第2回 自分もマーケットに参加する

第2回自分もマーケットに参加する

板を見る

日経先物の板

ビッドとオファーの組み合わせが相場でした。

もっとも高いビッドと、もっとも安いオファーです。

しかし実際にはその背後にもたくさんの売りたい人や買いたい人が存在するはずです。

これを一覧にしたものが「板」と呼ばれるものである。

板を見れば、どこの値段のところにどれほどのインタレストがあるのかを確かめることができます。

ここで少なくとも言えるのは、自分が21,000円で売りたいと思っても、先にたくさん売りたい人が並んでいるわけですから、それらの売り物を全部こなさないと自分は売ることができません。

また自分が21,000円で買おうと考えても、それよりも安く売りたい人が並んでいるわけですから、もっと安く買えてしまうのです。

自分が買いたいとき

成り行き注文

これまで見てきた相場は、あくまでも他の人のインタレスト、他の人がどうしたいのかです。

他の人が買いたいとか売りたいと考えている状況をそれぞれの数字ごとに並べて、板を形作るのです。

自分もマーケット参加したいと考えたら、その一人として、他の人と同様にそのマーケットに自由に参加できます。

今の相場が「20,865-20,870」であるということは、誰かが20,865円で買いたがっている、そして別の誰かが20,870円でなら売りたがっているということになります。

とするとその相場を外から見ている側からすると、今ならば20,870円ですぐに買うことができるはずだし、20,865円ですぐに売ることができるということがわかります。

今すぐ取引してしまおうと思って注文を出せば、今の相場で取引がダンになります。

これを「成り行き注文」という。

もし、成り行きで「買う」というのであれば、その時点でのもっとも安いオファーを買いにいくことを指します。

反対に成り行きで売るという場合は、もっとも高いビッドを売り込んでいくことになります。

このように「成り行き」で処理すれば、自分は絶対に買うことも、また売ることができます。

相場が大事なのは、このためです。

指値注文

買いの発注

また成り行きと違って、自分で売買したい値段を選ぶこともできます。

自分は20,500円で買いたいとします。自分もビッドに参加すればよいのです。

それは他の人と同じように「買いたい」という意向をマーケットに伝えればいいのだけです。注文を出す際に値段を指定するのですが、これを指値注文といいます。

売りたい場合も同様で、売りの指値注文を出せばよいです。

でも買いの指値注文を出していたからと言って、必ず買えるかどうかの保証はありません。

自分が買いたいという意思を表明しているだけであって、他の誰かが売ってこないと自分は買えないのです。

同様に売りの指値注文も出しておいたからといって必ず売れるわけではなく、誰か他の人が買ってこないと自分は売れません。

逆指値とは

指値注文

指値注文(リミット注文)

指値注文の特徴としては、今の値段では取引したくないということです。

買いの指値の場合は、今の相場では買いたくはないものの、下がったら買いたいということでした。

売りの指値だったら、今の相場では売りたくはないが、高くなったら売りたいということでした。

これを逆張りといいます。

逆指値

逆指値注文(ストップ注文)

それだったら順張りの指値注文もあっていいはずですよね。

つまり今は買いたくはないけれども、高くなったら買いたいという注文です。

また今は売りたくはないものの、安くなったら売り込みたいという注文です。

これらを逆指値注文といいます。

取引のための注文方法のまとめ

基本の注文は3つ

取引するための注文の形式は、基本的にこの3つです。

この3つがあれば、ほとんどのケースで対応できます。

なかでも成り行き注文がもっとも大事になります。

これですべて対処可能だからです。

ちなみに成り行き注文はマーケット注文といい、指値注文はリミット注文、逆指値注文はストップ注文といいます。