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- ドルコスト平均法ってなに?
- FXのドルコスト平均法の仕組みを知りたい
- ドルコスト平均法のリスク軽減の手段が知りたい
といった悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する「ドルコスト平均法の仕組みや注意点」を理解すれば、FX初心者でもドルコスト平均法のトレードができます。
なぜなら、私もこの方法でドルコスト平均法の仕組みがわからないという悩みを解決できたからです。
それでは、以下で「ドルコスト平均法を使うコツ2つと注意点3つ」について紹介します。
FXドルコスト平均法のやり方とは?
ドルコスト平均法とは、一定金額の通貨を定期的に購入し続ける積立トレードです。
一定の金額で通貨を購入するので、通貨の価格が低いと相対的に多くの通貨を購入し、通貨の価格が高いと少量の通貨を購入します。
高いときは少なく買い、低いときにたくさん買うので、結果的に購入価格が平均化される手法です。
FXドルコスト平均法と定量購入の差
購入方法 | 月 | 1か月目 | 2か月目 | 3か月目 | 4か月目 | 5か月目 | 合計 | 平均購入金額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
価格 | 10万 | 5万 | 7.5万 | 9万 | 10万 | |||
定量購入 | 投資金額 | 10万 | 5万 | 7.5万 | 9万 | 10万 | 41.5万 | 8.3万 |
口数 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 5 | ||
定額購入 | 投資金額 | 10万 | 10万 | 10万 | 10万 | 10万 | 50万 | 約7.8万 |
口数 | 1 | 2 | 1.33 | 1.11 | 1 | 6.4 |
表を見てもらえばわかるように、ドルコスト平均法をするのと、定額で購入する場合とでは、ドルコスト平均法のほうが平均購入金額は安く、口数も多く買えます。
また定額で買うので高値づかみせずに、相対的に安値で買う機会が多くなります。
そのため、ドルコスト平均法のほうが定量購入よりも有利な取引ができます。
FXドルコスト平均法の設定
FXでドルコスト平均法をする場合、以下の4点を守ってトレードしましょう。
- 1回あたりの購入金額を一定にする
- 購入期限を定めない
- 定期的に購入する
- ロスカットは避ける
この4点を守れば投資信託と同様に、複利運用が可能となります。
FXドルコスト平均法の向き・不向き
ドルコスト平均法は、ルールを決めたらその通りやるのが大切ですが、この手法には向いている人と向いていない人がいます。
以下にあげる項目をチェックして、自分がドルコスト平均法に向いているのかどうかを把握しておきましょう。
向いている人:値の上げ下げに一喜一憂しない人
ドルコスト平均法は、一定金額を定期的に購入する手法なので、下落が怖くなって途中で売買してしまうと、ドルコスト平均法の意味がなくなります。
そのため、チャート価格の上げ下げに一喜一憂しない人は焦って売買しないので、ドルコスト平均法の手法に向いているといえます。
向いていない人:短期の利益を狙いたい人
ドルコスト平均法は、長期間のトレードで損失回避とともにコツコツと利益を増やしていく手法です。
数カ月~数年の中長期の利益を狙う手法なので、短期で利益をあげるような手法ではありません。
そのため、短期間で利益を得たい人には向いていない方法になります。
向いていない人:まとまったお金を準備できる人
ドルコスト平均法は、急落後の回復相場など「長い期間上がり続けるような相場」は得意としません。
まとまったお金を準備可能な人は、安いタイミングでまとめて買ったほうが有利になります。
継続性のある上昇相場には、ドルコスト平均法が向いていないので、まとまったお金でトレード可能な人は向いていないといえます。
FXでドルコスト平均法を使うコツ2つ
FXのドルコスト平均法の基本的な知識や手法を知っただけでは、まだ実際のトレードに入るのは時期尚早です。
ドルコスト平均法を使う場合、以下に紹介するコツ2つを覚えてからトレードに活かしましょう。
- レバレッジは低くする
- 相場がよくなければ違う手法も考える
コツ1:レバレッジは低くする
ドルコスト平均法は、長期的に経済成長する国を予測して買い続ける手法なので、長く保有するとメリットを享受できます。
またチャートが最安値水準まで値下がりした結果、ロスカットしてしまうとドルコスト平均法の強みを活かせません。
値下がりで撤退にならないように、レバレッジを低く抑えておきましょう。
コツ2:相場がよくなければ違う手法も考える
ドルコスト平均法もすべての相場に適応可能なわけではないので、もし合わない相場が来ている場合は、違う手法も選択肢として考えておきましょう。
下落がだらだらと続くような相場であれば、マイナスが積み上がりすぎてロスカットの可能性が出てきてしまいます。
相場の環境認識をして、合わなければ一旦保留するのも大切です。
FXドルコスト平均法に適したFX会社はみんなのFX
FXでドルコスト平均法を行うには、ロスカットしない点やレバレッジを抑える点が重要なため、みんなのFXがオススメです。
みんなのFXでは、提供されているスワップポイントが高水準なのも魅力です。
また、取引に困ったときには24時間対応のコールセンターもあるので信頼のおけるFX会社といえます。
FXドルコスト平均法を使う注意点3つ
最後に、ドルコスト平均法を使ううえで注意すべき点を解説します。
ドルコスト平均法でも苦手な相場はあるので、合わない相場での取引やそのほかの注意点について、トレードを行う前にしっかりと確認しましょう。
- レンジ相場には不向き
- 下降トレンドでは含み損が拡大する
- 毎回手数料がかかる
注意点1:レンジ相場には不向き
ドルコスト平均法は、購入金額を平準化する手法なので、レンジなどの値幅のあまりない相場には不向きです。
レンジ相場では値幅が大きくないため、通貨を購入しても平均値があまり変わりません。
また、将来的に価格が上昇しない相場も、ドルコスト平均法にとっては利益が出しづらいので、不向きといえます。
注意点2:下降トレンドでは含み損が拡大する
ドルコスト平均法は、買い続ける手法なので、相場が一方的に下がり続けた場合は含み損を抱え続けます。
例えば下降トレンドで通貨を買い続けても、相場が上昇しないと利益を得られないので、含み損ばかりが増えてしまうのです。
そのため、下降トレンドでは含み損が膨れすぎるので、手法的に控えるべきタイミングといえます。
注意点3:毎回手数料がかかる
定期的に購入するドルコスト平均法は、毎回のトレードごとにスプレッドなどの手数料がかかります。
とくに下落相場のときに、毎回の手数料が効いてきて元本割れのリスクも出てきてしまいます。
下落が続く場合は安値で一気に買うほうが有利になるので、定期的かつ継続的な投資では、手数料負担が積みあがる点に注意しましょう。
FXドルコスト平均法のやり方をマスターしよう!
上記で紹介した「ドルコスト平均法の仕組みや注意点」を実践すると、今後はドルコスト平均法のトレードの仕方で悩むことは一切なくなり、リスクを軽減しながらドルコスト平均法を使うことができます。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- ドルコスト平均法とは、一定金額の通貨を定期的に購入し続ける積立トレード
- 定期的に買い続けられ、値の上げ下げに一喜一憂しない人がドルコスト平均法には向いている
- ドルコスト平均法は、レバレッジを低く抑え、合わない相場では無理にやらないのがコツ
「慣れないし、めんどうだな」と最初は思うかもしれませんが、このドルコスト平均法のやり方をマスターできれば、長期の投資でお得にトレードできます。
この機会に、FXで長期的に資産を積み上げられるドルコスト平均法をマスターしておきましょう!
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