FX 空売り注文の仕組みとは?売りから利益を出すエントリー判断方法2つ

FXの売りって?空売りの仕組みとエントリー方法

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この記事で解決できるお悩み
  • 空売りの仕組みを知りたい
  • 売りで賢いエントリーをする方法を知りたい

といった悩みを解決できる記事になっています。


この記事で解説する「売りで利益を出す方法」を理解すれば、FX初心者でも売りでエントリーできますよ。


なぜなら、私も記事の内容を理解したことで空売りについて知り、売りでも利益を出せるようになったからです。


それでは、以下で「売りの基礎知識と注文方法」について紹介しますね。

FXの売り(ショート)ポジションとは

FXの売り(ショート)ポジションとは?

FXの売り(ショート)とは、為替レートが下がったら含み益になるポジションを指します。


売りから入る「空売り」は株式投資の専門用語で、本来は現物の株式を持たずに売る行為です。


差金決済のみの先物取引に分類されるFXでは、売りからエントリーして儲けるのも可能と認識しておきましょう。

FXの売り(ショート)と買い(ロング)の違い

FXの売り(ショート)は為替レートが下がると、買い(ロング)なら上がると利益になります


それぞれ売りと買いの意味であり、相場のトレンドと値幅に見合った注文を出す点が重要です。


ポジションとしてのリスクは同じですが、トレンドに逆らっている状況ではより危険になるため、相場の状況に適したトレードをしましょう。

売りが適している場面

売りエントリーが適している場面は、相場が下降しているときです。


ポジションを建てた為替レートよりも、利益となる位置で決済しやすいのがオススメの理由で、どんどん下に進んでいる相場では楽に利益を最大化できます。


下降トレンドで買いから入ると含み損が増えてしまうため、相場の方向性を確認しましょう。

空売りから入る時の流れ

空売りから入るときの流れは、買い注文とは別の通貨を借りるところから始まります。


ドル円の空売りなら、米ドルをFX会社から借りて、その米ドルで日本円を買うのです。


ドル円の売り1枚では、米ドル1万ドルを売り、為替レート1ドル=105円にしたがって日本円105万円を持ちます。


売りポジションを1ドル=104.5円で買い戻して返済すれば、差額の5,000円(ポジション量の1万×レート変動幅の0.5)が利益になります。

FX 売りの注文方法

FXの売りポジションの注文方法

FXの売り注文は、為替レートの売値(Bid)で約定します。


注文方法はそのときのレートで約定する成行注文と、現在より有利な価格で売る指値注文、それから不利な価格で売る逆指値注文の3つです。


売った瞬間に買値(Ask)との差額、いわゆるスプレッドによって資産が減ります。


そのため、売った直後に買い戻す場合は、損をしないためにスプレッド分の回収が必要です。

FX 売りのおすすめエントリータイミング2つ

売りにおすすめエントリータイミング

売りでエントリーする際には、エントリータイミング2つが役立ちます。


失敗しづらいタイミングで入れば、FXで勝ちやすくなるのです。


どのパターンなら売りで勝てるのかを把握して、高値から下がってくる相場で利益を狙いましょう。

おすすめのエントリータイミング
  • 戻り売り
  • ダブルトップ

パターン1:戻り売り

戻り売りは、下降トレンドの上限から再び下がり始めたときにエントリーします。


全体が下がっているトレンドのなかの戻りで売るため、有利な位置で売りポジションを保有できます。


高値を更新し続けて上昇トレンドに変わる場合もあるので、下降トレンドだからと油断せずに損切りの買い注文をつけておく点がコツです。

パターン2:ダブルトップ

FX売りで活躍するダブルトップとは

2つの山を描くチャートパターンのダブルトップも、売りのエントリータイミングです。


なぜなら、ダブルトップから直近の安値を更新していく流れで、売っておくと大きな利益になる確率が高いからです。


上昇トレンドの天井ぐらいで形成されるダブルトップは信頼できますが、さらなる高値の更新ではすぐに損切りしなければいけません。

FX 売りから入る時の注意点2つ

売りエントリーの注意点

FXで売りから入るときには、下記の2つの注意点があります。


売って買い戻す手順は日常生活ではあまり馴染みがなく、チャートを利用したテクニカル分析でじっくりと判断するのが重要です。


初心者は注意点の内容を熟読して、悪い癖をつけないように気をつけましょう。

売りから入る時の注意点
  • 売りポジションのマイナススワップ
  • 逆張りは上級者向け

注意点1:売りポジションのマイナススワップ

売りポジションでマイナススワップが発生するケースもあるので、長く保有する際には要注意です。


とくにドル円の売りなどの日本円を持つ状況では、2つの通貨の金利差から大きなマイナススワップを抱えてしまいます。


FXの売りポジションがそのままマイナススワップではなく、相対的に金利が低い通貨を保有している場合の支払いです。

注意点2:逆張りは上級者向け

上昇トレンドに反して売りのエントリーをする逆張りは、相場を熟知している上級者向けです。


理由は上昇トレンドにおける調整の下げを確保するのが難しいからで、トレンドの波をよく知らない初心者ではだいたい失敗します。


逆張りの失敗はかなりの損失になってしまうので、成功して大きな利益を出せる点にだけ注目しないようにしましょう。

売りと買いのどっちか迷ったらエントリーは止めよう

売りか買いか迷ったらエントリーしない

売りと買いの判断がつかないときには、エントリーをやめましょう


なぜなら、根拠がないトレードをムリにすると、損失を出してしまうからです。


FXはリスクを覚悟しながら取り組む投資運用で、トレードしないのも有効な選択肢ですよ!


エントリーをやめると、資金を危険にさらさずに次のチャンスを待てるのです。

売りポジションが多い人にはDMM FXがオススメ!

DMMFX

DMM FX向けの人
  • マイナススワップをあまり払いたくない人
  • トレードで売りポジションが多い人

売りポジションを多く持ちたい人は、DMM FXがオススメです。


FX会社のなかでも売りスワップが安く、支払いが少ないため、マイナススワップによる負担を気にせずに取引できます。


空売りを遠慮なく使える環境では、色々な通貨ペアが対象です。


売り注文が多いトレーダーに適しているFX会社で、相場が下落局面で困っている人にも向いています

FXは売りエントリーで相場が下がっている時も利益を狙おう

売りエントリーでも利益を狙おう!

上記で紹介した「売りのおすすめエントリータイミング2つ」を実践すると、相場が下がっている状態でも「売り」から利益を出せるようになりますよ。


最後にもう一度、内容を確認しましょう。

この記事のおさらい
  1.  FXの売り注文とポジションの基礎を理解する
  2. 絶好のエントリーポイントで売りポジションを保有する
  3. マイナススワップにならないように注意する
おすすめのFX口座

売りポジションが多い方におすすめ:DMM FX

 

現物を持っていない状態からでもトレードがスタートできるのがFXのメリットです。


一度売りポジションのエントリーを身につけてしまえば、相場が下落している時も利益を狙うことができるようになり、どんな状態も利益を得るチャンスとなりますよ。

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