サヤ取りFXで失敗しないための注意3つとおすすめFX会社組み合わせ2選

サヤ取りについて徹底解説

この記事で解決できる悩み
  • FXのサヤ取りについて知りたい
  • サヤ取りにはどんなメリットがあるの?
  • サヤ取りでおすすめの口座が知りたい

といった悩みを解決できる記事になっています。


この記事で解説する「サヤ取りの方法や注意点」を理解すれば、FX初心者でも安全なサヤ取りのやり方が分かります。


なぜなら、私もこの方法でFXのサヤ取りの基本的な知識を習得し、実際にやってみたいという悩みを解決できたからです。


それでは、以下で「サヤ取りの仕組みや方法、メリットや注意点」について紹介します。

そもそもサヤ取りとは

相関性の高い通貨ペアで売買すること似たタイミングで相場が上下する(相関性が高い)投資対象の片方を買い、もう片方を売る投資手法です。相関性が高い組み合わせとして、FXでは豪ドル円とNZドル円がよく使われます。


また、サヤ取りは「アービトラージ」とも呼ばれ、ハイリスク・ハイリターンなFXにおいて、比較的ローリスクな投資手法として人気があります。

サヤ取りには2種類ある

サヤ取りには下記の2種類があります。

  1. 為替差益のサヤ取り
  2. スワップポイントのサヤ取り

それぞれのサヤ取り方法について、下記で詳しくみていきましょう。

為替差益のサヤ取りについて

為替差益のサヤ取りにおけるポイント

豪ドル円とNZドル円といった相関性の高い通貨ペアの価格差が広くなったときにエントリーして、価格差が狭くなったときに決済する方法です。


逆に、相関性の高い通貨ペアの価格差が狭くなったときにエントリーし、価格差が広くなったときに決済する方法もあります。


つまり、売りと買いのポジションの取り方が逆になるだけです。

為替差益サヤ取りのメリット

相場全体が一方向に動いた場合でも、売り・買いポジション両方の利益と損失が相殺されるメリットがあります。


たとえば、リーマンショックのように全通貨ペアがリスク回避に傾き一斉に暴落しても、売りと買いの両建てのおかげでトータルの損益が大きなマイナスになるリスクを抑えられます。


そのため「負けない方法」で行うのが大事なFXにおいて、為替差益によるサヤ取りは効果的です。

為替差益のサヤ取り方法

FXの為替差益におけるサヤ取り方法

為替差益にもとづくサヤ取り方法として、豪ドル円・NZドル円の通貨ペアを使う例を説明します。


1豪ドル円=85円、1NZドル円=77円のときに豪ドル円=売り、NZドル円=買いでエントリーし、1豪ドル円=82円、1NZドル円=79円になったときに決済します。


すると豪ドル円で3円、NZドル円で2円の価格差があるので「価格差の合計5円×取引数量」分の利益が出ます。

スワップポイントのサヤ取りについて

スワップポイントのサヤ取りで稼ぐコツ

スワップポイントに基づくサヤ取りには2種類があります。

  1. 同じ通貨ペアを使う方法
  2. 違う通貨ペアを使う方法

それぞれのサヤ取り方法について、下記で詳しくみていきましょう。

スワップポイントのサヤ取りのメリット

スワップポイントのサヤ取りの際は売り・買いを両建てするので、価格変動による為替差損益の影響を受けず、スワップのみを受け取れるメリットがあります。

両建て取引をするための資金さえ確保できれば、FXの最大のリスクである為替変動リスクを抑えて、安定してスワップのみがもらえる投資手法として活用可能なのです。

スワップのサヤ取り方法2つ

スワップポイントのサヤ取り方法には、下記の2パターンがあります。

  1. 同じ通貨ペアを使う
  2. 違う通貨ペアを使う

方法1:同じ通貨ペアを使う

FX会社によってスワップポイントの較差が大きい点を利用したサヤ取りです。


たとえば下記の図のように、A社の買いスワップは70円でB社の売りスワップがマイナス30円だった場合、1日あたり40円、1年間で14,600円稼げる計算になります。

スワップポイントに関するサヤ取りの方法を紹介

(※売りはマイナスです)

方法2:違う通貨ペアを使う

FXサヤ取りで違う通貨ペアの場合

異なる通貨ペアを用いる場合は、相関性の高い通貨ペアのスワップポイントの差を利用します。


たとえば上の図を見てみると、相場の流れに相関性がありますよね。


ただ、青色で囲っている同じ時間の相場を見てみると、相場のトレンドが違っているのがわかりますね。ここでサヤ取りをするのです。


また、比較的リスクは低いものの、金利が高い方の通貨ペアを買う必要があるので、エントリーするチャンスは為替差益のサヤ取りより少ないです。


高金利通貨のレートが低いタイミングが来なければエントリーできないため、あまりチャンスがなくオススメはできません。

FXのサヤ取りで失敗しない注意点3つ

FXサヤ取りの注意点3つ

FXでサヤ取りを行う際に気をつける点が3つあります。

  1. 証拠金不足
  2. 決済注文が通らない
  3. スワップの変動

それぞれの注意点について、以下で詳しくみていきましょう。

注意点1:証拠金不足

スワップを利用したサヤ取りの場合、片方の口座のみマイナススワップが発生するため、証拠金が目減りしていきます。


また、為替変動によるトータルの損益はおおむね相殺されるものの、口座単体で見たときは含み損が出ているとロスカット(強制決済)されるリスクがあります。


証拠金維持率が下がってロスカットされるのを防ぐため、定期的に資金を移動するように注意しましょう。

注意点2:決済注文が通らない

暴落が起きた時に予定していた決済注文が通らない可能性もあるのです。


通常の相場なら、OCO注文を出しておけば利確・損切りどちらに転んでも決済してくれるので、決済後のトータル損益は獲得したスワップ分だけになります。


たとえば異常な暴落が寝ている時に起きた場合、買いは予約していた決済注文が成立して損失が10万円出たとします。


この時に、売り口座も同時に決済されていれば利益が10万円で、損益全体はゼロとなるはずです。


しかし、売りは決済注文が上手く成立しなかった場合、気付いたときには買いが決済された価格より高い位置に相場が戻ってしまうと、売りの利益は6万ぐらいになってしまう場合もあります。

上記の場合、損益全体の金額は4万円の損失となってしまうので、サヤ取りを狙う際は決済注文が通らないリスクも考え、余剰資金で取引しましょう。


※OCO注文に関する詳しい内容は下記をご覧ください。

注意点3:スワップの変動

スワップポイントは日々の金利水準などにより変動します。


そのため、スワップの変動が多いFX会社を使用していると、計画通りのスワップポイントが得られません。


対策としては、FX会社のスワップカレンダーをチェックして、スワップの変動が少しでも小さい口座を選びましょう。

サヤ取りにおすすめな会社の選び方2選

サヤ取りにおすすめFX会社2選

FX会社の選び方ひとつでサヤ取りのやりやすさは変わり、利益にも影響するため、慎重に選びましょう。

  1. 為替差益にもとづくサヤ取り
  2. スワップポイントにもとづくサヤ取り

それぞれ詳しく見ていきましょう。

選び方1:為替差益のサヤ取り

為替差益でサヤ取りをするときは「比較チャート」が使いやすいFX会社を選びましょう。


比較チャートを使えば、相関性の高い通貨ペアを探し、売買のタイミングを図りやすいからです。


とくにオススメなのは、GMOクリック証券の「プラチナチャート」です。


為替レートと騰落率を両方使用でき、異なる通貨ペアのチャートを重ねて表示可能なので、とても探しやすくなっています。

選び方2:スワップポイントのサヤ取り

高金利通貨のスワップポイントが高いFX会社と、安いFX会社を選んで組み合わせます。


スワップポイントが高い具体的な通貨は、トルコリラやメキシコペソ、南アフリカランド、豪ドルです。


選ぶ際はスワップカレンダーを確認して、スワップポイントの変動が大きいFX会社は避けましょう。


また、トルコリラとメキシコペソはFX会社によっては取り扱いがないので注意してください。

サヤ取りに置けるおすすめFX会社組み合わせ

高スワップのおすすめ会社

スワップポイントが高いFX会社では買いポジションを保有しましょう。オススメのFX会社は「YJFX!」と「SBIFXトレード」です。


YJFX!は豪ドルとNZドルの比較的安定している高金利通貨のスワップが高いのが特徴です。


ほかにも1,000通貨単位の少額から取引できる点や、米ドル円のスプレッドが0.3銭と低いメリットもあります。


SBIFXトレードは米ドル円のスワップポイントが91円と高いのが特徴です。


1通貨単位から取引可能なので、まとまったお金が用意できない人や、投資額を細かく調整したい人に向いています。


初心者が少額で練習するためにもオススメです。


1万通貨以下なら米ドル円のスプレッドも0.27銭とトップクラスに低いので、低コストで運用可能なメリットもあります。

低スワップのおすすめ会社

スワップポイントが低いFX会社では売りポジションを保有しましょう。


オススメのFX会社は「外為オンライン」と「DMMFX」です。


外為オンラインは普段はスワップポイントが低いのが欠点ですが、サヤ取りでは利点になります。


初心者向けのセミナーが無料で充実していて、自動売買が高評価を得ている点もおすすめポイントです。


DMMFXは米ドル円のスプレッドが0.3銭と低いのが特徴です。


時事通信社の経済ニュースを無料で提供しているため、スワップ投資に重要なファンダメンタルズの情報がすぐにわかりますよ!


※『ファンダメンタルズ分析』に関する内容は、下記をご覧ください。

FX サヤ取りのまとめ

サヤ取りで稼ぐポイントまとめ

上記で紹介した「2種類のサヤ取り方法」を実践すると、今後はサヤ取りで稼ぎたいと悩むことは一切なくなり、サヤ取りのメリットを理解しておすすめの口座で運用ができます。


最後にもう一度、内容を確認しましょう。

ポイント
  1. FXのサヤ取りとは、豪ドルとNZドルのように相関性の高い通貨ペアを利用して、一方を売ってもう一方を買って稼ぐ手法。
  2. サヤ取りには2つの方法:「為替差益を利用する方法」と「スワップポイントを利用する方法」
  3. サヤ取りを行う際は、証拠金不足や利確・損切りの決済注文が通らないこと、スワップポイントの変動に注意しましょう。
サヤ取りでおすすめの組み合わせ

「サヤ取りなんて慣れないし、資金管理が大変そう」と最初は思うかもしれません。


しかし、一度身につけてしまえば、リスクを抑えて安全にサヤ取りができるようになりますよ。