【2019年最新】トルコリラどこまで下がる?長期見通しを銀行員が解説

【アイキャッチ】トルコリラ

この記事で解決できる悩み
  • トルコリラってどこまで下がるの?
  • トルコリラ/円の見通しを知りたい
  • トルコリラを取引するメリット・注意点って?
  • トルコリラにおすすめのFX会社を知りたい

上記を解決できる記事を書きました。元大手信託銀行員のクニトミが解説しますね。


この記事で書いてある「トルコリラの今後の見通し・下落原因・トルコリラ に合った投資方法」を知れば、FX初心者でも失敗しないように高金利通貨の運用ができるようになります。


証券会社などの市場予測レポートや、市場分析をした内容を、初心者向けに優しく解説するので、最後までじっくり読み込んでくださいね。


まずはじめに『2019年5月6日のトルコリラ 下落原因』について解説しますね。

2019年5月6日トルコリラ下落原因1つ

2019年5月6日のトルコリラ 下落原因は『エルドアン政権への不安、不満が高まったから』です。


5月6日、トルコ最高選挙管理委員会(YSK)は、イスタンブールでの市長選(2019年3月末)の結果を無効にして、6月23日にやり直しの選挙を行うことになりました。


エルドアン大統領が率いる与党・公正発展党(AKP)は上記での選挙で負けており、何かしらの理由をつけて再選挙を訴えていたのですが、それが認められてしまったことに、不安感を覚えた人が多かったのでしょう。


『選挙が再度行われる』=『トルコリ政治に大きく影響する』=『トルコリラ に影響する可能性大』との見通しから、6月23日までは安定しなくなると市場は予測し、売りが強まったと考えられます。

2019年トルコリラの見通しは”ちょっとだけ”暗い

トルコリラ 不安要素

この見出しでは、2019年のトルコリラ見通しが”ちょっとだけ”暗い理由2つを解説しますね。

見通しが少し暗い理由 2つ
  1. トルコ利上げの期待感がなくなった
  2. 対米関係の悪化

理由1:トルコ利上げの期待感がなくなった

見通しが少し暗いと予想する1つ目の理由は『トルコが利上げをしない』という予測が高まったからです。


実際に2019年4月25日にトルコ中央銀行は声明文で『今後の追加利上げ』に関して消極的な姿勢を示しました。


つまり市場は『トルコが利上げをしない』→『今後は利下げの可能性もある』→『じゃあ今は売却しよう』というロジックでトルコリラ を売りさばき、下落したと考えられます。


トルコリラは高金利の積み上げが魅力の1つだったため、『利上げをしない!』という意思表明は投資家にとってはマイナス要因だったそう。


参考資料:日本経済新聞

理由2:対米関係の悪化

直接的な要因ではないですが、対米関係の悪化(トランプ大統領との対立)も見通しが暗い理由の1つでしょう。


アメリカが導入反対している『ロシア製のミサイル防衛システム』を受け入れる計画について、トルコ側は考えを改めるつもりがないこと意思表明をしました。


もし実際に導入されて、アメリカが強硬手段で経済制裁を加えた場合は、再度トルコリラ が下落する可能性も否定はできません。


そんな予測から、投資家心理が悪化し、トルコリラ 売却が進んだと考えられます。


この2つがベースになって、トルコリラの見通しが少し暗いくなっていることを念頭においておきましょう!

 

とはいえ2019年以降トルコリラが上昇する見通しは十分にあるので、以下で解説しますね。

【2019年以降】トルコリラ は上昇する可能性あり

トルコリラ どうなる?

2019年以降、長期的な目線でトルコリラ が上昇する可能性もありますので、以下で理由4つを紹介しますね。

見通しが明るい理由4つ
  1. 2023年まで大きな選挙がない
  2. エルドアン大統領は未知数
  3. 2020年はアメリカが利下げをする可能性あり
  4. トルコが利下げしない可能性も十分にある

見通しが明るい理由1:2023年まで大きな選挙がない

現在はエルドアン大統領(トルコの大統領)の動向に否定的な意見が集まっており、短期的な視野で考えるとトルコ国民や投資家にマイナス要素は多いものの、長期的な目線で見るといい面もあります。


それは『2023年まで大きな選挙が特に予定されていないこと』ですね。


つまり2023年までは中長期的な目線で、大きな改革を実行する準備をしたり、強力な経済改革を実現する準備ができるので、非常にプラス要素と考えられます。


もし仮に2020年とかに大きな選挙があったら、かなり不安定になっていたと思うので、今後4年間大きな選挙がないのはプラス要素ですね。


参考資料:日興アセットマネジメント

見通しが明るい理由2:エルドアン大統領は未知数

いい意味でエルドアン大統領は未知数な部分が多いです。


特にエルドアン大統領は4月1日の勝利宣言では特に細かい内容は語っていませんでしたが、以下の内容を述べていました。

次の総選挙に向け、強力な経済改革を実現すべく、重要な構造改革に取り組む

上記の発言通りに実現すれば、再度トルコリラ 上昇もかなり期待できますので、日経新聞や経済紙を読んでマークしておきましょう。

見通しが明るい理由3:アメリカが利下げをする可能性あり

最近では、トランプ大統領(アメリカの大統領)が人事権を行使して米連邦準備理事会(FRB)に圧力を強めています。


実際にトランプ大統領は4月5日に『FRBは利下げするべき!』と発言し、自分に近い意見を持つ2名をFRBの理事に指名しました。


つまり『FRBを内側からも攻めて、利下げをさせる準備をしている』といった具合ですね。


参考資料:日経新聞

アメリカの利下げ実行=トルコリラの上昇

もしアメリカが利下げを実行した場合、トルコリラ が上昇する可能性があります。


なぜなら『相対的に、トルコリラ への投資魅力が高まるから』ですね。


そもそも安定的な通貨である米ドルが、『利上げをした!』ことによって、高金利である新興国通貨への魅力が下がって、米ドルに資金が流れたわけです。


しかし利下げが行われれば、米ドルへの投資魅力は相対的に下がり、トルコリラへ資金が戻ってくる可能性は十分に考えられます。

トルコは最近治安も安定してきて、2018年の「魅力ある新興市場ランキング」では2に輝いており、まだ経済成長の余地が残されている国だ!

トルコに関する情報やニュースなどは、取引するなら欠かさずチェックしておくべきだな!

見通しが明るい理由4:トルコが利下げしない可能性も十分にある

上記では『トルコが利上げをしない』=『利下げをする可能性がある』と解説しましたが、恐らくは『利上げはしないけど、利下げもしない』に落ち着くと考えています。


なぜなら今このタイミングで利下げをすると、トルコリラがさらに暴落して、市場が混乱する可能性が出てくるからです。


今どのような現状かを説明すると、『4月25日に、トルコリラ は利下げをする可能性が出てきたね〜』という可能性の話だけで、以下の画像のように下落してしまいました。

2019年4月25日のトルコリラ急落のチャート図です。

もし『利下げを決定する!』という発表が出たら、恐らくトルコリラ 暴落に繋がり、市場は混乱すると思うので、個人的には『利上げはしないけど、利下げもしない』=『利上げはせずに、現状維持』に落ち着くと思います。

まとめ:不安要素はあるものの、下値は硬い

上記をまとめると、不安要素はあるものの相場は下値が硬く、『上昇する見通しがある要素』も多いので、今のうちに仕込んでおくのがオススメ!ということになります。


あくまでも予測になりますが、証券会社の運用レポートやトルコリラ に対する相場見通しを考えているFXサイトの情報を見ると、『下値は硬い!』と主張しているレポートが多かったです。


参考資料:潜在的なトルコ売り材料は残存するも介入警戒感から下値も硬い


『トルコリラ は上昇する見通しは十分にある!』とは解説しましたが、リスクヘッジをしながら投資することが重要なので、以下では『オススメしない投資方法』を解説しますね。

トルコリラ にオススメしない投資方法:全額投資

トルコリラ 注意点

上記の説明を見ると『トルコリラに投資するのは怖いな〜』と感じるかもしれませんが、正しい投資手法を用いれば特に問題なしです。


まず絶対におすすめしないのが全額投資ですね。理由は簡単で、リスクが非常に高いからです。


たとえば投資資金が100万円あって、今が底値だと思って100万円を投資しても、もしかしたら3ヶ月後にはさらに下落する可能性もありますよね?


『底値の瞬間』は誰にも予測できないからこそ、たとえ現時点では『安値』だとしても全額投資するのはオススメしません。

オススメする投資方法:分散投資

引用元:ありがとう投信

投資初心者にオススメなのが、分散投資です。


ここでいう分散投資とは、『投資の種類』を分散するのではなく、『投資するタイミング』を分散することを言います。

投資するタイミングを『1点』集中させるのではなく、上記の画像のように『分散』させることで、高値掴みのリスクを最小限に抑えることができます。


もし投資資金100万があった場合は、以下のように投資タイミングを分けていくといいでしょう。

投資タイミングを4回に分ける
  • 1回目:4月1日に25万円を投資
  • 2回目:7月1日に25万円を追加投資(3ヶ月後)
  • 3回目:10月1日に25万円を追加投資(6ヶ月後)
  • 4回目:1月1日に25万円を追加投資(9ヶ月後)

以下ではトルコリラ 投資をする上で重要なポイントを解説しますね!

トルコリラ 6月23日までの対処法

上記で2019年6月23日に『やり直し選挙』があるので、相場は少し不安定になると解説しました。


このような場面でこそ分散投資を活用し、利益を狙いにいくべきです。


なぜなら市場全体が不安がって恐れている時に何も行動しなければ、結局利益を出すことができないからです。


『FXは相場の8割が負ける!』と言われるくらいに、負ける人が多いと言われるのはそういう心理も影響していると思いますよ。


実際に不安がって何も対策をできている人がいないので、上の画像のように下落傾向にあるのだと思います。

具体例:分散投資を活用した対処法

具体的には以下の画像のように対策をするのがいいでしょう!


もしあなたがトルコリラに『100万円』を投資するなら、以下のような分散投資をするべきです!


6月23日“前”に1回トルコリラ に50万円を投資して、6月23日の『やり直し選挙』によってトルコリラが下落するなら、さらに追加で50万円投資しましょう。


このように分散投資をすることで、リスクを1点に集中させることなく、利益を狙うことができます。


逆に6月23日の『やり直し選挙』によってトルコリラが上昇するなら、高値掴みになるので追加投資をする必要はなく、事前に投資した50万円を利益確定したり、そのまま値段が上がるまで保有するのもいいでしょう。


ポイント

とにかく今はトルコリラが下落傾向になっており利益を出せる可能性がある相場なので、分散投資を活用するのがオススメです。


もし資金が30万円の人なら、1回目:15万円、2回目:15万円 がいいと思いますよ。

トルコリラ 投資は、スワップポイントを重視せよ!

トルコリラ 最新

トルコリラの最大の特徴は、金利が高い点です。2018年9月以降から2019年3月現在まで、トルコの政策金利は24%です!


FXで取引されている通貨の中でも、この金利の高さはダントツです。

トルコリラの政策金利
引用元:FX初心者講座

トルコリラと同じく高金利通貨として注目を集めているメキシコペソは8.25%、南アフリカランドは6.75%となっています。(2019年3月現在)

日本は非常に金利の低い国なので、トルコリラ/円で取引をすると、【24% ー 1%】で23%もの利息を得ることができます。


レバレッジをかけずとも23%ですので、かなり高利回りだということが分かりますね。

高金利通貨だからスワップ収益を得られる

トルコリラ/円と他の通貨ペアとのスワップポイント比較

トルコリラは高金利通貨なので、各FX会社のスワップポイントも最も高い水準で提供されています。


1万通貨あたりに得られるスワップポイントは、南アフリカランド/円や豪ドル/円などの他の高金利通貨ペアよりも、ずっと高いです。


そのためトルコリラ/円は、スワップポイントを狙った取引にベストな通貨ペアだと言えます。

具体例:トルコリラ/円を一年間運用した場合

トルコリラ/円を運用した例

トルコリラ/円で10万通貨を一年間運用した場合、 いくらのスワップポイントになるのか豪ドル/円と比較しながら見てみましょう。


トルコリラ/円の1日あたりのスワップポイントが80円だとすると、1ヵ月後(30日後)には24,000円になります。


半年後(180日後)で144,000円、1年が経つ頃には292,000円ものスワップポイントが付きます。

トルコリラ/円の利益

トルコリラ/円のスワップポイントは、豪ドル/円の2倍以上にもなるんです。


必要資金が1/4でなおかつ利益は2倍以上ですので、豪ドル/円でスワップ運用するよりも遥かに有利だということがお分かりいただけると思います。


ここで注意すべきことがある。

それは上記の例では取引量が10万通貨であり、なおかつレバレッジを25倍かけているということだ。

10万通貨を取引するには、それなりに大きな資金が必要だということはわかるな。

ではレバレッジは何倍が適正だ?

それはもちろん、25倍ですよ!

せっかく大きく稼げるんなら勝負に出なきゃ!

それは典型的な失敗につながるぞ。ロスカットになるどころか、相場急変時には借金になってしまう可能性もある。

ロスカットされない水準で取引するには、レバレッジは1~3倍が安全な範囲だ。

厳選!トルコリラに強いFX会社3選

トルコリラ 3社

トルコリラ/円で取引するのにオススメのFX会社は、下記の3社です。

こちらのFX会社は、「高水準のスワップポイント」と「狭いスプレッド」(手数料が安い)という条件を満たしています。


スワップポイントを狙った運用では、取引を頻繁に繰り返すことは無いため、為替差益を狙うよりはスプレッドを気にする必要はないかもしれません。


しかしコストはできるだけ抑えてこそ、上手な資産運用だと言えます。以下で3社のスワップポイントを比較しますね。

トルコリラ スワップポイント比較表

FX会社1日あたりのスワップ平均スプレッド
SBIFX103円42銭4.8銭
GMOクリック証券93円57銭1.9銭
FXプライム85円4.8銭

※SBIFXトレードとFXプライムbyGMOのスプレッドは、原則固定
※GMOクリック証券のスプレッドは、原則固定の適用対象外

SBI FXトレード

トルコリラ/円のスワップポイントが一番高いFX会社

SBI FXトレードでは、トルコリラ/円のスワップポイント平均が1日あたり103.42円です。

スプレッドは4.8銭となっています。

他社と比べても高水準なスワップポイントが魅力のFX会社です。

また最小取引単位が1通貨からとなっており、なんと約4円でFXを始めることができます!

GMOクリック証券

GMOクリック証券のFXネオ

GMOクリック証券では、トルコリラ/円のスワップポイント平均は1日あたり93・57円となっています。

スプレッドも1.9銭(原則固定の適用対象外)と非常に狭く、バランスに優れています。

FX取引高は6年連続で1位を記録しており、言わずと知れた国内最大手のFX会社です。

全ての項目において非常に優秀であり、初心者がまずメインとして使うべきFX会社だと言えるでしょう。

FXプライムbyGMO

トルコリラ/円が暴落した時でも約定率が高かったFX会社

FXプライムbyGMOでは、トルコリラ/円のスワップポイント平均を、1日あたり85円で提供しています。

スプレッドは以前は8.0銭でしたが、現在では4.8銭に縮小されています。

トルコリラが急落したときでも、約定率100%という驚異の実力を誇ります。

1,000通貨からの取引も可能で、少額でFXを始める方にもオススメのFX会社です。

トルコリラ が怖い場合は、安定通貨の豪ドル!

トルコリラを始めとした新興国通貨を扱うのが怖いなら、無理に取引をする必要はない。

ただ、トルコリラほどの高金利通貨が他にないということも事実!2019年にトルコリラが下落したときが買い時かもしれないな。それか、豪ドルなどの安定した通貨でまずは初めて見よう!

下落した際か、豪ドルかぁ!とにかくスワップ金利が貰えれば、トルコリラでなくてもいいんだけど。

高金利通貨で安定していても、確認は怠らず、十分注意して運用するんだぞ!

トルコリラの見通しは良好!

トルコリラ まとめ

繰り返しになりますがトルコリラ 投資をする上で大切なのは以下2つを意識することです。

まとめ
  • 分散投資によってリスクを極限まで抑える
  • スワップポイントが高いFX会社を利用して、コツコツ稼ぐ

そしてスワップポイントが高いFX会社を利用する場合、下記3社がオススメです。

『もし、どれにしようかな?』と迷うなら、少なくとも上の2社、時間に余裕があるならこの機会に3社全て口座開設するのがオススメですね。


なぜなら万が一に口座凍結や、システム障害などがあった場合に1社しか開設していないと、対応できないことが多々あるからです。

『複数口座開設するメリットってなんだろう?』と疑問の方は、下記をしっかり読みましょう!