本コンテンツには広告を含む場合があり、記事内には企業のホームページへの広告リンクを一部掲載しています。
これらの広告を経由して読者が企業ホームページを訪れ、成約が発生すると弊社に対して企業から紹介報酬が支払われるという収益モデルです。
- FXのOCO注文ってなに?
- OCO注文ってどういう時に使えばいいの?
- 負けが続いているんだけど勝率が高いって本当?
FXで今後の値動きを予測してエントリーしているのに、予測が外れて負けたり、損切りが出来なくて負けてしまうのはFXの世界ではよく起こります。
そんなOCO注文は2つの注文を同時に出す方法です。
この記事では、OCO注文の仕組みや実際にどのように注文するのかを詳しく解説しています。
OCO注文を駆使することで、損切りや利確を自分の意志とは関係なく機械的にできるようになり、勝率が上がりますよ!
それではまずは『OCO注文』について詳しく解説していきますね!
FXのOCO注文は「売」と「買」を同時に出す方法
OCO注文とは、「同時に売りと買いの2つの注文を出す」注文方法です。
OCO注文が優れているのは、どちらかが注文確定したら、もう一方は自動でキャンセルされる点です。
例えば、1ドル=109.500ドルで買ったポジションが1ドル=110円の時
決済➀:1ドル=111円に上がったら売りの決済注文(利益確定)
決済②:1ドル=109円に下がったら売りの決済注文(損切り)
2つの注文方法を出しておきます。
- 1ドル=111円まで上がったので、売りの決済注文が成立し、利益確定。
- 下がった場合の売り決済は自動的にキャンセルになる。
- 1ドル=109円まで下がった所で、売りの決済注文が成立し、損切り。
- 上った場合の売り注文は自動的にキャンセルになる。
【タイミング別】OCO注文の効果的な使い方
OCO注文は、新規注文でも決済注文でも使えますよ!
新規・決済どちらのタイミングかによって多少使い方が異なりますので、読み込んでみてくださいね!
- 新規注文の時
- 決済注文の時
新規注文時のOCO
新規注文時のOCOは、「売」と「買」それぞれで指値注文をします。
「売」と「買」にそれぞれ出す理由は、相場が一定の価格内で行ったり来たりしている場合、上昇・下降どちらにも変動する可能性があるからです。
そのため、どちらに移動しても対応できる様に注文を出しておきます。
例えば、今の価格が107円で、今後相場が上がるケースと下がるケースを予想して、
- 1ドル=110円に上ったら買い注文
- 1ドル=106円に下がったら売注文
2つの指値注文を同時に出すことができます。
決済注文時のOCO
決済注文の場合、指値と逆指値で反対注文を同時に出し、利益確定か損切りを狙う方法です。
例えば、1ドル=103円で新規買い注文をした時
- 1ドル=115円に上がったら売り注文(指値・利益確定)
- 1ドル=106円に下がったら売り注文(逆指値・損切り)
逆に、1ドル=103円で新規売り注文をした時
- 1ドル=115円に上がったら買い注文(逆指値・損切り)
1ドル=106円に下がったら買い注文(指値・利益確定)
利益確定の注文を出すのと、反対にこれ以上損失が大きくならない様に損切りの注文を同時に出すことができます。
OCO注文を活用するメリット2つ
ここからは、OCO注文のメリットをご紹介していきます。
- コツコツと確実に利益を増やせる
- 相場の予想が難しいときに使える
1.コツコツと確実に利益を増やせる
メリットの1つ目はコツコツと確実に利益を増やしていけることです。
あらかじめ、決済の値を指定しているので大きな利益を狙うことはできませんが、損切りの注文も同時に出しておけるので、大きな損失を防げます。
2.相場の予想が難しい時に使える
OCO注文は相場の予想が難しい時にも使えます。
レートの動きがどちらに動くか予想がつかない場合、同時に利益確定や損切りの注文を出せるので、仮にどちらかに動いても、しっかりと対応することができます。
OCO注文のデメリット
ここからは、OCO注文のデメリットもご紹介していきます。
- 注文の仕方を間違えないように注意
- 予想外の値動きは注文の修正が必要
1.注文の仕方を間違えてしまう
OCO注文は指値と逆指値を同時に注文するので、注文の仕方を間違えてしまうことがあります。
特に初心者の内は、指値で注文を出すはずが、逆指値で出してしまったというケースも。
注文の前に今一度指値・逆指値の違いをしっかりとおさえておきましょう。
- 買い注文:今よりも安い値で注文
- 売り注文:今よりも高い値で注文
- 買い注文:今よりも高い値で注文
- 売り注文:今よりも安い値で注文
逆指値注文が分からないFX初心者に!大きな損失を防ぐ3つの注文方法 |
2.予想外の値動きは注文の修正が必要
OCO注文は予め注文を出しておけますが、予想外の値動きが起きた場合は、注文の修正が必要です。
自動で決済をしてくれるというメリットもありますが、一度注文を出すと自動で修正はしてくれません。
予想に反しレートが上がり大きな利益を狙える場合でも、早めのタイミングで決済され、チャンスを逃す事もあります。
大きな相場の変動などが起こった際は、注文をした後でも修正の必要があることを覚えておきましょう。
OCO注文の実際の発注方法
OCO注文を実際にどう発注するのか説明していきます。
FX会社によって若干操作が違う場合もありますが、大まかな手順は以下を参考にしてくださいね。
ここではツールが使いやすく人気の外貨exを例にして、わかりやすく説明していきます。
- 左下のレートより、取引希望の通貨ペアをタップ
- 新規注文画面が開くので、上の新規指値・逆指値タブをタップ
- 新規指値・逆指値が選択されていることを確認
- 売買区分を選択
- 数量を入力して注文単位を選択
- 有効期限を選択
- 指値と逆指値それぞれに希望のレートを入力
- 注文確認をタップ
- 設定した注文内容を確認し、実行をタップ
- 念のために注文履歴をタップし、注文が正常に表示されているか確認
これが一連の流れです。
その場のチャートに合わせて多様なパターンを試していけば、自分なりのコツもつかめるようになります。
とにかく実践し、自分なりにOCO注文を使うタイミングを身につけて、勝率をUPさせましょう!
OCO注文は基本の注文方法を押さえるのがポイント
上記で紹介した『OCO注文方法』を実践していただくと、今後はOCOの注文の仕方で悩むことは一切なくなり、実際の取引で使っていくことができます。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 新規注文:2つの異なる指値注文をする方法
- 決済注文:指値と逆指値を同時に出し、利益確定か損切りを狙う方法
OCO注文は同時に異なる2つの注文を出します。
そのため、一つ一つの注文方法をしっかりと確認することが大切。
特に指値と逆指値の場合、注文が逆になっていないか、注文前にチェックする習慣を身につけましょう!
始めは、なかなか慣れないことも多いと思いますが、まずは基本の注文方法(指値・逆指値)をしっかりとおさえて、実践でもOCO注文をぜひ利用してみて下さいね!
- FXの基礎を学びたい、これからFXを始めたい方
>>3分で理解できるFXの仕組み
>>初心者向けの安全なFXのはじめ方
>>自分にあったFX口座を見つけよう! - 自分の手法を作りたい、FXの勝率を上げたい方
>>自分の取引スタイルにあった手法を作る
>>FXの勝率を上げるための分析方法を身につける! - 取引時間が取れない、自動売買をやってみたい方
>>FXの自動売買をメリット・デメリットを知る
>>自動売買するならこのFX会社がオススメ - 短期で結果を出したい、バイナリーオプションに興味がある方
>>バイナリーオプションってなに?FXと違うの? - FXで利益が出たけど税金はかかるの?
>>FXで稼いだら確定申告して税金を収めよう!