【株・FXの税金は合算できない?】FXの利益と合算できる5つを紹介

株 fx 税金

この記事で解決できる悩み
  • 株とFXどっちもトレードしているけど、申告はどうすればいいの?
  • うまく節税する方法はある?
  • 利益・損失は合算可能?

と悩んでいる方の悩みを解決する記事になっています。

この記事で解説する「株の源泉徴収の選択制度」を理解すれば、株とFXを両立していても節税ができます。


なぜなら、私もこの方法で株とFXに関する税金の悩みを解決できたからです。

それでは以下で「源泉徴収選択制度についての基礎知識」と「節税するにあたっての重要なポイント3つ」について紹介します。

【前提】給料とFX・株は合算できる?

給料とFx・株の税金は合算できない

「分離」して税金を計算するので、給与所得や事業所得との合算はできません


なぜなら株やFXの儲けは、申告分離課税で計算する必要があるから。


その一方、サラリーマンの会社の給料や自営業で稼いだお金などは、給与所得や事業所得として総合課税で税金を計算します。


そのため株やFXで損したとしても、給料などから差し引いて税金を少なくすることは当然できないのです。

FXと株は損益通算できる?

結論FXと株は、損益通算はできません。


なぜならFXの利益は「先物取引に係る雑所得等」、株の利益は「株式等に係る譲渡所得等」の扱いとなり、異なるからです。


そのため株の損益とFXの損益は、確定申告書全体としては同時に申告をしますが、計算は分けて行うので注意しましょう!

株は「口座の種類」で税金の支払い方が変わる

FXと違い、株の税金は、口座によって異なる

株取引には「特定口座」と「一般口座」の2種類があり、さらに「特定口座」は「源泉徴収ありの口座」と「源泉徴収なしの口座」に分かれます。


それぞれ口座の種類によって税金が異なり、簡単に表にするとこちらです。

特定口座
(源泉徴収なし)

簡単に確定申告できるように、証券会社が年間取引報告書を準備してくれる。

確定申告が必要。

特定口座
(源泉徴収あり)

簡単に確定申告できるように、証券会社が年間取引報告書を準備してくれる。

確定申告しなくてもいい。

では、下記で詳しく条件を比較しながら解説していきます。

源泉徴収ありの口座の場合

源泉徴収ありの口座には、次のような特徴があります。

特徴
  • 確定申告の必要がない
  • 株の利益がすべて課税される
  • その年を通じて出た損を次の年以降への繰越しができない(自分で申告すれば繰越せる)
  • 株の儲けが、銀行預金の利子のようにその人の所得として含まれなくなる

上記から「源泉徴収をあり」にしておくと、株の利益がすべて課税の対象とされる代わりに、税金の申告や納付の手続きを証券会社が代行してくれます。


そうすると、確定申告と納税の手間が省けるメリットがあります。

【源泉徴収ありの口座の場合】注意点2つ

注意点
  • 所得の重複カウント
  • 損失繰越しを自分でする必要がある

「源泉徴収あり」なのに自分で確定申告してしまうと、所得に重複してカウントされるため、とくに誰かの扶養に入っている人は要注意です。


なぜなら株の利益を申告した分その人の所得が増えるため、国民健康保険料などの社会保険料が上がる可能性もあるからです。


そのため「申告すれば株の税金が戻ってくる」など、目先の利益に目がくらむと損をするので注意しましょう!


また、その年の損益がマイナスになった場合は証券会社に税金を天引きされないため、自分で損失繰越しの申告をする必要があります


株で出た損失は3年間の繰り越し申告ができるので、損しても3年以内に取り返せる猶予期間として利用しましょう!

源泉徴収なしの場合

源泉徴収なしの口座には以下のような特徴があります。

特徴
  • 証券会社から送られてくる計算明細をもとに、自分で確定申告をする
  • サラリーマンの場合には利益20万円以下、学生や専業主婦の場合には利益38万円以下であれば税金がかからない
  • 申告すれば、損失を最大3年間繰り越せる
  • 申告した利益は所得としてカウントされる

「源泉徴収なし」の場合、利益が出ていても税金が天引きされていないので、証券会社から届く損益表をもとに自分で確定申告して納税しなければなりません。

一般口座の場合

証券会社によっては、1年間の損益表が送付されないところもあります。


その場合は年間損益の計算を株式取引一つひとつから、すべて自分で事務処理する必要があるんです

FXと合算して税金を払えるもの5つ

FXの確定申告で合算できるもの

FXは「日経平均先物取引」や「商品先物取引」など、法律で「先物取引に係る雑所得等」に分類されている所得と損益通算して税金を払えます。

「先物取引に係る雑所得等」になる所得として、租税特別措置法第41条の14の第1項で、

  • 商品先物取引
  • 金融商品先物取引等
  • カバードワラントの差金等決済

と決められていますが、具体例を挙げると以下になります。

FXと合算できるもの
  • CFD
  • バイナリーオプション
  • 商品先物(金、プラチナ、原油、とうもろこしなど)
  • 日経225先物
  • TOPIX先物

したがってFXは損をしてるから税金もかからないと放置して、商品先物取引で出た利益だけを申告していると、税金の払い損になります

【FXと株の税金】まとめ

FX・株の税金まとめ

上記で紹介した「株とFXの税制の違い」を理解していただくと、今後は株とFXの税金で悩まず、確定申告時に税金を安くできます。


最後にもう一度内容を確認しましょう。

まとめ
  • 株とFXは損益通算ができないため、別々に計算して確定申告をする必要がある
  • 株の特定口座は、源泉徴収の「あり・なし」によって税金の納め方が変わる
  • 損失申告により3年間の節税可能
  • FXは他の先物取引と損益通算が可能なので、損失を申告しないと税金の払い損になる

最初は「慣れないし、めんどくさいな」と思うかもしれません。


しかし、一度身につけてしまえば、株とFXの利益に対する節税が簡単にできますよ!


株とFXの税金について理解し、お得に確定申告をしましょう!