金維持率が下回らないように注意しましょう。

※ロスカットの大損パターンについて詳しく知りたい人は、以下のリンク先を参考にしてください。

スワップ金利の運用に最適!おすすめFX会社3選

スワップポイントにオススメのFX会社3つ

下記で紹介するのはスワップポイントが高水準・スプレッドが業界最狭水準で、初心者でも安心の少額取引可能なオススメFX会社です。

スワップポイントにオススメの3社
  1. GMOクリック証券
  2. SBIFXトレード
  3. FXプライムbyGMO

それぞれのFX会社について、以下で詳しくみていきましょう。

FX取引高7年連続世界1位!GMOクリック証券

FXでオススメのFX会社はGMOクリック証券

※ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2018年12月

ひとつ目のオススメFX会社は、GMOクリック証券です。

なぜなら、米ドル円のスワップポイントが高いため、先進国通貨で安定している米ドルから運用を始めて、少しずつスワップ運用に慣れていきたい人にオススメだからです。

FX取引高が7年連続で世界第1位であり、取引ツールも使いやすく多くのトレーダーから高く評価されています。


また、スプレッドも業界トップクラスで、チャートも見やすいため、FX初心者からプロトレーダーまでオススメです。

業界最狭水準のコスト!SBIFXトレード

SBIFXトレードでFX金利運用を始めよう

2つ目のオススメFX会社は、SBIFXトレードです。

SBIFXトレードは、FX会社の中で唯一1通貨単位から取引可能で、スプレッドも業界最少額の約4円から始められます。


また、スワップポイントも常に高水準をキープしているので、少額でリスクを抑えてスワップ運用を始めたい人には最適のFX会社です。

高金利通貨の取り扱いが複数有!FXプライムbyGMO

FXプライムで金利を運用した場合

3つ目のオススメFX会社は、FXプライムbyGMOです。

なぜなら、FX会社によっては高金利通貨の取り扱いがないところもあります。

しかし、FXプライムbyGMOならトルコリラ・南アフリカランド・メキシコペソなど新興国通貨の取り扱いがあるからです。

そのため、豪ドルやNZドルよりも多くのスワップを狙いたい中級者にはオススメです。

金利差を生かしながらFXでスワップポイントを得よう!

高金利通貨でより安全なスワップ運用を!

上記で紹介した「高金利通貨でスワップ運用」を実践すると、今後はFXのスワップ金利について詳しく知りたいと悩むことは一切なくなり、より安全な方法でスワップ運用ができます。

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

FXのスワップ金利 まとめ
  1. FXのスワップ金利とは、取引対象とする二ヵ国間の通貨の金利差の調整分をいい、実際には高金利通貨で低金利通貨を買うポジションを取るともらえます。
  2. 高金利通貨は為替変動が大きいので、急落による為替差損でトータルの損益がマイナスにならないように注意しましょう。
  3. 初心者が少額・低コストでスワップ運用するのにおすすめのFX会社は、GMOクリック証券、SBIFXトレード、FXプライムbyGMOです。
FXのスワップ金利運用でおすすめのFX会社3選

「トルコリラは金利が高いから儲かりそう」と最初は思うかもしれませんが、為替変動による損失のリスクも高いので、しっかり対策してからスワップ運用をしましょう。