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こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
政策金利が徐々に下がってきてしまったとはいえ、国の安定性も良く、未だに人気のある通貨です。
他の主要通貨ペアと比べてもスワップポイントも高く、なおかつ為替差益を狙ったトレードも十分に期待できます。
これから高金利通貨でトレードをしてみたいという方は、是非参考にしてみてください。
豪ドル円のチャート&レート
・豪ドル/円のリアルタイムチャート
・豪ドル/円のリアルタイムレート
こちらは【みんなのFX】のリアルタイムチャートです。
豪ドルの特徴4つ
豪ドルはオーストラリアの通貨です。
英語では「AUD」と表記されます。
FXで取引されている通貨の中でも、比較的高金利な通貨として人気があります。
1:輸出先の影響を受けやすい
オーストラリアは石炭や原油、金、亜鉛など資源が豊富な国です。
このような資源国通貨は、輸出先の経済を受けやすいという特徴がありますよ。
例えば豪ドルは日本や中国の経済の影響を受けやすく、原油が買われると豪ドルも買われる傾向にあります。
2000年代には資源高騰の追い風を受けていたオーストラリアですが、その後の中国経済の減速などを受け資源価格は大きく下落しました。
2011年以降には何回もの利下げが繰り返され、4.75%だった金利が現在の0.1%になりました。
2:日本時間の午前中に大きく動く
豪ドル/円は、日本時間の午前中が最も大きく動きます。
これはオーストラリアの経済指標の発表時刻が午前中であること、経済影響の大きい中国の経済指標の発表も午前中であることが多い、ということが原因だと考えられます。
オーストラリアの主な経済指標の発表時刻は、サマータイムで日本時間の午前9:30、標準時間で午前10:30となっています。
アメリカの雇用統計のように注目度も高いため、発表されたときはレートが大きく上下することがあるんです。
また中国の経済指標発表時刻が午前中にあった場合も、オーストラリアは経済的な結びつきが強いため、影響を受け豪ドル/円が動いてしまう可能性もあります。
3:新興国通貨より取引しやすい
オーストラリアは新興国であるトルコやメキシコ、南アフリカランドなどの通貨よりも、金利こそ劣るものの国の安定性は抜群です。
高金利通貨としてはかなり安定しており、取引しやすいということも豪ドルの特徴の一つです。
新興国の通貨はかなり高金利ではありますが、経済や政治的に不安定なことも多く、ポジションを持ち越す際のリスクが大きいです。
しかしオーストラリアは経済や政治も安定しており、テロの標的にもされにくいため、新興国通貨ほどのリスクはありません。
もちろん豪ドルは一定の値動きのある通貨ですので、ポジションを持つ時期は慎重に選ぶ必要はあります。
4:市場が開く早さは1番じゃない
オーストラリアもオセアニア圏なので、世界で一番早く開く市場のあるニュージーランドとまとめて解説されることがあります。
しかしオーストラリアのシドニー市場と、ニュージーランドのウェリントン市場は別物です。
正確にはウェリントン市場が一番先に開き、その次にシドニー市場が開きます。
シドニー市場の開く時間帯は、4月頃~10月頃で日本時間の午前8:00、11月頃~翌3月頃で午前7:00となっています。
またサマータイムの期間は、北半球と南半球では逆になります。
オーストラリアのサマータイムは、10月最終日曜日から3月最終日曜日までです。
原油などが買われなくなると国も不景気になり、結果豪ドルも買われにくくなってしまう。
僕もスワップ運用は豪ドルで始めてみようかな!
ただし値動きがある通貨だから、慎重に取引を行うこと!
豪ドル/円はどれくらい稼げるの?
豪ドル/円を取り扱っているFX会社の中でも、1日あたり22円の高水準なスワップポイントをもらえるGMOクリック証券を利用した場合、どれくらい稼げるのか見てみましょう。(2020/09/09現在)
1万通貨の取引で、1日あたり22円のスワップポイントをもらえます。
これを1ヵ月(30日間)に換算すると660円です。
1年(365日)後には8,030円のスワップポイントになります。
豪ドル/円の為替レートは現在約73円ですので、レバレッジを25倍かけると約29,000円の投資資金で年間8,030円のスワップポイントがもらえることになります。
取引量を10万通貨にした場合は、29万円の投資資金で年間8万300円のスワップポイントとなり、5年間保有し続けることができれば投資資金を上回ります。
・金利が下がっても高スワップ!
豪ドルの金利が以前よりも下がってしまったとはいえ、まだまだスワップポイントで稼ぐことはできます。
オーストラリアは利下げが続き、10年前は7.25%もあった金利が現在では0.1%になっています。(2022年10月11日現在)
「豪ドルはスワップポイントで儲ける」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、以前のような高金利通貨ではなくなってしまったのは事実です。
現在ではトルコリラやメキシコペソなどの、新興国の通貨が注目を集めています。
しかし先ほども紹介しましたが、新興国は経済や政治の面で不安定なことが多いです。
その点オーストラリアは非常に安定している国なので、急激な値動きを心配する必要もありません。
そのため豪ドルは「安全通貨」とも呼ばれており、スワップポイントはもちろん、為替差益でも十分な利益を狙えることが魅力です。
新興国通貨に比べて金利が少ないことを考慮しても、まだまだ取引する価値のある通貨ですね。
高金利かつ安定感もあるのは豪ドルならではの特徴です。
思い切って25倍のレバレッジでチャレンジしてみようかな!
一定の値動きがあるって説明したけど
完全に相場を読むことができるまでは避けた方がいいね。
豪ドル/円取引でオススメなFX会社3選
豪ドル/円で取引するのにオススメのFX会社は、以下の3社です。
1:SBI FXトレード
- 変動幅が狭く、高スワップを維持
- 未決済ポジションでスワップが引き出し可能
- 未決済なら非課税
豪ドルのスワップポイント運用は、SBI FXトレードが一番オススメです。
スワップは業界最高ではないものの、月単位での変動幅が狭く高水準を常に維持しており、安心して運用ができます。
また、未決済ポジションでのスワップポイントの引き出しが可能で、さらに決済しない限り非課税となっており、いたれりつくせりです。
初心者は少額からスタートすることをオススメします。
2:LIGHT FX
- 豪ドルのスワップポイントが業界最高
- 未決済ポジションでスワップが引き出し可能
- 豪ドル円のスプレッドが最狭水準
未決済でも受け取り済のスワップポイントは課税対象になる
LIGHT FXのスワップポイントは、他社よりも頭一つ抜きん出ており、高スワップを狙うなら、今一番オススメしたいFX会社です。
豪ドルのスワップポイントは常に業界最高を維持。他社よりも好条件で取引できるよう、努力しているFX会社です。
また豪ドル円のスプレッドが他社と比較して0.6銭と圧倒的に安いです。
取引コストが気になるトレーダーでも、安心して取引できるFX会社です。
現在、LIGHT FXでは最大53,000円のキャッシュバックキャンペーンも実施しており、スワップポイントを狙いたい方にオススメのFX会社です。
3:GMOクリック証券
- 変動幅が狭く、高スワップを維持している
- チャートが高性能で見やすい
- FX会社としての実績も抜群
豪ドルのスワップポイント運用は、GMOクリック証券が一番オススメです。
スワップは月単位での変動幅が狭く高水準を常に維持しています。
そのため安心して運用ができます。
チャートも高性能と定評があり、使いやすさも抜群なので、取引もしやすいですよ!
今後も注目?豪ドル/円の見通し
豪ドル/円の見通しですが、利上げも予想され、今後も注目すべき通貨ペアです。
・100円超えの可能性も!豪ドルの長期的見通し(最大10年)
私の考えでは豪ドル/円は、長期的には基本的に買いだと思っています。
オーストラリアはGDP成長率も安定してプラスを出しており、景気指標も好調です。
このように安定感もあり、利下げの可能性も減少したことから、買いポジションを保つのが良いかと思います。
元々100円超えの水準であった豪ドルなので、長期的にはリーマンショック前の90円~100円超えの水準に戻ることも考えられます。
またそのような大幅な値上がりまでは、高水準のスワップポイントももらえるため、安いうちに買っておくとお得かもしれません。
豪ドル/円の過去10年で起こった事5つ
こちらは豪ドル/円の過去10年間の為替チャートです。
見ていただけるとわかるかと思いますが、左側の値動きがかなり目立ちますね。
これはリーマンショックによるもので、2008年9月以降は世界的な金融危機に陥り、豪ドルを始め様々な通貨が暴落してしまいました。
またリーマンショックほど大きいものはまれですが、この10年間にリーマンショック以外にも4つのタイミングで為替変動がありました。
- アメリカの量的金融緩和政策
- アメリカの量的金融緩和政策終了
- 中国の経済成長が減速
- アメリカ大統領にトランプ氏が就任
・【直近2年間】値上げと暴落の理由
こちらは直近2年間の豪ドル/円の為替チャートですが、注目すべきなのは2017年7月と2018年2月でしょうか。
2017年7月には原油価格の回復など、高値となることがいくつか重なりました。
資源国であるカナダが利上げしたことにより、「オーストラリアも利上げするのでは?」という予想のもと豪ドル/円が買われ、これも値上げの要因の一つとなっています。
また2018年2月には、NYダウが大暴落した影響を多くの通貨が受けました。
それにより米ドルをはじめとし、豪ドルやその他の外貨も暴落してしまいました。
オーストラリアの特徴と豪ドルの関係性
何度もお伝えしている通り、オーストラリアは資源が豊富な国です。
地図で見ても、その面積の大きさからどこにあるかすぐに分かります。
この大きな国には手付かずの大自然が広がり、日本人にとってもカンガルーやコアラなどが馴染み深いですよね。
人口は2千万強で日本の約1/6ほどの規模ですが、面積は770万平方キロ弱で、なんと日本の20倍にも相当します。
・日本とは結びつきが強い!オーストラリアの経済動向
オーストラリアは経済規模は比較的小さいですが、安定的に経済成長を続けており、アジア太平洋地域においてはGDPで第5位の国となっています。
また一人当たりのGDPでは、西欧先進国にも匹敵します。
金融、不動産、ビジネスサービスなどの産業がGDPの79%を占めており、オーストラリアはサービスを基調とする経済であることがわかります。
しかし貿易では赤字を抱えており、輸出は原油などの一次産品がメインです。
主要輸出先は日本や中国、韓国、Asean諸国が含まれます。
またオーストラリアと日本は、お互いに主要な輸出入相手国です。
オーストラリアから日本へは石油や天然ガス、牛肉などを輸出しており、日本からオーストラリアへは自動車や衣類家具などを輸出しています。
このように、オーストラリアは日本と経済的な結びつきも強いんですね。
・アジアの成長に左右される
オーストラリア経済は鉱物資源や石炭などは、中国やアジア諸国の消費次第という部分があります。
これら貿易相手国の不況や急成長などは、オーストラリアの輸出入需要に影響を与えます。
最近では、中国経済の減速に直接的な影響を受けるようにまでなっています。
そのためオーストラリアの主要貿易相手国もチェックしておくことが重要です。
・NZドルと値動きがソックリ
豪ドルはNZドルと似たような値動きをする特徴があります。
長期的な値動きが一致することも多く、豪ドルの為替動向を予想するときは、ニュージーランドの経済状況も確認しておくと役に立つかもしれません。
オーストラリアとニュージーランドは地理的にも近く、お互いに資源国であることから、値動きも似てしまうんですね。
オーストラリアが利下げをした原因とは
オーストラリアの利下げの要因の一つは、景気の悪化です。
資源大国なだけあって、資源価格が下落してしまうと景気も悪化してしまいます。
しかしオーストラリアの経済全体を見ると、26年連続で成長をし続けており、今後の成長も期待できる国だと言えるでしょう。
・一方方向には動かない豪ドル
豪ドル/円はリーマンショック以降、比較的順調に回復途上にありますが、短絡的には上下します。
そのため一方方向だけに動くことはないということを覚えておきましょう。
豪ドルを買うときは、安値で買うことができなければ含み損を抱えてしまうことにもなるので、注意が必要です。
国が安定してるとはいえ、スワップポイントを狙った運用をする場合でも、一方方向だけに動くことはありえないため、なかなか難しい通貨ペアであると言えます。
豪ドルに影響を与える4つの経済指標
豪ドルに影響を与える経済指標で、特に影響が大きいのは以下の4つです。
- RBA政策金利発表
- オーストラリアの雇用統計
- 中国のGDP成長率
- 中国のCPI
1:RBA政策金利発表
RBAとは、オーストラリアの中央銀行のことです。
毎月第一火曜には、政策金利の発表が行われます。
この政策金利の発表と同じ日にRBA総裁がコメントを出すのですが、その内容によって相場が大きく動く可能性があります。
そのため政策金利の発表時は、RBA総裁のコメントにも注目しておきましょう。
2:オーストラリアの雇用統計
オーストラリアの雇用統計も、政策金利発表と同じく注目度の高い経済指標です。
毎月中旬に、統計局が新規雇用者数と失業率を発表します。
雇用は個人消費に直結し、失業率が大きかったり雇用者数が少なかったりすると、景気が後退してしまいます。
その結果、物が売れにくくなり、給料も下がるといった悪影響が出てくるのです。
アメリカの雇用統計でもそうですが、雇用統計発表時は重要な経済指標となるため、必ずチェックしておきましょう。
3:中国のGDP成長率
中国のGDPは、中国国家統計局が年に4回発表する指標です。
GDPは全体的な景気の動向を見ることができ、GDP成長率が良ければ景気も良好で、 悪ければ景気も悪化すると判断できます。
中国経済との結びつきが強いオーストラリアですので、この中国GDP成長率も重要な指標として覚えておいてください。
4:中国のCPI
CPIとは、消費者が物やサービスを買う時の物価の変動を指数化したもので、中国のインフレ動向を見る上で重要な指標です。
CPIが前年よりもプラスならインフレ傾向、マイナスならデフレ傾向ということがわかります。
経済は緩やかなインフレの状態が良いとされており、年2%ぐらいが適切とされていることが多いようです。
これは急激なインフレだと、通貨価値がなくなるリスクがあるからです。
どんな通貨にも言えますが、国の経済状況は為替に大きく影響します。
テクニカル分析だけしてれば良いというわけではないです。
僕もより有利に取引ができるよう、頑張ります!
豪ドル以外の高金利通貨もチェック
次の3つも高金利通貨として人気です。
- 政策金利は2022年3月で14.0%。
- これまでもかなり高金利な通貨として有名だったが、14.0%は圧倒的。
- その分各FX会社のスワップポイントが高くなることも期待できるか。
- メキシコの政策金利は2022年3月で6.0%。
- トルコリラに次ぐ高金利通貨として注目を浴びている。
- 1ロットあたりに必要な資金が高金利通貨の中でも一番安い。(レバレッジ25倍で1ロットあたり2,400円。)
- 南アフリカランドの政策金利は2022年3月で4.0%。
- 一ロットあたりに必要な資金は、 レバレッジ25倍で3,200円と豪ドル/円のおよそ1/10。
- レートはメキシコペソよりは高いがトルコリラよりは安い。
この3つは新興国の通貨なので、オーストラリアほどの安定性はありません。
しかし、金利がFXで扱う通貨の中でもトップクラスなので、スワップポイントを狙った運用にも適しています。
もし自分の腕に自信があるのなら、チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。
豪ドルのまとめ
- 豪ドルは輸出先の影響を受けやすい
- スワップポイントが高く安定感もある
- 日本時間の午前中に大きく動く
- 新興国通貨よりも取引しやすい
- 豪ドル円のスワップが高いFX会社は、SBI FXトレード・LIGHT FX・GMOクリック証券
- 向こう1年は極端な変動は無い
- 長期的には100円超えもあり得る
- 豪ドルの値動きはNZドルに似ている
- 一方向だけには動かないので注意
- 豪ドルに影響を与える経済指標は、RBA政策金利発表・豪雇用統計・中国GDP成長率・中国CPI
- スワップと為替差益両方で利益を狙えるのが豪ドルの魅力
今回は豪ドルについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
FXで取引されている主要通貨の中でも金利が高いため、高水準のスワップポイントと為替差益、どちらでも利益を狙えることが魅力の通貨です。
政策金利が以前より下がってしまったとはいえ、 まだまだスワップポイントを狙った運用をしているトレーダーも多くいます。
国の信頼性を考えても、長期投資をする方にとってもかなり向いている通貨だと言えます。
もし高金利通貨でトレードを考えているのであれば、新興国通貨のような不安定なものよりも、 まずは豪ドルから始めてみてはいかがでしょうか。
あなたのFXライフが充実したものになるよう、心より願っております。
- FXの基礎を学びたい、これからFXを始めたい方
>>3分で理解できるFXの仕組み
>>初心者向けの安全なFXのはじめ方
>>自分にあったFX口座を見つけよう! - 自分の手法を作りたい、FXの勝率を上げたい方
>>自分の取引スタイルにあった手法を作る
>>FXの勝率を上げるための分析方法を身につける! - 取引時間が取れない、自動売買をやってみたい方
>>FXの自動売買をメリット・デメリットを知る
>>自動売買するならこのFX会社がオススメ - 短期で結果を出したい、バイナリーオプションに興味がある方
>>バイナリーオプションってなに?FXと違うの? - FXで利益が出たけど税金はかかるの?
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