ミラートレーダー ストラテジー攻略法

ミラートレーダーの世界へようこそ。ミラートレーダーは、世界初の選択型システムトレードのプラットフォームです。ミラートレーダーの中では、世界中から厳しいテストを通過したストラテジーが、24時間リアルタイムで競い合っています。ここでは毎日ワールドカップやオリンピックやペナントレースが行われているようなものです。

その中には500以上ものストラテジーがひしめいており、トレーダーに選ばれることをサーバーの中で静かに待っています。

この文章では、通常のマニュアルや説明書には掲載されていない、ミラートレーダーのストラテジーの選び方、使い方、参考になる知識など、一歩進んだミラートレーダーの使い方について説明します。文章を読んでいただくことで『ミラートレーダー』攻略の第一歩を踏み出していただきたいと考えています。

文章は、会話形式のQ&Aとなっておりますので、気になる箇所から読み進めていただけるようになっています。

ミラートレーダーの機能を使いこなして、納得の行くストラテジー選択とポートフォリオ形成のスキルをマスターしていただき、新しいタイプの資産運用にチャレンジしてください。

システムトレードの基本

Q. なぜシステムトレード(自動売買)を行わなくてはならないのでしょうか?

A. ミラートレーダーのようなシステムトレードには、従来のような裁量トレード(マニュアルトレード)との大きな違いがあります。

それは一体何でしょうか?この点をしっかり理解しないでシステムトレードを始めてしまうと『勝てるストラテジーが無い』、『少しやってみたが、負けてしまった。システムトレードは儲からない』と直ぐに投げ出してしまうことになってしまいます。

例えば「もっと儲けたいという思いから、利食いのタイミングを逃しいつの間にか損をする」「今は損しているがいつか利益につながるかもしれないと思い、損切りのタイミングを逃しロスカットされてしまう」といったトレード経験はお持ちではないでしょうか?これを『バイアス』と言います。人間にはバイアスという思考の『偏り』があり、このバイアスは自分の間違いを素直に認めることはできません。裁量トレーダーであればこのような経験が一度や二度はあるはずです。

人間とは弱いもので、このようなバイアスがつきまとう裁量トレードでは、損切りできず一発退場するトレーダーや、含み損を抱えたままポジションを塩漬けにするトレーダーは、これまでも多かったですし、これからもその割合は減ることは無いと考えられます。

システムトレードの目的は「人間のバイアスをできる限り排除し、安定的で継続的な投資を目指す」ところにあります。具体的には、システムトレードを手法として取り入れることで、バイアスに左右されずに一定のルールに基づいた利食いや損切りを行うことが可能となります。

これにより、大きく儲けることもないかもしれませんが、大きく損をするリスクを最小限に減らし息の長い投資を行うことを目指せます。この事実は統計データに現れており、システムトレードのメリットを裏付けています。

開始準備編

Q. ミラートレーダーを始める前(ストラテジーを選ぶ前)に決めておく事は何でしょうか?

A. 大変ベーシックな指摘になりますが、ご自身の①資産の把握、②投資可能資産の決定、③リスク許容額の決定、④投資スタイルの決定が必要となります。

①は良いとして、②投資に回せる資産(主に預貯金となりますが)、及びその中でFX投資に回せる資産の額を決めてください。

次に③リスク許容額を決めます。これは最悪投資で失っても心理的に許容できる金額です。生活に支障が出る金額であってはいけません。

最後に④投資スタイル、すなわち積極運用か安定運用かを決めて頂く必要があります。どちらにするかで、レバレッジの掛け方、資金管理の仕方、ポートフォリオにいくつストラテジーを入れ、何ロットで取引するか、が決まります。

Q. デモをやっているのですがなかなか勝てないのはなぜでしょうか?

A. そもそもデモ口座の有効期間は、1ヶ月という短期間です。システムトレードの場合、中長期で見ることが多いので、初月の資金のドローダウンが、たまたまなのか、自分の投資行動に問題があるのか、見分けるのは難しい面があります。

とはいえ、やはりデモ口座での仮想売買でさえうまく行かないようだと、不安になるのも理解できます。そこで強いて勝てない原因を考えてみると、以下の3点が考えられます。

①ストラテジーの選び方
7日間、14日間など、短期の成績でストラテジーを選んでいる、Tスコアが高いストラテジーを選んでいる、勝率の高いストラテジーを選んでいる、最大ポジションが4のストラテジーを選んでいる、最大ドローダウンが小さいストラテジーを選んでいる、のいずれかだと思います。

これらは一見良さそうですが、反面マーケットに過剰に適応しており、現在の成績がピークであり、今後は落ちていく可能性が高いという弊害もあります。

②ポートフォリオの組み方
前項①とも係わりますが、同じ傾向のストラテジーばかりを選んでいないでしょうか?

ポートフォリオは、相関性を低める=異なる性質のストラテジーで組むことが重要です。詳しくはポートフォリオの項目をお読みください。

③資金管理
自分が気に入ったストラテジーに大きな取引ロットを設定して取引していないでしょうか。

大きなロットで取引すると、勝つときは大きく勝ちますが、負けるときは大きく負けます。しかもそのドローダウンは、通常1ヶ月という短期間では回復できません。

よって1ヶ月のデモ期間では、1回の大きなドローダウンで、結果的にマイナスということになりがちです。ストラテジー数は多く、ロットは小さく、というスタンスで資金管理を行なってください。

上記3点のいずれかに、バランスを欠いている可能性が高いです。バランスを修正する近道は、システムトレードに関する知識をインプットすることと、試行錯誤の経験を積むことの2点です。

デモ口座で勝てるようになれば、自信が付くと思いますので、自分のミラートレーダーの運用方法に自信が持てるまで、デモ口座での練習を行なってください。それは一見遠回りなようでも中長期的には無駄な時間にはならないと思います。

ストラテジー選択編

Q. ストラテジーの中身が分からないのに売買するのが怖いのですが。

A. 皆さんが、消費者として商品を買うときのことを想像してください。自動車を買うときは、パンフレットを見てスペックを確認し、試乗して買います。パソコンを買うときにはネットでスペックを確認して買います。スーパーでチョコレートを買うときには、味や特徴の説明や原材料の記載を見て買います。

自動車を解体してパーツを再度組み立ててから購入することも無いですし、パソコンの部品を秋葉原で買ってきて、1から組み立てることもごく一部の人しか行いませんし、チョコレート工場に行って製造工程を確認してからチョコレートを買うこともありません。

それでも消費者は、それらのスペックを信用して、日常的には自動車のブレーキが効かなくなることを心配せず自動車に乗っていますし、パソコンのデータが消えてしまうことを心配せずにパソコンを使っていますし、食中毒の心配をせずチョコレートを食べています。

ストラテジーもこれと全く同様です。中身の構造を心配するよりも、スペック=ストラテジーのパフォーマンスを利用者目線で評価する『目利き力』が重要です。そして成績が悪化したストラテジーは直ぐにポートフォリオから外すという管理が重要です。

Q. 500以上もあるストラテジーから、どうやって自分にあったものを選べば良いのでしょうか?

A. これはトレーダーの皆さんから、一番多く受ける質問です。

この文章は『ストラテジー攻略』ですので、まずはこの点について基本的な部分を解説します。

このストラテジーの選び方なのですが、例として聞いてください。なぜなら皆さんがミラートレーダーを使っていけばいくほど、自分なりのこだわりの選び方がきっと出てきます。これがベストな選択方法ではないということをご了承ください。

まずミラートレーダーの『ストラテジー』タブを押し、カスタムフィルタを表示させてください。ここから細かく選んでいきます。

『条件の追加』というオレンジ色の文字のところを押すとストラテジーを選択するための色々な項目が出てきます。ストラテジー名、通貨ペア、損益、pips、最大ドローダウン、最大ポジション、Tスコア、総取引回数、リスクリターン率、勝率、損益(ドル)と出てきます。

そこで、まずストラテジー選びの際に必要ないものをお話しておきたいと思います。なぜかというと画面の制約上、お使いのPCの画面の大きさによって選べる項目が限られてくるからです。

小さい画面のパソコンをお使いの方は2つか3つしか条件が表示できないですし、解像度が高いパソコンをお使いの方は5つぐらい項目を選べます。ということで、あまり使わなくていいと思われるものをご説明しておきます。

『条件の追加』を押していただいて、『ストラテジー名』、これはチェックを外してください。最初は不要です。『通貨ペア』もチェックが入っていたら外してください。

『損益』も最初は外してください。『損益』が一番大事なのですが、損益が大きいもの順に最終的には選ぶので、これはご心配なさらなくても結構です。

『最大ドローダウン』はチェックを外してください。『最大ポジション』これもチェックを外してください。『Tスコア』、これはチェックを外してください。次に『総取引回数』にチェックを入れてください。『リスクリターン率』、これもチェックを入れてください。

『勝率』は外す場合もありますが、今回は入れてみましょう。『損益(ドル)』もチェックを外してください。

これで『表示』ボタンを押すと、次は『期間』を選ぶことになります。これは取り除けない項目です。ここまでをまとめると、期間の項目以外に、総取引回数、リスクリターン率、勝率と全部で4つの項目が表示されます。

お使いのパソコンのディスプレイの制約上、全部が表示されない場合は、いくつかを除いて行なってみたください。

ストラテジーの選び方まず、『期間』から選ぶ必要があります。これはビギナーの方は中期をおすすめします。24ヶ月等の長期で選択すると、最大ドローダウンが大きいストラテジーが選ばれることになり、ビギナーは心理的に取り扱いが厳しいと思われます。また7日間や14日間等の短期でストラテジーを選択すると、偶然最近調子のいいストラテジーが選択対象に入ってきてしまいます。

そこで、『中期』といいますと、60日、90日、180日のいずれかが良いでしょう。今回は180日(6ヶ月)の成績で選んでみます。

次に『総取引回数』、これは50回以上のものを選びましょう。半年間で50回以上、ある程度の取引回数があるものですね。

『リスクリターン率』は、まずは3以上で試してみましょう。リスクリターン率というのは、分母がリスクで分子がリターンです。 リスクが少なくてリターンが大きい方が良いストラテジーです。『リスクリターン率』が3とは、リスクが1でリターンが3、約分すると3となります。今回はこの条件で選んでみます。

最後に『勝率』です。勝率は、最高の90%以上で選んでみます。

これでストラテジーが何本選ばれるか、試してみましょう。ここで選ばれた本数次第で、条件を厳しくしたり、緩めたりしてストラテジーを選びます。

例えば、先ほどの条件で、ストラテジーが1本しか出ない場合、条件を緩めてあげて、リスクリターン率を『1.5−3』などとします。

そして、気に入ったストラテジーは、星のマークにチェックを入れて、ウォッチリストに入れます。このようなステップで、ストラテジーを選びます。

Q. ストラテジーの最大ドローダウンは少なければ少ないほど良いのでしょうか?

A. 確かに最大ドローダウンが少なければ少ないほど良いという考え方が一般的です。しかし統計上は、最大ドローダウンが少ないストラテジーは、利益額も少ないという反比例の傾向にあります。すなわちリスクとリターンは比例しています。

よって最大ドローダウンは、必ず0ということではなく、ある程度は許容するのが一般的なシステムトレードの取引方法です。

1,000通貨単位で取引できますので、1取引あたりのロット数を大きくしなければ、最大ドローダウンの許容範囲が広げることができるでしょう。

具体的には、1万通貨での取引では、最大ドローダウンが−200pipsまでしか許容できないトレーダーでも、1,000通貨での取引であれば、−2,000pipsまでの最大ドローダウンを許容できます。

これは中長期でポートフォリオを運用する場合には、最大ドローダウン回復後の利益の伸びを享受できることになり、トレーダーのアドバンテージになります。

Q. 長期間にわたり安定して勝てるストラテジーを見分ける方法はありますか?

A. まずストラテジーの成績を見る期間を長くとりましょう。一番長いものでは、『開設以来』の成績を見ることができます。

ストラテジーカードを開いて、上側にストラテジー名の右隣の2つ目のボックスにストラテジーの成績を見る期間を選ぶことができる項目があります。

ストラテジーの成績そこから『開設以来』というところを選んでください。すると、取引開始日から何回取引したかとか、pipsの合計なども表示されますし、その他の統計もこのストラテジーカードに表示されます。

安定して勝っているかどうかが一目でわかるのはこの開設以来のチャートの損益曲線を見ていただくことです。これができればなめらかな右肩上がりになっているかどうか、ここがポイントです。

あとは他のストラテジーの選び方と似てくるのですが、最大ドローダウンの大きさや、平均損失の大きさ、そしてストラテジーカードの『チャート』タブの『ストラテジーの損益曲線』のページの下のオレンジ色の下向きの棒グラフを見ていただいて、『最大評価損失』すなわち含み損の幅を見るようにしてください。これで長期に安定して勝っていて、かつリスクも低いものを選ぶことができます。

もう少し詳しくストラテジーの成績を見たい方は、ストラテジーカードのストラテジーの取引履歴から、1回ごとの取引記録をすべてExcelにエクスポートしていただけます。

時間がかかると思いますが取引履歴を一つ一つ見ていって、ストラテジーに異常な取引がないかをチェックするというのが最も堅い方法、長期にわたって安定したストラテジーかどうかを判断する方法になると考えられます。

Q. リスクの少ないストラテジーの選び方はありますか?

A. リスクの少ないストラテジーのポイントには次の5つがあります。

最大ドローダウン数①最大ポジション数
リスクを減少させるには、最大ポジション数が1のストラテジーを選びましょう。

最大ポジション数が4のストラテジーは、リスクが4倍となります。またストラテジーをポートフォリオに組み込む際や、組み込んだ後の変更設定で、最大ポジション数を1に設定することにより、最大ポジション数が4のストラテジーもリスクを減らした上で利用可能です。ストラテジーカードの『統計』ページで見ることができます。

②最大ドローダウン
ストラテジーの最大ドローダウンが少ないこと=リスクが低いことに直結しています。 ストラテジーカードの『統計』ページで見ることができます。

③最大損失
1トレードあたりの最大損失の大きさです。これが大きいか小さいかを見ます。最大損失は、大きいストラテジーでは−300pipsのものもありますし、小さいものですと−100pips以内というストラテジーもあります。

最大損失というのは、例えば、過去一年間そのストラテジーで取引していて、負けた取引の中の一番大きい負けですので、1回の負けトレードで最大どれぐらい損失があるかのリスクを測る目安になります。ストラテジーカードの『統計』ページで見ることができます。

④平均損失
負けたトレードを全部集めて、その平均を計算したものです。−200pipsなのか、−50pipsなのか、ということを見て、他のストラテジーと比較してリスクを考えます。ストラテジーカードの『統計』ページで見ることができます。

⑤最大評価損失
ストラテジーカードの『チャート』タブの『ストラテジーの損益曲線』というページを見ていただくと、上側に緑や赤で損益曲線が出ています。その損益曲線の下の部分に『最大評価損失』という下向きのオレンジ色のグラフがあります。

『最大評価損失』というということはポジション保有期間中の『含み損』になります。いくら勝率が高いストラテジーでも、『含み損』が大きいストラテジーは、1回のトレードでドーンと負けることがあります。

更に悪いことに、最大ポジション数が4のストラテジーの場合は、最大で−300pips×4ポジション分という大変痛い損失を被ることとなりますので、オレンジ色の下向きのグラフを見て頂く習慣を持っていただければと考えます。

そもそも『最大評価損失』が大きいストラテジーは、含み損をかかえて、ポジションを我慢して持っていて、ちょっと利益が乗ったらすぐ決済する、というトレードの傾向があるストラテジーです。

以上の5つのポイントを総合的に見ることで、リスクの少ないストラテジーを選ぶようにしてください。

Tスコア編

Q. Tスコアの見方がよく分からないのですが…

A. Tスコアの見方についてお話しします。
特に初心者の方に多いのですが、Tスコアの高いものからポートフォリオに入れて、その結果うまくいきませんでしたというケースが非常に多いです。なぜそうなるかといいますと、Tスコアが高いということは今現在成績がピークに来ているということが非常に多く、特にTスコアが9以上のものは、直後にドローダウンが起こりやすい、落ち込みやすい、調子を崩しやすいという傾向にあります。

ですので、Tスコアが9以上のストラテジーは、逆にこれから落ちる可能性があると警戒していただくぐらいで丁度良いと思います。むしろ9以外のTスコア、8、7、6、5くらいまでを選択対象に入れていただくと、良いストラテジーが見つかる可能性が広がります。

Q. Tスコアに基づいてポートフォリオを組むことは有効でしょうか?

A. Tスコアが高いストラテジーばかりを集めてポートフォリオに組み入れると、結局その選択時のマーケットにフィットしたものばかりを集めるということになって、相関性が高くなります。

相関性の高いストラテジーストラテジーでポートフォリオを組む場合には、相関性が低くなるように組むのが基本となります。相関性が低くなるようストラテジーを集めて一つのポートフォリオという『チーム』に入れなければなりません。

これを野球で例えると、仲の良い人同士、波長があった人同士でチームを組んでもうまくいかなくて、むしろ普段けんかをしているような人達、ストラテジーが集まってチームを組んだほうがリスク体制に強い、色々な場面で勝ち抜けるという傾向にありますので、Tスコアの観点からストラテジーを選ぶとすると、9以上のストラテジーばかりではなく、9未満のストラテジーも意識してポートフォリオに入れるくらいがちょうどバランスが取れると考えています。
仲が悪いストラテジーの方が良い

ウォッチリスト編

Q. ウォッチリストからポートフォリオにストラテジーを移行するタイミングは?

A. まず、ミラートレーダービギナーにお勧めなのが、いきなりポートフォリオにストラテジーを入れて実際に運用する前に、ウォッチリストを活用することをお勧めします。

ウォッチリスに入れるストラテジーは、何本でもOKです。そして、少なくとも1~2週間様子を見て、自分が想定した動きをしているかどうか、『動き』というのは『損益』なのですが、利益確定の幅や、損切り、ロスカットの幅がこれまでどおり動いているか、あるいは勝率も維持しているか、を確認します。

勝率も過去のパフォーマンス通り、自分が見ている期間中もそれほど変わらない勝率を維持しているかということをウォッチリストで見てくわけです。

ウォッチリストはもともと野球で言うと練習試合の場ですので、その練習試合できっちり成績を出しているかということを見ていきます。

このストラテジーが練習試合でもきちんと成績を出しているという場合は、ライブ取引であるポートフォリオに組み入れていただきたいのですが、ポートフォリオに昇格させるきっかけというのが、あらかじめ自分が決めた期間、1週間でも2週間でもいいと思うのですが、その期間中に想定した動きをしているかどうか。

例えば、最大損失が100pipsのストラテジーが自分がウォッチしている期間中に-150pipsや-300pipsの損失を出してしまうという事象が起こった場合は、ポートフォリオに移しては駄目です。

逆に自分がウォッチリストで見ている期間中にも、最大損失が100pips以下であったという場合は、ストラテジーが期待通りの動きをしているということで、ポートフォリオに移して良いということになります。

セミオート編

Q. セミオートを利用する際に、どうやってそのシグナルをミラーするかを決めれば良いでしょうか?またシグナルが複数のストラテジーで同時に出てくる場合もありますが、その場合はどのように見極めるのが良いでしょうか?

A. セミオート機能を使用するためには、ライブシグナルのエリアでシグナルが出ることを待つ必要があります。待っていて、シグナルが出てきても、出ている時間はたった30秒間です。そのシグナルをミラーするかどうかを決めるには瞬発力が必要です。

セミオートでの取引瞬間的に決める必要があるので、それほど多くの要素を検討する時間はありません。そこであえて1つだけ優先順位が高いものを決めるとすると、1ヶ月間の損益曲線となります。ストラテジーの損益曲線が滑らかな右肩上がりであることが、直近の成績が良好であることを表しています。

セミオート機能は、1回限りの半自動売買機能です。野球で言えば代打です。よって、ここ1ヶ月間調子の良いストラテジーは、今回の1回の取引=代打でうまく打ってくれる期待値が高い、だからミラーするという前提に立ちます。

また複数のシグナルが同時に出てくる場合もあります。特に時間足や分足が更新される場合です。その中で何を選択すれば良いか迷うと思いますが、これもやはり損益曲線が最も滑らかなものを選ぶということで良いと考えます。

Q. セミオートでポジションを持った後、自分の裁量で決済したほうが良いか、ストラテジーに任せた方が良いか、どちらでしょうか?

A. セミオートは様々な利用方法があります。シグナルをミラーして1回限りの半自動売買を行なっていただいてもOKですし、シグナルはあくまで参考で、シグナルの動向を見て裁量トレードのポジションを建てる方も多くいらっしゃいます。

セミオートでポジションを持った後、自分の裁量で決済したほうが良いか、ストラテジーに任せた方が良いか、ということですが、これはご自身のトレードのスタンスによります。裁量トレードとシステムトレードのスタイルを併用されている方は、裁量で決済してもよいでしょう。また建っているポジションにストップやリミットを入れることもできます。

システムトレードがメインの方は、ポジションのクローズもストラテジーに行わせるのが良いでしょう。これまでのパフォーマンスを見て選んだわけですから、今まで通りにストラテジーが取引することを期待することになります。

ポートフォリオ編

Q. ストラテジーの一つ一つの選び方は分かりましたが、それらをどう組み合わせてポートフォリオを組んだら良いのか分かりません。

A. 例えば一つの通貨ペアを決めてその中からストラテジーを選ぶのか、あるいは通貨にこだわらずストラテジーを選んでいいのかということなのですが、これもポートフォリオを組むという観点から言うと、なるべく相関性の低いものを選べという原則があります。

ポートフォリオストラテジーは、できるだけ性質の異なるものを選ぶ。ということは通貨ペアもなるべく分散してポートフォリオを組んでいただいたほうが良いでしょう。

例えば、ポートフォリオに組み入れている50本のストラテジーが、全部ドル円のストラテジーではどうでしょうか?これでは、ポートフォリオ全体がドル円のマーケット環境の影響を受けてしまい、ポートフォリオを組んだ意味が無くなります。これでは駄目で、極力通貨ペアもバランスよく分散させてください。

ストラテジーももちろん同じものばかりを選ばないで、分散するようにしてください。

パイチャートそこで、きちんとリスクを分散できているかをグラフで見る方法があります。ポートフォリオタブに『パイチャート』というものがありまして、ポートフォリオ組み入れ比率が、通貨ペアに円グラフ(パイチャート)で表示されます。このパイチャートが等分の角度で色が分かれているかというのが一つ。

ピザパイの一切れ一切れの大きさが、同じであるというイメージです。ご自分で円グラフを見て、きれいに分布しているかご覧下さい。

また、このパイチャートは、ストラテジー別ボリュームのパイチャートというものに切り替えられます。通貨ペアと同じように、ストラテジーも分散されているかどうかを一目で見ることができます。

Q. ストラテジーをポートフォリオから外す時期の見極め方は?

A. フォレックス・ドットコムでは、1,000通貨で取引できますので、トレーダーの皆さんの多くは、かなりの数のストラテジーをポートフォリオに入れることになるでしょう。またそれがリスクを分散することになり堅実な運用につながるので良いことです。

しかし、ご自分なりに熟慮してストラテジーを選択し、ポートフォリオに入れて運用を行なっても、その後どうしても負けが続いて調子を崩すストラテジーが出てきます。

よって、トレーダーの皆さんは、ポートフォリオの中のストラテジー管理が、運用中には大変重要になってきます。その中でも特に重要なのが、損失を生んでいるストラテジーをどの時点でポートフォリオから外し、ストップするかという点です。

ポートフォリオから外し、ストップするでは、具体的にどうすれば良いかというと、様々な方法がありますが、一番シンプルな方法は、最大ドローダウンを超えたらポートフォリオから外すという方法です。

調子が悪くなったストラテジーが過去の最大ドローダウンを超える場合、過去の一番悪かった成績より更に悪いということですから、特にエクセルを使って改めて計算する必要もなく、トレーダーの決断としては非常にシンプルかつ客観的な基準となります。

最大ドローダウンを更新した時点で、ストラテジーを一時停止にするか、ポートフォリオから取り下げるか。野球で言えば一軍のチームから外すということですが、それを自分自身で決めることになります。一番良くないのが、最大ドローダウンを更新しても放置すること、及びそれに気づかないことです。

気に入っているストラテジーをストップすることには、迷いが伴います。そのストラテジーが復調して今までの損失を取り返してくれるのではないかと。しかしその期待は多くの場合裏切られます。

それよりは調子を崩した段階でそのストラテジーを一旦ポートフォリオから外してしまって、次の新しい調子の良いストラテジーをカスタムフィルタから自分の決めた条件で再度選んでくる、という姿勢が良い結果を生むと考えます。

ストラテジーのカスタマイズ編

Q. ポートフォリオに入れる各ストラテジーのポジションに損切り(ストップロス)ラインを決めておく必要がありますか?

A. まず、各ストラテジーのポジションにストップロスを入れる方法をお知らせします。

ポートフォリオにストップロスポートフォリオに入れたストラテジーの右側に『スパナ』マークのアイコン『資金管理を変更する』があります。このアイコンをクリックすると『ストラテジーを変更』するという黒いウインドウが立ち上がります。

そのウィンドウ内の『アドバンス』という項目を押すと、『ストップ』(逆指値注文)や『リミット』(指値注文)を一つ一つのストラテジー毎に設定することができます。

トレーダー自身は、ポートフォリオを監督するファンドマネジャーのような立場なわけですから、自分自身でストラテジーのストップやリミットを決めていただくのは問題ありません。ただ一つ言えるのは、この機能を設定することで、ミラートレーダーの成績と、ご自身で運用しているポートフォリオのストラテジーの運用成績にずれが生じることにご注意ください。

自分でストップやリミットを設定した記録というのは自分の取引履歴には残りますが、ストラテジーを選ぶ、スマートフィルタ、カスタムフィルタから見ることができるストラテジーカードには反映されません。

活用法としては、例えば、そのストラテジーの過去の最大損失が150pipsでしたら、その数字でストップを入れます。そうすると、そのストラテジーの各取引の損失は、今後その過去最大損失を超えることはないということになります(もちろんスリッページが発生し、ある程度のずれが発生する可能性はあります。)。但し、この場合は、ストップロスを適用するので、ストラテジーの勝率は下がるということです。

同様に、ストラテジーにリミットを設定しておくと、設定した数値まで利益が伸びれば着実に利益を取れ、勝率も上がりますが、そこで利益確定しなければ得られていたであろう大幅な利益も得られなくなります。

判断が難しいところですが、勝率は下がっても自分でストップを入れ、より大きな損失を回避したいと決断される場合にはご利用いただきたい機能です。

資金管理編

Q. ミラートレーダーで運用するための最低資金はどれくらい必要ですか?

A. 選択したいストラテジーの数とそのリスクによります。

フォレックス・ドットコムの場合は1,000通貨単位で取引ができますので、大雑把な目安としては証拠金1万円で1ストラテジーを選んでいただけるかと考えます。

例えば、証拠金を30万円入金されれば、30ストラテジーを選んでいただき、最低取引単位の1,000通貨で取引していだだくということが可能になります。

その根拠は、ミラートレーダーで利用できる500種類以上のストラテジーの統計を分析した結果、12ヶ月という期間では最大ドローダウンが1,000pips以下のストラテジーが多く、ひとつのリスクの目安になるためです。

仮に1ドル=100円で換算すると、1,000通貨でドル円の取引を行うと1pipsの動きが10円の動きとなります。すると1,000pipsだと1万円の動きとなります。

ポートフォリオにストラテジーを入れた上で、最大ドローダウンの値でストラテジーをストップする設定にしておけば、そのストラテジーが単独で1万円ぐらいの損失を出してしまったらその時点でそのストラテジーはストップするという運用方法です。

ストラテジーを数多く自分のポートフォリオに組み込むことで、リスク分散になります。ポートフォリオ全体としては、例えば30本なり50本なりのストラテジーをポートフォリオを入れておいても、それらのストラテジーが『同時に』最大ドローダウンを喫するということは、ほぼ確率的には考えにくいですので、ストラテジー1本につき1,000通貨単位で取引することを前提に、ストラテジー1本につき1万円という証拠金を用意してトレードを行うということになります。

目安としては、最低30万円から50万円程度の資金で、1,000通貨単位で30本から50本のストラテジーを運用していただくことで、かなりのリスク分散となります。

なお、ミラートレーダーの全世界の統計としては、資金量とパフォーマンスは比例しています。

Q. ミラートレーダーを使っていくにあたって大きな損失を喫しないトレードを行うにはどうすれば良いでしょうか?

A. 答えは非常にシンプルです。一回一回のトレードの単位を小さくするということです。

ストラテジーが100pips負けるとしても、それが10万通貨で取引していた場合と、1,000通貨で取引していた場合では、損失が100倍異なります。例えば、50万円の証拠金で10万通貨単位取引するというのはシステムトレードとしてはリスクが高すぎます。

Q. 1,000通貨で取引する場合、リスクが減少する分、リターンも減ると思いますが、その場合、どのように利益を上げるトレードを行えるのでしょうか?

A. 1,000通貨での取引を行うと、リスクが減少する分、リターンもそれに比例して減少しますので、資金効率を上げてリターンを狙うには、その代わりに取引回数を多くする必要があります。

50万円の証拠金で1,000通貨単位で数多くの取引をちょこちょこ24時間トレードするということは人間だったら時間的にも体力的にも不可能なのですが、ミラートレーダーのような自動売買ならではの細かく、数多くという取引手法を上手に活用するということが、大きな損失をしないトレード方法となります。

これは昔からの相場格言で言われていることですが、一つのトレードに大きなポジションを取ってはならないというのが非常にシンプルな回答です。

ご自分でミラートレーダーでの運用、資金管理に自信を持てるようになるまでは、まずは1,000通貨、2000通貨単位での取引が良いと考えます。

終わりに

『ミラートレーダーストラテジー攻略法』いかがでしたでしょうか?これまでミラートレーダーにかかわってきた経験を元に、少し言い過ぎたかな?という点もありましたが、現時点でのベストと考えているテクニックを書かせていただきました。

ミラートレーダーが金融取引プラットフォームとして革命的なのは、過去のシステムトレーダーが膨大な時間とコストを費やしてきた作業、すなわち『優れたストラテジーの調達や検証、パソコンを24時間セットアップしてのシグナル配信』という部分を全て解消させ、スキップさせた点にあります。これらは全てミラートレーダーの中に既に揃っています。

これによりシステムトレーダーは、これまでに見過ごされてきた『ストラテジーの選択、ポートフォリオ構築、資金管理』という、通常の個人システムトレーダーが一生かかってもたどりつけなかったゴールラインを、最初のスタートラインとして持つことができるようになりました。

ミラートレーダーでは『ストラテジーの選択、ポートフォリオ構築、資金管理』に集中することで、よりリスクを的確に管理し、リターンを追い求められる、機関投資家並みの資産運用が可能となったのです。

ミラートレーダーは、これからも世界中のユーザーの声を聞き、機能をグレードアップしつつ、どんどん進化していきます。

この文章がミラートレーダーユーザーのトレードスキルのステップアップに少しでもお役に立てれば幸いです。

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