- メキシコペソの複利運用って儲かるの?
- メキシコペソの複利運用のやり方を知りたい
- 複利運用にオススメの会社を教えて
以上の悩みを解決できる記事になっています。三井住友信託銀行出身のクニトミが解説します!
銀行員時代は、『投資、外貨預金、不動産、相続、遺言、税金』などの観点で金融資産1〜5億のお客さまの資産に対するコンサルティングを行っていました。
この記事で解説する「メキシコペソの複利運用がオススメの理由、レバレッジ、手順」を理解すれば、メキシコペソの複利運用を開始できますよ!
複利運用はオススメの運用法なのでしっかりとマスターしてくださいね。
まずは複利運用についておさらいしていきます。
※『メキシコペソ複利運用でおすすめなFX会社を早く知りたい!』という方は、『高いスワップポイントで効率が良いLIGHT FXがオススメ!』から目を通してみてください!
目次
メキシコペソの複利運用って何?
複利運用は投資で増えたお金をそのまま再投資する方法で、雪だるま式に資金を増やす投資手法です。
メキシコペソの場合は、保有しているだけで得られる高いスワップポイントを活かして、新しい通貨を購入できる仕組みがあります。
FXの複利運用の基礎知識とコツについて、こちらの記事で詳しく解説していきますね。



メキシコペソで複利運用がオススメな理由2つ
複利運用で取り扱う対象として、メキシコペソはとても優れています。
初心者にもオススメである理由2つを順番に解説します。
- 高いスワップポイントを活かせる
- 信用格付けが高水準
理由1:高いスワップポイントを活かせる
メキシコペソは他の通貨と比べてもスワップポイントが高く、保有して追加購入するだけでスワップポイントが得られます。
FX会社によってはポジションを決済せずにスワップポイントを受け取れるので、そのまま複利運用できるのです。
米ドルを持つよりも3倍以上の金額が入ってくるため、他の通貨から乗り換える投資家が続出しています。
理由2:信用格付けが高水準
格付会社/国 | メキシコ | 南アフリカ | トルコ |
---|---|---|---|
S&P | BBB+ | BB | B+ |
Moody’s | A3 | Baa3 | Ba3 |
Fitch | BBB+ | BB+ | BB |
メキシコは高金利をアピールしている新興国の中で信用格付けが高く、スワップ投資の対象としてオススメです。
中国の次に並ぶぐらいの信用があり、複利運用の前提である一定期間の確実な支払い能力を保持しています。
他の高金利通貨は『B』のランク付けが多い中、メキシコは『A』のランクを付ける格付け会社もあるほどで、比較的安定しているでしょう。
メキシコペソの複利運用と単利運用を比較!
ここでは、実際にメキシコペソの単利と複利による資金の増加率を比較します。
『どっちのほうがお得か?』について、具体的に理解できるので解説しますね。
- 単利運用のシミュレーション
- 複利運用のシミュレーション
単利運用のシミュレーション
まずは、メキシコペソの単利運用シミュレーションをしていきます。
- 資金100万円
- レート:1ペソ₌5円
- スワップポイント:10円/日(1万通貨)
- レバレッジ:5倍
以下の表は100万円で10年間単利運用をした場合の運用額の推移です。
上記の運用条件では、1年間の利回りは36.5%になります。
単利運用では毎年資金が100万円にリセットされるため、最終的な資金は最初の100万円と10年間で獲得したスワップポイントを足した465万円となります。
複利運用のシミュレーション
ここからは、複利運用のシミュレーションをしていきます。
複利運用ではスワップポイントによって得られた利益を再投資するため、2年目は資金100万円と1年目のスワップポイントの利益を足して資金にします。
3年目以降も同様に資金を増加させていき、10年間複利で運用することで大きな利益を得ることが出来ますよ。
レバレッジ3倍のシミュレーション
- 資金100万円
- レート:1ペソ₌5円
- スワップポイント:10円/日(1万通貨)
- レバレッジ:3倍
レバレッジ3倍で10年間複利運用した場合シミュレーション結果は以下の通りになっています。
10年後には資金が約720万円になっており、レバレッジ5倍の単利運用の成績を大きく上回っていることが分かります。
レバレッジ5倍のシミュレーション
- 資金100万円
- レート:1ペソ₌5円
- スワップポイント:10円/日(1万通貨)
- レバレッジ:5倍
レバレッジ5倍で10年間複利運用した場合のシミュレーションは以下の通りになります。
レバレッジ5倍の利回りは、単利運用と同じで年間36.5%です。
10年後の資金は約2250万円と、同じレバレッジ5倍で単利運用した場合よりもはるかに大きな利益を期待できます。
これらのシミュレーション結果を比べても、単利運用よりも複利運用がオススメであることが分かると思います。
ただ、これらのシミュレーションは価格変動によるリスクやスワップポイントの変動は考慮していないため、実際にシミュレーション結果の通りになるとは限りません。
メキシコペソ 複利運用を手順で解説
複利運用は、スワップポイントの利益によってメキシコペソを買い、成立します。
想定したロスカットの水準まで耐えられる通貨量を計算して、計画的にメキシコペソを購入するのが1つ目の手順です。
1ヶ月ごとに貯まったスワップ利益と積立投資による追加分を入れるのが2つ目の手順となり、運用中に口座から利益分は出しません。
【注意】メキシコペソの長期的な複利運用は避けよう!
メキシコペソでコツコツとスワップを積んでも、為替差損で元本を下回る可能性があるため、長期的な複利運用はオススメできません。
なぜなら、FXは為替損益の割合が大きく、下落傾向にあるメキシコペソでは少しずつ目減りしていくからです。
これからのメキシコペソの見通しを知る必要があるので、次で確認しましょう。
メキシコペソの見通しはいいが、注意が必要
今後1,2年のメキシコペソの見通しが明るい理由は3つあります。
- 米国が利下げを行なった
- 新興国はドル建ての借金が多いため
- USMCAの合意
『新興国通貨は米ドル建の借金が多い』つまり『米国が利下げを行うと、支払う利息の負担が軽減する』というメリットが存在します。
そのため今後1〜2年でみたら、見通しはいいでしょう。
しかし、3年から5年以上先についてはいまだ不透明で、長期保有は高いリスクがあります。
そのため、1~2年の中期投資がオススメです。
1〜2年で複利運用をする戦略がオススメ
メキシコペソでは1~2年の中期投資がオススメです。
その理由は以下の2つです。
- メキシコペソは長期的に下落している
- スワップポイントだけでなく為替差益も狙うことが出来る
長期的に下落しているメキシコペソの長期保有はリスクが高いためオススメできません。
また、5円前半の安値圏で買った場合、今後1~2年では為替差益も狙うことが出来るでしょう。
さらに複利で運用すれば、利益の増大も見込まれます。
そのため1~2年の中期投資がオススメになっています。
メキシコペソ複利運用にオススメFX会社の選び方2つ
複利運用でこそ、少額からメキシコペソを買えるFX会社を選ぶべきです。
スワップポイントで比較するだけではなく、資金の増加率にも目を向けましょう。
- 高いスワップポイントのFX会社を選ぶ
- 少額から投資可能なFX会社を選ぶ
選び方1:高いスワップポイントのFX会社を選ぶ
メキシコペソの複利運用は、高いスワップポイントの会社が絶対条件となります。
その理由は、スワップ利益を狙うからです。
FX会社のスワップポイントは比較可能なので、最新データで検討するべきです。
選び方2:少額から投資可能なFX会社を選ぶ
複利運用にチャレンジする人には、1,000通貨から始められるFX会社がオススメです。
予算がないケースでもすぐに複利運用を始められるので、時間のロスが最小限であるうえに、早い再投資で効率よく儲けられます。
高いスワップポイントで効率が良いLIGHT FXがオススメ!
スワップポイントの高いFX会社を選びたい人におすすめなのは、LIGHT FXです。
スワップポイントが高いうえに少額から投資可能なFX会社として人気を集めています。
業界でも最高水準のスワップポイントのため、高金利通貨の複利運用として最適です。
メキシコペソのスプレッドも最近0.3銭に縮小されているので、ポジションの売買の差額で儲ける目的の短期取引にも向いています。
メキシコペソの複利運用で大損しないためのコツ4つ
癖のあるメキシコペソの複利運用で大損をしないために、必要な知識を学んでおきましょう。
初心者に向けて、コツ4つを解説します。
- レバレッジは3倍未満にする
- 資産分散投資を活用する
- 時間分散投資を活用する
- 地域分散投資を活用する
コツ1:レバレッジは3倍未満にする
メキシコペソの複利運用は、推奨レバレッジ1~3倍です。
低レバレッジにする理由はロスカットを避けて一定期間保有するためです。
為替レートが乱高下する新興国の通貨は、3倍でもかなりのリスクを伴います。
過去の最安値4.8円から逆算して、自分の資金量で値動きについていけるだけのレバレッジをかけるのが基本です。
コツ2:資産分散投資を活用する
リスクヘッジのために、メキシコペソの他にも資産を分散して投資する資産分散投資をオススメします。
高金利ではあるが長期的に値下がりしているメキシコペソの複利運用のみに依存すると、失敗したときにすべてを失ってしまうので注意しましょう。
資産を株式や投資信託などの別の分野にも分けておくと、部分的な損失が出てもフォローできます。
コツ3:時間分散投資を活用する
資金を投入するタイミングを分散させる時間分散投資も、メキシコペソの複利運用で欠かせません。
わざわざ購入時期を分散させる理由は、高値で買ってしまうリスクを可能な限り減らしたいからです。
毎月数万円ずつ買っていく積立投資も時間分散投資の一種で、初心者が賢く始める方法として人気があります。
以下の記事で詳しく書いていますので、気になる方はチェックしてみましょう。





コツ4:地域分散投資を活用する
投資対象の地域を分散させる地域分散投資を活用すると、事態がどう転んでも合計で黒字になる可能性を高められます。
なぜなら、もし1つの通貨が下落しても、別の通貨が堅調なら大損するリスクを回避可能だからです。
メキシコは新興国のため、資金的に深いつながりがある先進国のアメリカと組み合わせるとよいでしょう。
メキシコペソの複利運用で利益を上げよう!
上記で紹介した「メキシコペソの複利運用がオススメの理由、レバレッジ、手順」を理解していただくと、メキシコペソの複利運用の始め方が分かるようになっていますよ。
では最後に複利運用のポイントをおさらいしましょう
- 高いスワップポイントの会社を選ぶ
- レバレッジは低めに抑える
- 1~2年間の投資をする
- 高いスワップポイントで効率が良い:LIGHT FX
メキシコペソは高金利国の中では安定した、魅力的な通貨です。
特徴を理解しつつ取引をしていきましょう!
今後のメキシコペソの見通しを詳しく知りたい人は、以下の記事も読んでみてください。




