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- FXの逆指値注文って何?
- 指値注文と何が違うの?
- 逆指値注文のメリット・デメリットって?
「指値注文との違いが分からない」「逆指値注文はどんな時に使うの?」と疑問に思っているFX初心者の方も多いのでは無いでしょうか?
この記事では、「逆指値注文とは何か?」について詳しくご紹介しています。
この記事でご紹介している、「逆指値注文のメリット・デメリット」を理解すれば、仕組みを知って実践で利用していく事が出来ますよ!
それでは、まず「逆指値注文とは?」からご紹介していきますね。
逆指値注文とは?
逆指値注文とは、FXの基本の注文方法の一つで、今より不利なレートで注文を出す方法です。
通常であれば、「いくらで売りたい・買いたい」と希望する価格を指定して利益を狙いますが、逆指値の場合、今よりも損失が増える事を抑えるために利用します。
例えば、1ドル=110円の時に買い注文を行う。
- 今の価格が105円にまで下がり、これ以上下がるとまずいので、103円の売り注文を入れておく
- レートが下がり103円で売り注文が発生すると、それ以上の損失を防ぐ事が出来る
このように逆指値注文はこれ以上大きな損失を避けるために、利用する注文方法です。
指値注文とどう違うの?
逆指値注文とよく似ている注文方法に指値注文があります。
指値注文は、「○○円になったら売りたい、買いたい」と新たに注文を出す、かつ今より利益を出したい時に利用します。
一方で逆指値注文は、「○○円まで下がったら、決算する」というように、決算するタイミングで利用する事が多く、今より不利な値で注文をいれる時に利用します。
例えば、指値注文の場合
- 今のレートが1ドル=105円
- 100円になったら買いたいので、1ドル=100円の買い注文を入れておく
- 予想通り1ドル=100円になったら買い注文が成立
次に、売るタイミングを考える必要があります。
- 価格が上がり続ければ、利益を狙えるが、価格が下降し続ける場合も考えられる
- そこで「1ドル=95円まで下がったら売り」の逆指値注文を入れておく
- 仮に価格が下がった場合でも1ドル=95円以上の損失を防ぐ事が出来る
逆指値注文の使い方3つ
逆指値注文には主に3つの注文の仕方があります。
- 損切り
- 利益確定
- 新規エントリー
1.損切り
逆指値の一般的な注文方法の一つが損切りです。
これ以上損失が増える事を抑えるために利用します。
例えば100円で買ったけれど、その後価格が下がった場合、これ以上損失が拡大しないように、99円になったら売るという注文方法です。
日中仕事をしていて、相場をずっと見ることが出来ないという方でも、一定の価格になったら、決済をしてくれるので、リスクを抑える事が可能です。
2.利益確定
逆指値は、利益確定の際にも利用することが出来ます。
例えば
- 1ドル=99円の時に買い
- 1ドル=101円まで上がったが、その後予想に反して下落
- 1ドル=100円まで下がったら、これ以上損失を増やさないように、売りの注文を行う
1ドル=99円の時に購入しているので、1ドル=100円で売りの注文を行う事で、それ以上の損失を抑え、利益を確保する事に繋がります。
3.新規エントリー
3つ目は新規エントリーでの注文方法です。
例えば
- 価格が99円~100円の間を行ったり来たりしている場合
- 100円を抜ければ一気に上昇しそうだと予想し、100円の買い注文を入れる
- その後上手く上昇した所で、売りの注文を出し利益を得る
逆指値注文のメリット
ここからは、逆指値注文のメリットをご紹介します。
- 大きな損失を防げる
- 感情に左右されない
1.大きな損失を防げる
逆指値注文のメリットの一つは大きな損失を防げるという事です。
相場は常に様々な事に影響を受けながら変動していますし、平日は24時間いつでも稼働しています。
そのため、少し目を離した間やチェック出来ない間に大きくレートが変動し、大きな損失に繋がってしまう事もあります。
予め逆指値注文を利用しておく事で、損切りが出来、大きな損失を防ぐ事が出来ます。
2.感情に左右されない
感情に左右されない事もメリットの一つです。
あらかじめ、逆指値注文を入れておけば、「これ以上損失が出たら、大きなマイナスになる」という前に自動で決算出来ます。
自分の感情に左右されずに、利益を守っていく事が出来るので、初心者こそ逆指値注文を利用する事が大切ですよ!
逆指値注文のデメリット
ここでは、逆指値注文のデメリットをご紹介していきます。
- 損失を恐れて直ぐに損切りされてしまう
- 指定した価格とズレて注文確定する事もある
1.損失を恐れ直ぐに損切りされてしまう
デメリットの一つとして、損失を恐れ、最初にエントリーした近くで注文を行い直ぐに損切りされる事です。
例えば、1ドル=100円で買い注文をし、99.90円で売りの注文をしたとします。
この場合一度レートが下がると、直ぐに注文が確定してしまうので、仮にその後上昇したとしても利益を得る事は出来ません。
2.指定した価格とズレて注文確定する事もある
逆指値では、指定した価格とズレて注文が確定してしまうという事もあります。
例えば、100.105円で注文をしたのに、実際注文が確定した時には、100.103円になっている事があります。
為替のレートは常に日々変動しているので、注文が確定するわずかな時間で、ズレが生じてしまうのです。
これのズレを「スリッページ」と言います。
逆指値注文では、指定した価格と注文の確定がズレてしまう事もあると覚えておきましょう。
逆指値注文で損失拡大を抑える事が出来る
上記でご紹介した、「逆指値注文のメリット・デメリット」を理解して頂くと今後は、逆指値注文はどんな注文方法なのかで悩む事が無くなり、実践で利用していく事が出来ますよ!
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 大きな損失を防げる
- 感情に左右されない
- 損失を恐れて直ぐに損切りされてしまう
- 指定した価格とズレて注文確定する事もある
逆指値注文は、損失を確定するために利用する注文方法なので、初めのうちは利用するのに抵抗があるかも知れません。
しかし、損失の拡大を防いだり、利益を確実に確保したりするために便利な注文方法です。
注文の仕方をしっかりと抑えて上手に利用してみて下さいね!
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