『2020年豪ドルの見通しと長期見通し』を大手銀行員が3分で解説

この記事で解決できるお悩み
  • 豪ドルってなんで下落したの?
  • 豪ドルの2020年見通しってどう?
  • 豪ドルは今投資すべき?2020年以降の見通しは?

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。元大手銀行員のクニトミが解説しますね。


銀行員時代は『投資信託、外貨定期、保険、不動産、税金、遺言、相続』の7つの観点で、金融資産1〜5億のお客さまへのコンサルティングを行なっていました。


この記事で解説する『豪ドル下落の原因、今後の見通し、様々な方への投資アドバイス』等を理解すれば、誰でも『適切な投資タイミング』を見極めれます。

この記事が参考にしている情報源
  1. 三井住友信託銀行で、クニトミが現場で得た投資に関する情報・経験
  2. 野村證券の投資レポート
  3. 三井住友DSアセットマネジメントの投資レポート
  4. レッグメイソン・マネジメントの投資レポート
  5. 日興アセットマネジメントの投資レポート

もし知りたい情報が明確な場合は、下記の目次を見てくださいね!それでは以下で解説します。


『豪ドルで、低リスクに稼ぎやすいFX会社を知りたい!!』という方は、『豪ドル運用で稼ぎやすいFX会社2つ』を参考にしてください!

目次

2020年豪ドル見通しの前に!下落理由3つを解説

豪ドルの下落原因に関するイメージ図です。

豪ドルの見通しをお話する前に『2018年〜2019年に大きく下落した原因3つ』を以下で解説します。


なぜなら下落原因3つを理解できれば、長期見通しが明るいことも理解できるからです。

下落原因3つ
  1. 米ドル通貨の魅力が高まったため
  2. 米中貿易摩擦による投資家心理の悪化
  3. 米国株式の急落による投資家心理の悪化

豪ドル下落理由1:米ドル通貨の魅力が高まったため

 

下落原因の1つ目は、2018年2月以降の米国の利上げによって米ドル通貨の魅力が高まり、豪ドルから資金が流出したからです。

引用元:日経平均株価 AI予測

 

上の画像のように、米国は2017年12月、2018年は3月と6月に利上げを行なった結果、以下の画像のように利上げしたタイミングで豪ドルは下落していきました。

豪ドルと米国の利上げの関連性を示した図です。

 

上記のように米ドルの利上げによって米ドル通貨の魅力が高まったことで、豪ドルの下落が発生したと考えられます。

豪ドル下落理由2:米中貿易摩擦による投資家心理の悪化

下落原因の2つ目は、下の画像のように米中貿易摩擦の影響によって投資家心理が悪化したためです。

引用元:NHK


下の画像のように米中貿易摩擦による制裁関税のタイミング(7月、8月、9月)で、豪ドルも大きく下落しています。

下の画像のように米中貿易摩擦による制裁関税のタイミング

今後も米中貿易摩擦の動きは要注意であり、豪ドルも少なからず影響を受けることを忘れないようにしましょう

豪ドル下落理由3:米国株式の急落による投資家心理の悪化

米国株式の急落による投資家心理の悪化

下落原因の3つ目は、2018年12月には米国株が急落したことによって投資家心理が悪化して、豪ドルも下落したためです。

具体例:仮想通貨

2018年1月にはビットコインが大暴落し、それにつられて投資家心理は悪化し、リップルやイーサリアムなどの仮想通貨も下落したのは記憶に新しいと思います。


このように『大きく下落する現象』が1つでもあると、つられて他の市場も下落することが多々あります。


上記3つの原因の共通点は『オーストラリアに原因はなく、外部要因で下落した』ということがわかりますよね。


つまり今後オーストラリア内部の経済状況がよければ、十分に豪ドルは回復する見通しがあることが想定できます。

【豪ドル:2020年以降の長期見通し】明るい!

豪ドル投資が良好な理由5つ

2020年以降の豪ドル見通しは明るいと考えています。以下5つの観点から2020年以降の豪ドル見通しを解説します。

見通しが明るい理由5つ
  1. 70円台は割安な投資タイミングだから
  2. 消費が伸びて行くことが期待されるから
  3. 資源価格の推移が堅調だから
  4. 貿易収支が伸びているから
  5. RBAが見通しが明るいと主張しているから

豪ドル見通しが明るい理由1:70円台は割安な投資タイミング

見通しが明るくなる理由というよりは『投資タイミングとしていい!』ことを解説します。


豪ドル70円台は、割安なタイミングである可能性が高いです。


なぜならBloombergによると『1豪ドル=80円を切る水準で投資を開始し、3年間保有した場合では、全てのケース(80回/80回)でプラス収益になった』というデータがあるからです。

投資開始時の豪ドルの勝率を示したイメージ図

引用元:三井住友トラストアセットマネジメント


実際に僕が銀行員時代に担当していたお客様の中で『1豪ドル=80円以下で保有していたお客様』の多くは利益を出していました。

豪ドル見通しが明るい理由2:消費が伸びて行くことが期待されるから

下の画像のようにオーストラリアでは、今年度の財政赤字52億豪ドルから来年度は41億豪ドルの黒字になる見通しを発表しました。


また低い失業率と良好な雇用統計もあり、賃金上昇率も伸びる見通しがあることから、給料も増えることで『個人消費も伸びること』が期待されています。

オーストラリア(豪ドル)の経済指標見通し

引用元:アセットマネジメントONE 

参考URL:オーストラリア(豪ドル)の投資環境 2019/01号 


個人消費が伸びると、商品を提供する企業の売り上げUPに繋がり、利益余剰資金を社員の給料UPに当てることに繋がるため、長期的に見て豪ドルの見通しは明るいと予測できます。

豪ドル見通しが明るい理由3:資源価格の推移が堅調だから

豪ドル相場と資源価格の、推移の関連性

引用元:三井住友トラスト・アセットマネジメント

上の画像は『2012〜2018年:豪ドル相場と資源価格の、推移の関連性』を表したものです。

結論からいうと、資源価格が今後も堅調に伸びる見通しがあるため、豪ドル相場も伸びる見通しがあります。


なぜなら通常の豪ドル相場は、資源価格と連動性が非常に高いからです。


現在は米国の利上げによって相対的に豪ドル通貨の魅力が下がったことから『上記の画像の2016〜2018年の時期』は関連性がないです。


しかし長期的な視点にたつと、豪ドル相場が『堅調に伸びて行くデータ』は揃っているため、今後も見通しは明るいと想定できます。

豪ドル見通しが明るい理由4:貿易収支が伸びているから

引用元:レッグメイソン

さらに資源価格が上昇したことによって、他国との貿易条件が改善されてオーストラリアの貿易黒字もうまく上昇しています。


実際に上の画像を見たらわかると思いますが、2019年3月の貿易収支は+49.5億豪ドルと、 過去最高の貿易黒字となった2月(+51.4億豪ドル)に続く黒字が続いています。


今後、貿易黒字が後押しとなって豪ドルの買い需要が増えると予測しています。

豪ドル見通しが明るい理由5:RBAが見通しが明るいと主張しているから

引用元:レッグメイソン

RBAの景気見通しによれば、オーストラリアに景気は2019年度中に『底』を迎えて、2019年後半から2021年にかけて回復傾向になると予想しています。


このようにオーストラリア経済が回復傾向に向かう材料が多いため、RBAも実際に見通しが明るくなることを主張しているわけですね。

引用元:レッグメイソン

上の画像の赤枠をみてください!2019年11月26日、フィリップRBA総裁による公演内容です。


豪州が短期的に、景気後退に陥る可能性は低いことも主張されています。


このように客観的に、RBA総裁が発言している内容も勘案すると、『2020年以降の見通しは、明るい』と考えられると思います!

豪ドル2020年以降のまとめ:見通しは良好

繰り返しになりますが、2018年〜2019年にかけて豪ドルが大きく下落した原因は、『オーストラリアに原因はなく、外部要因で下落した』という内容でしたよね。


つまり今後オーストラリア内部の経済状況がよければ、豪ドルは上昇する可能性があることを紹介しました。


そして上記でも説明した通り、各金融機関のレポートを読み解くと、『オーストラリアの経済状況は上昇する見通し』であることがわかったので、客観的にデータでみても見通しは良好だと考えています。


とはいえ、『見通しがいいことを約束することは不可能』なので、投資する際は余剰資金の範囲内で行いましょう!

豪ドルの5年後の見通し:正直、わかりません。

よく銀行員時代にも『豪ドルの5年後の見通しはどうですか?』と聞かれるのですが、正直わからないです。


銀行など金融機関のプロ中のプロでも予測を外すのに、5年後の予想を僕らが当てられるはずがありません。


そのため、他の記事などで『5年後の見通しが明るいです!』など書いてあっても、真に受けて信じてはダメですよ!

豪ドル運用で大損しないため:2020年見通しの注意点2つ!

豪ドル見通しで注意すべきポイント2点

豪ドルの長期見通しが明るいことを解説しましたが、2020年だけで見ると豪ドルが下落する見通しも少しあるので注意が必要です!

豪ドルが下落する可能性2つ
  • 中国の景気動向
  • 住宅価格の下落

豪ドル見通しの注意点1:中国の景気動向

中国の景気が悪化すると豪ドルに悪影響が及びます。なぜならオーストラリアにとって中国は最大の貿易国だからです。


特に注意が必要なのは、米中貿易摩擦による中国経済の停滞です。


最近は米中貿易摩擦も落ち着いていますが、今後また互いに制裁関税をかけあう場合が、米国と中国の景気にも悪影響が及び、中国経済が停滞する恐れもあります。


そのため米中貿易摩擦の動きについては、今後も注意すべきです。

豪ドル見通しの注意点2:住宅価格の下落

今後、経済ニュースや日経新聞などで『オーストラリア市場の住宅価格の下落』に関するニュースがあれば、要チェックです。


なぜなら住宅価格の下落要因の1つに『個人消費の下落』も含まれている可能性が高いからです。


住宅を購入することは『個人消費者にとって最大の買い物』であり、それが衰えることは『個人消費が衰えること』を意味します。


個人消費が衰えると、商品を提供する企業側の利益減少に繋がり、オーストラリア経済の停滞に繋がるため、要チェックが必要です。

2019年12月3日:住宅価格は上昇傾向にあり

引用元:レッグメイソン

上の画像の『緑色の曲線』をみてください!


2018年1月〜2019年6月までにかけて下落傾向になりましたが、2019年7月以降は大きく上昇していることがわかりますよね。


5月の総選挙が引き金となって、シドニーやメルボルンなどの主要都市では住宅価格が上昇傾向になりました!


『住宅価格が下落するか?しないか?』がポイントだったので、『上昇傾向になること』は1つの安心材料になると思いますよ!

【豪ドル:2020年以降の見通し考慮!】4パターンの人へアドバイス!

豪ドル投資方法4パターンを解説

『これから豪ドルに投資をしようか迷っている』『すでに豪ドルに投資をした人はどうすればいいの?』と迷っている方もいると思うので、以下4パターンに分けてアドバイスさせていただきます。

4パターンの人へアドバイス
  • 豪ドル投資を検討し、投資資金は余剰資金でない人
  • すでに豪ドル投資し、投資資金は余剰資金ではない人
  • すでに豪ドル投資し、投資資金も余剰資金である人
  • 豪ドル投資を検討し、投資資金は余剰資金である人

豪ドルへの投資を検討し、投資する資金は余剰資金でない人

余剰資金がない方は、絶対に投資をするのはやめましょう。これ以上のアドバイスはないです。


銀行員時代では、生活資金を投資に回して失敗したことで、生活に困った経験をしてきた人をたくさん見てきました。


まずは余剰資金を作るために、副業や仕事で貯蓄をすることに集中しましょう。


※余剰資金とは、万が一無くなっても生活に困らない資金のことです。

すでに豪ドルに投資し、投資の資金は余剰資金ではない人

2019年1月の急落によって多くの方が損をしている一方で、余剰資金ではないので損切りもできずに、悩んでいる方も多いと思います。


このパターンの人たちは2020年の豪ドルの動きに要注意です!


2020年中に豪ドルが回復するのであれば、余剰資金ではないため一旦利益確定をするべきだと思います。


もしさらに急落をした場合は損切りせずに、『3〜5年間は銀行に預ける気持ちで塩漬けしよう』と考えるようにしましょう。

すでに豪ドルに投資し、投資の資金も余剰資金である人

もし僕がこのパターンなら、豪ドルの長期見通しはいいので追加投資をしていると思います。


なぜなら上記でも説明した通り、『70円台は割安な投資タイミング』と考えているからです。

Bloombergによると『1豪ドル=80円を切る水準で投資を開始し、3年間保有した場合では、全てのケース(80回/80回)でプラス収益になった』というデータがあるからです。

引用元:三井住友トラストアセットマネジメント


そのため仮に僕が、豪ドルに投資をしていて余剰資金もある場合は、追加投資をしていると思います。


※追加投資する場合のおすすめFX会社は下記で紹介

豪ドルへの投資を検討し、投資する資金は余剰資金である人

上記と同じで、僕なら追加投資をして長期間保有します。ここで言う『長期間』とは、3〜5年間のことです。


理由も同じで『70円台は投資タイミングとして割安』ですし、上記で説明した通り、長期見通しもいいと考えているからです。


そのため仮に僕が豪ドルへの投資を検討し、豪ドルに投資する資金は余剰資金がある場合は投資していますね。


※追加投資する場合のおすすめFX会社は下記で紹介

【豪ドル:2020年以降の見通し良好】おすすめのFX会社

豪ドル投資おすすめ会社選ぶコツ

豪ドルを投資するタイミングはおすすめですが、大切なのは豪ドル投資に向いているFX会社を選ぶことです。


そして豪ドル投資する場合は、スワップポイントが重要になるので以下で解説します。


※豪ドル以外で、『一番条件のよい通貨ペアと、FX会社でスワップ金利を受け取りたい!』という方は『最新FXスワップポイント比較』に目を通してくださいね。

スワップポイントとは何か?

スワップポイント(金利差調整分)とは、2カ国の金利差から得られる利益のことを指します。


たとえば低金利通貨の日本円を売って、高金利通貨の豪ドルを買うと、その金利差の差額を利益として『毎日』受け取れます。

スワップポイントを豪ドルで説明した図

※2019年3月時点の政策金利を参考にしております。2020年3月時点での政策金利は0.50%

豪ドル投資ならスワップポイントを重視せよ!

豪ドルに長期投資する場合は、スワップポイントを重視しましょう。


なぜならスワップポイントが高いほど、毎日付与される利益は多くなり、長期で持つほど、毎日積み上がる利益は大きくなるからです。


『毎日トレードするのは抵抗があるけど貯金はしたいなぁ。』という長期運用を考えている方に特に向いています。

具体例:豪ドルのスワップポイント=50円の場合

1万通貨を半年間保有し、スワップポイントが50円の場合は、半年間で9000円の利息が積み上がります。1年間では18000円です!

※お取引する際のスワップポイントは、金利情勢に伴い、日々変動するためご注意くださいませ。

2020/05/27更新 豪ドル スワップポイント比較

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豪ドルのスワップポイントが高いFX会社2つ!

以下ではスワップポイントも非常に高く、国内でも使用者が多くて実績もあるFX会社2つのみを紹介します!


実際に元銀行員の僕が利用していて、安心感もありコストも安く、スワップポイント運用に向いていると感じた2社なので、非常におすすめです!

低リスクで少額で豪ドル運用したい人へ:SBI FXトレード

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SBI FXトレードを一番にオススメしたい理由!
  • 変動幅が狭く、高スワップを維持
  • 未決済ポジションでスワップが引き出し可能
  • 未決済なら非課税

豪ドルのスワップポイント運用は、SBI FXトレードが一番オススメです。


スワップは業界最高ではないものの、月単位での変動幅が狭く高水準を常に維持しており、安心して運用ができます。


また、未決済ポジションでのスワップポイントの引き出しが可能で、さらに決済しない限り非課税となっており、いたれりつくせりです。


初心者は少額からスタートすることをオススメします。

高スワップポイントで豪ドル運用したい人へ:LIGHT FX

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LIGHT FXをオススメしたい理由!
  • 豪ドルのスワップポイントが業界最高
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未決済でも受け取り済のスワップポイントは課税対象になる

LIGHT FXのスワップポイントは、他社よりも頭一つ抜きん出ており、高スワップを狙うなら、今一番オススメしたいFX会社です。


豪ドルのスワップポイントは常に業界最高を維持。他社よりも好条件で取引できるよう、努力しているFX会社です。


また、豪ドル円のスプレッドが他社と比較して0.4銭と圧倒的に安いです。


その上、約定率も99.9%と業界最高クラスのため、実際の取引でスプレッドが広がりにくいです。


現在、LIGHT FXでは最大53,000円のキャッシュバックキャンペーンも実施しており、スワップポイントを狙いたい方にオススメのFX会社です。

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2020年以降の豪ドル見通しは良好!今のうちに仕込もう!

豪ドル投資を始めよう

上記で解説した『豪ドル下落の原因、今後の豪ドル見通し、様々な方への投資アドバイス』を理解すれば、誰でも自分に合った投資タイミングを見極めることができます。


最後にもう一度内容を確認しましょう。

豪ドル投資に向いている人
  • すでに豪ドルに投資し、投資の資金も余剰資金である人
  • 豪ドルへの投資を検討し、投資する資金は余剰資金である人
豪ドル投資に向いているFX会社

銀行員時代は目先の利益に捕らわれて、すぐに損切りする人がたくさんいました。


しかし大切なのは目先の利益に左右されるのではなく、『長期的な視点に立って、資産運用すること』です。


3〜5年間、銀行口座に預けっぱなしで金利がつかないなら、長期的な視点に立って資産運用することをおすすめいたします。


※豪ドル以外で、『一番条件のよい通貨ペアと、FX会社でスワップ金利を受け取りたい!』という方は『最新FXスワップポイント比較』に目を通してくださいね。


※FXは預金とは異なり元本保証ではございません。投資をされる際は必ず余剰資金で行い、自己責任で投資しましょう。