- スイングトレードで初心者でも稼げるコツはないのかな?
- スイングトレードに役立つコツがあれば知りたい。
- 中長期トレードってどうやって稼ぐの?
といった悩みを解決できる記事になっています。元大手信託銀行出身のクニトミが解説しますね。
前職では金融資産1〜5億円のお客様に対して『投資、不動産、遺言、相続、税金』の観点から金融資産のコンサルティングを行っていました。現在はFX、株、投資信託での投資を行なっています。
この記事で解説する「スイングトレードの特徴・コツ3つ」を理解すれば、FX初心者でも中長期トレードで稼げますよ。
なぜなら、私もこの方法で毎日取引しなくても、スイングトレードで安定的に利益を上げられているからです。
それでは、以下でスイングトレードの特徴から紹介していきます。
目次
【前提】FXスイングトレードの特徴
日をまたいで、ポジションを中長期で保有するのがスイングトレードです。
スイングトレードは、忙しいサラリーマンや資金をたくさん用意できる投資家におすすめの手法です。
FXスイングトレードのメリット3つ
- 長期運用なので、手数料が低くて済む
- パソコンに張り付く必要がない
- 比較的大きな利益を狙える
スイングトレードは売買頻度が少ないので、スプレッド(実質的手数料)がほとんどかからないのが大きな魅力です。
また、FXではチャートを確認する必要はありますが、長期運用のスイングトレードはパソコンに張りつく必要もありません。
そして、大きな波に乗って比較的多額の利益を狙えるため、スイングトレードは忙しいサラリーマンにもおすすめの手法なのです。
FXスイングトレードのデメリット2つ
一方スイングトレードには、次のようなデメリットもあります。
- 損切り幅が短期売買より広くなる
- 含み益を放置すると含み損になっている場合がある
スイングトレードは長期運用のため、多少の含み損が出ても損切りをしません。
そのため失敗すると、短期売買よりも損失が大きなる可能性があります。
また、せっかく含み益が出ていても利確の値幅が大きいため、約定せずにしばらく経つと含み損に転じている場合もあります。
しかしその度に慌てるのではなく、損切りの値幅までは待つなど、余裕を持って取引するのがコツですよ!
銀行員時代の話
私が銀行員として多くのお客様をご担当していたとき、利益をだしているお客様のほとんどは『長期投資』をしている方でした。
下の画像を見たらわかる通り、実際に世界経済は常に成長をしているので、時間を味方につけて投資をすることで、利益をコツコツ出すことができます。
引用元:三井住友信託銀行 マネープラン
FXだって同じです。時間を味方につければ、複利で金利がコツコツ積み上がっていき、為替が上昇したタイミングで売却だってできますよね。
利益を出す人はいつだって『時間を味方につけている人』ですよ。スイングトレードで時間を味方につけてFXに取り組みましょう。
FXスイングトレードのコツ3つ
FXスイングトレードのコツ1:利益確定・損切りの幅を守る
スイングトレードで稼ぐためには、決めておいた利確と損切りの値幅で必ず実行する必要があります。
なぜなら、利益確定ラインまで含み益が上がったのに欲張って決済せず、気がつくと含み損に転じているケースもよくあるからです。
たとえば資金が100万円の場合、『5万円で損切りする!』とラインを決めたら、その通りにするべきです。95万円であれば、再度FXで取引をする際に5万円分を取り戻せる可能性も高まります。
しかし100万円が30万円になってしまうような大きな損切りの場合、残りの30万円で取引できるFXは限られてしまうので、早めに損切りするほうが安全なのです。
FXスイングトレードのコツ2:トレンドを読み、エントリーポイントを定める
2つ目のコツは、相場のトレンドを読み、エントリーポイントをしっかり決めることです。
スイングトレードは長期間の投資なので、過去の相場を長めに見てトレンド判断をし、エントリーポイントを決めましょう。
初心者のうちは、上昇トレンドで買い、下落トレンドで売りエントリーする、要するにトレンドに沿った取引が安全です。
FXスイングトレードのコツ3:トレード期間にはこだわらない
スイングトレードは、数日〜1週間がトレード期間の目安と言われています。
しかし、事前に決めた利益確定(損切り)ラインに予定より早く達した場合、初心者は必ず決済しましょう。
なぜなら、律儀にトレード期間を守ろうとする間に、相場が逆向きになり損する可能性があるからです。
トレード期間を気にしすぎず、危険を感じたらすぐに決済するのがコツですよ。
スイングトレードのコツは2つの分析方法にあり!
分析方法1:テクニカル分析なら基本の移動平均線
テクニカル分析の移動平均線を使えば、相場の動きが読みやすくなるのでオススメです。
移動平均線とは代表的なテクニカル分析で、一定期間の平均価格を線でつないだものです。相場の一連の流れを読み取れる特徴があります。
たとえば、5日移動平均線が25日移動平均線を下から上に抜ける「ゴールデンクロス」や、その逆の「デッドクロス」が売買サインになり、役立ちます。
なぜなら、ゴールデンクロスは相場の上昇サイン、デッドクロスは下落サインの可能性が高いからです。
ゴールデンクロス
ゴールデンクロスの特徴は、相場が下落した後に短期の移動平均線が、長期の移動平均線を下から上に抜ける現象です。
なぜなら、売りたいトレーダーがいなくなると、相場は上がるしかなくなり、買いのチャンスとなります。
デッドクロス
デッドクロスとは、相場が上昇した後に短期の移動平均線が、長期の移動平均線を上から下に抜ける現象を指します。
基本的に下落サインになるので、この場合は売りサインと解釈できます。
詳しい内容は「【FX手法ランキング1位】2本のEMAを使った手法」をご覧ください。
分析方法2:ファンダメンタルズ分析なら雇用統計
ファンダメンタルズ分析とは、各国の金利政策や経済指標に着目する手法です。
たとえば、月始めの金曜日に発表されるアメリカの雇用統計はよく知られています。
発表された経済指標が良ければ通貨は買われ、悪ければ売り圧力が強まる傾向にあります。
そのため、ファンダメンタルズ発表後のトレンドに乗るのがコツです。



スイングトレードならスワップポイントが高いFX口座を
理由は、通常の為替差益に加え、スワップポイントも獲得でき一層利益を伸ばせるからです。
ただし、高スワップの通貨は流動性が低く為替変動も不安定です。
そのため、米ドルや英ポンド、豪ドルなどの基軸通貨のスワップが高いFX口座を選びましょう。
スワップポイントでオススメのFX会社BEST3
米ドル/円などの基軸通貨のスワップが高い!SBI FXトレード
米ドル/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 |
---|---|---|---|
86円 | 34円 | 35円 | 38円 |
調査日:2019年4月17日
- 基軸通貨のスワップポイントが高い(特に米ドル/円)。
- 取引が1通貨、金額にして約4円の証拠金からスタートできる。
- 選べる通貨が26種類と豊富。業界の中でも1~2位を争う!
安定したスワップポイントを得るならYJFX!
米ドル/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 |
---|---|---|---|
79円 | 35円 | 38円 | 40円 |
調査日:2019年4月17日
- 基軸通貨のスワップポイントがまんべんなく高い(米ドル、英ポンド、豪ドル、NZドル)。
- スプレッドが狭く、広がりにくいので低コストで取引できる。
- 安定感と操作性の高いスマホアプリで、安心して取引ができる。
利用者満足度No.1。安心してスワップ運用するならGMOクリック証券
米ドル/円 | 英ポンド/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 |
---|---|---|---|
75円 | 30円 | 37円 | 38円 |
調査日:2019年4月17日
- 基軸通貨から高金利通貨まで、まんべんなくスワップポイントが高い。
- スプレッドが狭く、広がりにくいので低コストで取引できる。
- 利用者満足度No.1!初心者でも安心してスワップ運用できるFX会社。
【スイングトレードで稼ぐためのコツ】まとめ
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- スイングトレードは、数日〜1週間ポジションを保有し続ける手法で、短期売買より大きな利益を狙える
- 相場にかじりつく必要がないため、利益確定と損切り注文さえしっかり出しておけば忙しいサラリーマンでも稼げる
- トレードのタイミングはテクニカル分析やファンダメンタルズ分析で図り、さらに高スワップ口座を使えば、スワップ利益も上乗せで狙える
「ポジションの保有期間が長いから、為替変動リスクも大きいのでは?」と最初は思うかもしれません。
しかし、損切りラインを決めてきちんと実行すれば、大損するリスクは軽減でき、初心者でも稼げますよ。