銀行員が解説!バイナリーオプションの税金でバレる理由はたった1つ

バイナリーオプションの税金について徹底解説

この記事で解決できるお悩み
  • バイナリーオプションの税制について知りたい
  • FXと損益通算はできるの?
  • バイナリーオプションの税金のお得情報は?

 といった悩みを解決できる記事になっています。


この記事で解説する「バイナリーオプションの税制」を理解すれば、初心者でもFXとの損益通算や損失の繰越が正しくできます


なぜなら、私もこの方法でバイナリーオプションの税制について知り、正しく確定申告したいという悩みを解決できたからです


それでは、まずは「バイナリーオプションの税制のポイント」について紹介します。(会社にバレない方法は記事後半)

海外・国内のバイナリーオプションで税金事情が異なる

【税金】海外と国内のバイナリーオプション

バイナリーオプションの儲けは、海外は雑所得(総合課税)、国内は申告分離課税として扱われ、税金の計算方法が違います。


一定の金額を境界線として、総合課税の方が申告分離課税よりも税率が高くなります。


また、国内の損失なら以後3年間にわたって繰り越せるなどのメリットもあります。

バイナリーオプションの税金がかかる条件

給与所得がない+雑所得が年間38万円超

バイナリーオプションにかかる税金は、以下の2パターンがあります。

サラリーマンの場合

バイナリーオプションで1年間(1月1日~12月31日)に20万円以上稼いだ場合

給料をもらっていない人(専業主婦や専業トレーダーなど)の場合

バイナリーオプションで1年間(1月1日~12月31日)に38万円以上稼いだ場合

海外のバイナリーオプションの儲けも、税金がかかる条件は国内と同じです。

国内バイナリーオプションの税金

【税金】国内のバイナリーオプション

 国内のバイナリーオプションの税金には、下記の6つがあります。

  1. 申告分離課税
  2. 税率
  3. 税金の計算方法
  4. 損失の3年間の繰越
  5. 場合の他の金融商品との損益通算
  6. 税金の支払い方

その中でも国内で納税する際にかかる税金は、「申告分離課税」なので下記で詳しく解説します。

国内:申告分離課税とは

国内では、「申告分離課税」と呼ばれる方法により課税されます。


申告分離課税とは、サラリーマンやパートタイマーの給料などの「総合課税」される所得とは分けて税金を計算する仕組みです。


他に申告分離課税される所得としては、不動産や株の売却益、株の配当、FXの利益などがあります。


※詳しくは国税庁のHPの解説を参考にしてください。

国内バイナリーオプションの税率とは?

国内バイナリーオプションの税率とは?

国内のバイナリーオプションの税率は金額に関係なく「20.315%」です。


そのため、利益から経費を引いた金額の約「2割」が税金で持って行かれます。


【具体例】取引で60万円稼ぎ、経費に10万円かかった場合

(60万円-10万円)×20.315%=115,750円
※経費の例:セミナー参加料やタブレット代など

国内バイナリーオプションの税金の計算方法

税金の計算方法を知りたい!

という方向けに、税金の計算が簡単にできるシステムを作りました!


以下の税金自動計算機を利用すると税金がいくらか簡単に計算できるので、ぜひ活用してみましょう。

税金自動計算機

国内バイナリーオプションの場合、3年損失繰越ができる

国内業者をしようしている場合、1年間を通して利益がマイナスの場合でも申告をした方がお得です。


なぜなら、損失は3年間繰り越しができるので、税金の課税対象額が減らせるからです。

下の表を使って、具体例を紹介しますね。

バイナリーオプション 3年繰越

例1の場合
差額の10万円が所得としてみなされるので、2年目に40万円ほど得する

例2の場合
差額がマイナスなので税金の対象にはならない

例3の場合
差額がないので税金の対象にはならないので、3年目により得する

国内の場合、他の金融商品との損益通算が可能

 国内の儲けは、他の金融商品の損失と通算可能です。


他の金融商品の具体例は、「FX、くりっく365、CFD、商品先物、日経225先物、TOPIX先物」などです。


バイナリーオプションで50万円稼いでも、FXで50万円損していれば、プラスマイナスゼロで税金はかかりません


同じように、海外同士も損益通算が可能ですが、国内と海外は税金の種類が異なるため通算はできません

国内バイナリーオプションの税金の支払い方

国内バイナリーオプションの税金の払い方は次のとおりです。

  • 確定申告書を作る(ネットで作成または税務署で聞きながら作成)

     

  • 自宅の最寄りの税務署に確定申告書を提出する

     

  • 銀行振込や口座引き落としなどで納税

ちなみに、海外のバイナリーオプションも同じ流れです。


期限以内に納税しないと、加算税や延滞税などの罰金が発生するので、必ず期限までに確定申告しましょう。

税金を払う際に必要なもの6つ

確定申告~納税までに必要な書類は次の6通りです。

  1. 確定申告書B(第一表・第二表)
  2. 第三表(分離課税用)
  3. 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書
  4. 年間取引報告書
  5. 必要経費を証明する書類(領収書など)
  6. 給与所得の源泉徴収票(サラリーマンのみ)

上記の1〜3の書類は税務署でもらうか、国税庁のHPで確定申告書を作れば自動で印刷されます。


また4の書類は、FX会社のサイトからダウンロードするなどして取り寄せてください。


最後に、5の書類は節税のため必要で、6の書類は勤務先から翌年1月末までに交付されます。

【海外】バイナリーオプションの税金について

【税金】海外のバイナリーオプション

海外のバイナリーオプション業者を使用している場合は、国内業者と異なる箇所もあるので、必ず下記で確認してください。


また、これから口座開設をしようと安全な国内業者をオススメしますが、気になる方は

海外:雑所得(総合課税)とは

雑所得とは、所得税法第35条で定められていて、利子や配当など、総合課税される他のどの所得にも当てはまらない所得です。


公的年金、原稿料、講演料、印税などが該当します。


なお、海外のバイナリーオプションの利益も、税務上雑所得として扱われます。


※詳しくは国税庁のHPの解説を参考にしてください。

海外バイナリーオプションの税率とは?

海外のバイナリーオプションの税率は、国内とは異なり、下記の表のように最低5%~最大45%です。

課税される所得金額税率控除額
195万円以下5%0円
195万円超330万円以下10%97,500円
330万円超695万円以下20%427,500円
695万円超900万円以下23%636,000円
900万円超1,800万円以下33%1,536,000円
1,800万円超4,000万円以下40%2,796,000円
4,000万円超45%4,796,000円

下記で具体例を紹介します。

利益が100万円の場合

100万円×5%=5万円

利益が1,000万円で、所得控除合計が153万6千円を全額加味した場合

1,000万円×33%-1,536,000円=1,764,000円

海外バイナリーオプションの税金の計算方法

海外バイナリーオプションの税金は、以下のように計算します。

  1. 課税所得=(給与収入-給与所得控除+バイナリーオプションの利益)-所得控除合計

  2. 税金=課税所得×税率 給与収入が500万円、給与所得控除が154万円

【具体例】バイナリーオプションの儲けが100万円、所得控除合計が150万円の場合


課税所得=(500万円-154万円+100万円)-150万円=296万円。


税金=296万円×10%-97,500円=198,500円となります。

海外バイナリーオプションの注意点はたった1つ

国内とは違い、海外バイナリーオプションで損しても「損失の3年繰越」と「損益通算」が使えないので、税金面で不利です。


なぜなら、海外で損が出ても、雑所得の損失は給与所得とは損益通算ができないので、節税ができないからです。


また、国内のように損失の3年繰越もできないので、将来の利益と相殺しての節税もできません。

国内と海外のバイナリーオプションで税金面で有利なのは?

国内と海外のFX会社どっちがお得?

国内の方が、「損失の3年繰越」と「損益通算」が認められている点は有利ですが、課税方式の違いにより税率の差が出るので一概には言えません。


税率20%が境界線になります。

  • 課税される所得金額が695万円以下であれば国内の方が税金は安い

     

  • 逆に課税される所得金額が695万円を超える場合は海外の方が税金は安い

バイナリーオプションの税金対策

バイナリーオプションの節税対策

節税するには、「利益から差し引く経費を増やせばよい」のですが、不必要な経費を増やしても手取りが減るだけなので、真に必要な経費だけを正しく計上すべきです。


たとえば、家賃の一部やパソコン費用、セミナーの参加料や交通費、書籍代など、「バイナリーオプションで稼ぐのに使った費用」はおおむね経費計上できます


しかし、怪しい経費を多額に計上すると、税務署から連絡が来る可能性があるので、税務署や税理士に事前に相談するとよいでしょう。

サラリーマンでも、バイナリーオプションが会社にバレない方法

サラリーマンが一番不安に思うのが、「会社に副業がバレること」だと思いますが、実は1つだけバレない方法があるので紹介します。


バイナリーオプションに関わらず、副業がバレる理由は「住民税」に関係しています。

なぜなら、会社員の年末調整にはバイナリーオプションでの利益が含まれないので、会社側に正しい税額を払えていないと通知がいくからです。


そのため副業がバレたくない方は、確定申告時に「普通徴収」で申告する方法があります。


具体的には、確定申告書の第2表の下部の「自分で納付」の欄に丸をして申請すれば、市役所から自分宛に送られてくる納付書を使い、コンビニなどで簡単に納付ができますよ。

【バイナリーオプションの税金】まとめ

稼いだお金で節税対策に取り組もう!

上記で紹介した「損失の繰越や損益通算」を実践すると、今後はバイナリーオプションの税金で悩むことは一切なくなり、合理的に節税しながら稼ぐことができます。


最後にもう一度内容を確認しましょう。

バイナリーオプション税金まとめ
  • 国内は一律20.315%の申告分離課税
  • 海外は雑所得として税率5%~45%の総合課税
  • サラリーマンの場合は年間20万円以上稼ぐと税金がかかる
  • 国内のバイナリーオプションは、「損失の3年繰越」と「損益通算」の優遇措置がある
  • 国内・海外どちらも「経費を増やす」ことで利益を減らして節税対策ができる
  • 税金がバレない方法は、住民税を「普通徴収」にして申請する

 「税金って難しそうだし、めんどくさいな」と最初は思うかもしれません。


しかし、バイナリーオプションの税金の仕組みや優遇措置を一旦身につけてしまえば、簡単に節税できるようになりますよ。