第3回 取引注文の操作

第3回 取引注文の操作

注文のステータス

基本となる注文の種類は3つで、成行注文、指値注文、逆指値注文でした。

成行注文の場合はすぐに取引が成約となります。これを「約定した」といいます。

またはトレーダー用語的には「ダンになった」ともいいます。

その一方で指値注文と逆指値注文は指定した値段まで相場が動かないといけないので、しばらくは未約定のままとなります。

自分の出しておいた注文が約定されているかどうかは「注文確認」の画面で確かめることができます。

注文のステータス

注文確認の画面は取引業者によって表示形式は異なりますが、自分がトレードを進める上での必要な情報はすべて揃っているはずです。

まず何よりも大事なのは注文のステータスです。自分が出した注文が今、どうなっているかを確かめます。

この図1にある「F」というのは、出してあった注文がすでに約定済みであるということです。

「W」というのは発注中だということなので、今は約定になるのを待っている状態です。

「P」というのはパーシャル・ダン、すなわち出していた注文の一部が約定になったが、残りがワーキング中だということです。

これは滅多にありませんが、一部だけが出来ている状態ということもあります。

「C」はキャンセル済みです。「R」は何らかの理由で出した注文が受付されなかったことを示しています。

注文を出していないのと同じということです。これらが基本のステータス表示ですが、他の種類があるかもしれません。

表現の仕方は取引業者によって違いかもしれませんが、この「F」から「R」までの基本の考え方は押さえておきましょう。

そして表示が不明であれば、取引業者に直接、質問してみるのがよいです。

注文の出し入れ

発注している最中の注文は変更したり、取消ししたりできます。

注文確認の画面などから該当する注文を選んで、「変更」や「取消」を選べばよいだけです。

変更する場合には、出てくるポップアップの画面に向かって、自分が修正したい場所を直して送信します。

注文変更の画面

注文を変更したり、注文そのものの取消しをした場合は、必ずその後にステータスを確認しておく習慣をつけておくようにしましょう。

ステータスの画面を見て注文内容が修正されていなかったら、正しく送信されていないかもしれないのです。

その場合は、もう一度やってみるしかありません。

ともかく取り消したつもりでもネット上で注文が残っていれば、自分の意識していない取引をやってしまうことにもなりかねません。

これは避けなければいけないところです。

制限時間

注文には制限時間というものがあります。

何も指定しなければ「セッション終わりまで」がデフォルトで設定されていることが多いようです。

これはデイオーダーともいいます。

セッションの終わりというのは、マーケットの区切りの時間であり、これは金融商品によって違っています。ドル円やユーロといったFXの世界では、ニューヨーククローズまでとなります。

日本時間での早朝です。

注文の制限時間

日経先物のような日本の取引所の金融商品であれば、1日の区切りは2つに分かれており、レギュラーセッションとナイトセッションに分かれます。

昼間か夜間かと言うことです。デイオーダーを選ぶと、レギュラーセッションの終わりまでか、もしくはナイトセッションの終わりまでとなります。

これは注文を出した時間帯が、どちらのセッション内だったかによります。

レギュラーセッションで出してあった注文は東京時間の15時過ぎにいったんは自動的にキャンセルされるので、もしもナイトセッションでも注文を有効とするためにはナイトセッションからまた注文を出し直さないといけません。

でも約定するまで、ずっと注文を出しっぱなしにしておきたいという場合があります。

これにはGTCを選びます。GTCというのは「Good till cancel」の略なのですが、「最終営業日まで」とも表記されます。

この他にも「寄付のみ」とか「引けのみ」などという時間制限の注文形式が様々あります。

関心のある人はどう使うのかを調べてみてほしいのですが、とりあえずはデイオーダーとGTC注文があれば、ほとんどのケースで対応可能です。