- FXで損失が出た場合の確定申告の方法を知りたい…
- そもそも、損失が出ているのに確定申告って必要なの?
あなたは上記のような悩みを持っていませんか?
この記事で紹介する『FXの損失を確定申告の書き方!繰越し控除する方法』を活用すれば、FXの確定申告初心者でも確実に知識が身に付き、節税ができます。
なぜなら私もこの方法で損失時の書き方を知り、得したからです。それでは以下で解説しますね。
目次
FXで損失がでても確定申告をすべき?
FXで損失が出たときは、確定申告をすべきです!
なぜなら、FXで損失が出ても3年分繰り越せるため、大きな節税につながるからです。
具体的には、1年目に50万円の損失が発生し、2年目に60万円の利益が発生したら、差額の10万円が課税範囲にあたります。
3年分の損失を繰り越すことで10万円分の課税しかされないなら、大きなメリットを感じれますね。
![]() | 【FXの税金対策②】3年間は、損失を繰り越せる |
【確定申告の書き方】FXで損失を出したときのポイント
FXで出た損失を確定申告書に書く場合は、2つのポイントがあります。
ポイントを絞って理解することで、確定申告がスピーディー且つ簡単に終わりますよ!それでは一緒に確定申告書の書き方を理解していきましょう。
今年損失をだした場合の書き方
取引をした年に損失を申告する場合は、利益を書く項目に-(マイナス)を書き込んでください。
具体的には、以下のステップに従って入力します。
※書面での申告方法をお伝えしています。
- 国税庁ホームページにある「確定申告書等作成コーナー」のボタンを選択
- 「作成開始」のボタンを選択
- 「印刷して書面提出する」のボタンを選択
- 「利用規約に同意して次へ」のボタンを選択
- 「平成30年分の申告書等の作成」欄の「所得税」のボタンを選択
- 「左記以外の所得のある方(全ての所得対応)」のボタンを選択
- 「分離課税の所得」欄の「先物取引に係る雑所得等」のリンクを選択
- 「1 所得区分」欄は「雑所得」を選択
- 「2 取引の内訳入力」欄の「取引の内容」をすべて記入
- 「収入」欄の「差金等決済に係る利益又は損失の額」に損失額を-(マイナス)付きで記入
上記の内容をすべて記入したら、入力終了(次へ)を押せば完了です。
※「FX確定申告書類の書き方」で画像を使い詳しく説明しているので、よかったら見てみてください。
前年の損失を繰り越す場合の書き方
申告をした前年の損失を繰り越す場合は、もっと申告が簡単です。
理由は、「先物取引に係る雑所得等」の入力画面下部に3年分の損失入力欄があるので、そこに損失額を入力すれば完了するからです。
具体的には、雑所得を記入する画面を下方スクロールすると、3年分の損失入力欄が出てきます。その項目に記入すれば、申告完了です。
FXの損失を確定申告し忘れた場合
FXの損失を確定申告し忘れた場合も、3年分なら遡って繰越し控除ができます。
そのためFXの損失がないかを3年分振り返ってみましょう!
もし損失が見つかった場合、今年の確定申告時に、発生した損失分を申告すれば節税に繋がるかもしれませんよ。
【fx 確定申告 損失 書き方】まとめ
今回、紹介した『FXの損失を確定申告の書き方!繰越し控除する方法』を実践していただくと、損失繰越しの知識が身に付き、確定申告がスムーズに終わりますよ!
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- FXで発生した損失を確定申告すると、節税に繋がることがある
- 忘れてても、3年分なら繰越し控除可能
最初は「FXの損失を申告するメリットが分からない」と思うはずです。しかし、損失繰越しのやり方を一度身につけてしまえば、将来的に得します。
今回の「確定申告時のFXの損失の書き方」を活用して、お得にFXを始めてみてはいかがでしょうか!