FXの確定申告のやり方4つ!便利な電子申告や納税手続きも!

この記事で解決できる悩み
  • FXの確定申告のやり方が知りたい
  • 確定申告は税務署に行かなきゃいけないの?
  • 手続き漏れで罰金を取られたくない

といった悩みを解消できる記事です。


確定申告は毎年やっている人でも年に1回のイベントなので、やり方を覚えている人は少ないですよね。


ましてや確定申告をしたことがない人は、とりあえず必要そうな書類を一式持って税務署に行くという人も多いのでは。


実はFXの申告は、自宅からスマホやタブレットで簡単にできるんですよ!


納税もオンラインでできるので、混雑した税務署に出向く必要もありません。


そこでこの記事では確定申告の4つのやり方を、最も便利な電子申告・電子納税と併せてお伝えします。


記事内容を実践すれば、確定申告をしたことがない人でも自宅で簡単に手続きできますよ!


まずは確定申告の概要から解説しますね。

確定申告は1年間の収入から税金を精算する手続き

確定申告とは、1年間(1月1日~12月31日)に得た収入に対する税金を計算して、納付不足の場合は納税、納付しすぎの場合は還付を受けるための手続きです。


FXの収入からは税金が源泉徴収(株の利益や配当のように事前に税金を天引きされる制度)されないので、自分で確定申告書を作って申告・納税しなければなりません。


FXの確定申告の仕組みや注意点などは、以下の詳しい記事を確認してください。

FXの確定申告は全員必要?不利なく手続きするためのコツを徹底解説!

確定申告をしなかったら、どうなるんですか?

無申告加算税や延滞税が発生する場合もあるので、気を付けよう!

FXの利益には20.315%の税金がかかる

FXで得た為替差損益とスワップ損益を通算して、プラスになれば20.315%の税金がかかります。


20.315%の内訳は所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%です。


例えば年間100万円の利益なら、所得税15万円、復興特別所得税3,150円、住民税5万円の合計203,150円です。

FXの税金を確定申告すべき基準

上記の税金は、FXの利益が基準額(サラリーマンの場合は年間20万円、専業主婦や無収入の学生は年間48万円)を超えた場合のみかかります。


税金がかかった場合は、翌年3月15日までに所轄の税務署に確定申告と納税が必要です。

 

ただし確定申告が必要になる基準額は、FX以外の収入状況によって細かく分かれるので、以下の記事で確認してください。

FXの税金は利益いくらから?収入に応じた7つの事例で徹底解説!

FXの確定申告に必要な書類3つ

FXの確定申告には3つの書類が必要です。

FXの確定申告に必要な書類3つ
  1. 年間取引報告書
  2. 給与所得の源泉徴収票
  3. 所得税及び復興特別所得税の申告書付表(先物取引に係る繰越損失用)

それぞれの書類の内容や入手方法を簡単に紹介しますね。

必要書類1.年間取引報告書

年間取引報告書は1年間(1月1日〜12月31日)のFXの損益が書かれた書類です。


確定申告に使うため、毎回の取引損益ではなく1年間のトータルの損益が載っています。


FX会社から送付されるケースもありますが、最近ではほとんどのFX会社がオンライン交付です。


オンライン交付の場合は、自分でFX会社の口座にログインの上ダウンロードしてください。

必要書類2.給与所得の源泉徴収票

給与所得の源泉徴収票は、1年間の給与収入や年末調整で受けた各種所得控除や住宅ローン控除、源泉徴収税額などが記載された書類です。


サラリーマンやパート・アルバイトの人が給与所得者に該当し、源泉徴収票は1月末までに勤務先から発行されることになっています。


FXの確定申告をする時はFX以外の収入も合わせて申告するルールなので、源泉徴収票が必要なのです。

必要書類3.所得税及び復興特別所得税の申告書付表(先物取引に係る繰越損失用)

この付表は直近3年以内にFXの損失の繰越控除の申告をした人が、引き続き繰越控除を受けるために必要です。


損失の繰越控除を受けるにはFX取引の有無を問わず、毎年確定申告をし続けることが条件です。


前年の確定申告書の控えに添付されているはずなので、万が一控えを紛失して繰越損失の金額が分からない場合は、最寄りの税務署に問い合わせましょう。


前年の確定申告書の閲覧申請を行えば、金額を教えてもらえますよ。

確定申告前に準備しておくことが大切だよ!

FXの確定申告のやり方4つ

FXの確定申告は4つの方法でできます。

FXの確定申告のやり方4つ
  1. 書面申告
  2. 電子申告
  3. 税務署の申告相談を利用する
  4. 外部の相談会場を利用する

自宅で楽に手続きを済ませるにはスマホやタブレットからの電子申告がおすすめですよ!


それぞれのやり方を詳しくお伝えしますね。

やり方1.書面申告

書面申告は確定申告書を作成して印刷し、所轄の税務署に郵送する方法です。


具体的な手順は次のとおりです。

書面申告3ステップ
  1. 確定申告書作成コーナーに行く
  2. 画面に従って必要事項を入力する
  3. 確定申告書を印刷して税務署に郵送する

ステップ1.確定申告書作成コーナーに行く

まずは国税庁HPの確定申告書作成コーナーに行きます。


スマホ・パソコンどちらでもアクセスできます。


リンク先を以下に貼っておきますね。

参考 国税庁 確定申告書等作成コーナー

ステップ2.画面に従って必要事項を入力する

画面に従って、「FXの確定申告に必要な書類3つ」で用意した書類の情報を入力します。


給与とFXなど複数の収入がある場合は、全ての収入を入力しなければなりません。


一部の収入のみを申告すると税務署から申告漏れ、場合によっては脱税と認定されて罰金がかかるので気をつけましょう。


なお確定申告書作成コーナーは自動計算なので、手書きと違い計算誤りなくおすすめです。


また氏名・住所なども入力すれば全て印刷できるので、手書きの手間は不要です!

ステップ3.確定申告書を印刷して税務署に郵送する

必要事項を入力したら確定申告書の印刷画面が出るので、印刷して所轄の税務署に郵送します。


送付先の税務署はステップ2で入力した住所から自動判定されるので、印刷された税務署宛にそのまま送ればOKです。


確定申告書の控えにも税務署の収受印が欲しい人は、控え用の返信用封筒も同封してください。

やり方2.電子申告

2つ目の方法は電子申告です。


次の4ステップだけで、自宅にいながらスマホやタブレットで簡単に確定申告が終わるのでおすすめですよ!

電子申告4ステップ
  1. e-Taxの利用申請をする
  2. 確定申告書作成コーナーに行く
  3. 画面に従って必要事項を入力する
  4. 確定申告書をデータ送信する

ステップ1.e-Taxの利用申請をする

まずはe-Taxに登録します。


マイナンバーカードがある人は、確定申告用のマイナポータルAPをインストールしてください。


マイナンバーカードがない場合は、ID・パスワード方式に登録すれば確定申告ができます。


スマホやタブレットからの確定申告の詳細は国税庁のHPで確認しましょう!

参考 国税庁HP(スマートフォンからの申告がさらに便利に!)

ステップ2.確定申告書作成コーナーに行く

書面申告のステップ1と同様、確定申告書作成コーナーに進みましょう。

参考 国税庁HP(確定申告書作成コーナー)


ステップ3.画面に従って必要事項を入力する

画面に従って必要事項を入力します。


書面申告のステップ2とやり方は同じです。


税額に影響するので、数字の入力誤りには気をつけましょう!

ステップ4.確定申告書をデータ送信する

必要事項を入力したら確定申告書のデータ送信画面が出ます。


入力内容に誤りがないかよく確認してから送信してください。


データ送信で済むので、書面申告のような書類を送る手間がかからず便利ですよ。

間違えないように慎重にしてくださいね

やり方3.税務署の申告相談を利用する

自宅にスマホやパソコンがない人や、確定申告書の作り方が判らない人は確定申告期間(2月16日~3月15日)に税務署に行きましょう。

税務署の申告相談を利用する3ステップ
  1. 入場整理券を取得する
  2. 税務署に行く
  3. 確定申告書を作成・提出する

以下の国税庁リーフレットは令和3年2月版ですが、確定申告会場に行く際の注意点などが書かれているので参考にしてください。

ステップ1.入場整理券を取得する

コロナ対策で人流抑制のため、確定申告会場に入るには事前に整理券を取る必要があります。


国税庁のLINEを友だち登録すれば手軽に整理券を発行できますよ。


電話での発券は受け付けていないので注意してください。

参考 国税庁LINEアカウント登録ページ

ステップ2.税務署に行く

住所地の所轄の税務署に行き、整理券を提示して確定申告会場に入りましょう。


会場は書類整理コーナーとパソコンコーナーの大きく2つに分かれています。


まずは書類整理コーナーで確定申告書の作成に必要な書類や情報を整理してください。

ステップ3.確定申告書を作成・提出する

次にパソコンコーナーへ進み、書類整理コーナーで整理した情報に基づき、国税庁HP「確定申告書作成コーナー」を使って確定申告書を作成します。


基本的にパソコン入力は自分で行いますが、行き詰まったら職員に教えてもらえるので安心してください。


確定申告書が完成したら電子申告を行い、出口で控えを受け取って終了です。

やり方4.外部の相談会場を利用する

税務署が自宅から遠い人は、外部の相談会場を利用する方法もあります。


市区町村役場や納税協会、農協・漁協などが会場になり、税務署・市区町村役場の職員や税理士が相談員をしています。

外部の相談会場を利用する2ステップ
  1. 相談会場に行く
  2. 確定申告書を作成・提出する

ステップ1.相談会場に行く

日時を調べて相談会場に行きます。


車で行く場合は、駐車場の有無を事前に調べておきましょう

ステップ2.確定申告書を作成・提出する

パソコンまたは手書きで確定申告書を作成します。


疑問点があれば会場の職員か税理士に教えてもらえますよ。


完成した申告書はその場で提出して、控えをもらって終了です。

FXの確定申告には電子申告が便利!

上記4つの方法のうち、一番おすすめなのはスマホかタブレットによる電子申告です。

電子申告がおすすめな理由
  • 自宅で確定申告ができる
  • パソコンやプリンターが不要
  • 税務署に書類を提出する手間がかからない


今まで書面申告をしていた人や確定申告会場に出向いていた人は、電子申告に挑戦してみましょう!

自宅でも簡単に確定申告って出来るんですね!

忙しい人には便利だよね

確定申告をした税金の納税方法5つ


確定申告をした税金のうち、所得税と復興特別所得税は以下5つの方法で3月15日までに納税しなければなりません。


税務署から納付書の送付や納税通知は来ないので、納税忘れに注意してください。


ちなみに住民税は普通徴収又は特別徴収により、所得税・復興特別所得税とは別途納税します。

得税・復興特別所得税の納税方法5つ
  1. 振替納税
  2. e-Taxで納税
  3. クレジットカード納税
  4. QRコードでコンビニ納税
  5. 現金納付 

納税方法1.振替納税

振替納税は指定の銀行口座から税金を引き落として納税する方法(手数料無料)です。


必要事項を記入した「預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書」を3月15日までに所轄税務署に提出すれば手続き完了です。


口座からの引き落としは4月下旬に行われますが、令和3年分の具体的な引き落とし日程は国税庁HPにて公表される予定です。

参考 国税庁HP「振替納税の新規(変更)申し込み」

納税方法2.e-Taxで納税

2つ目はe-Taxで電子納税する方法(手数料無料)です。


自宅等からインターネットを通じて納税できるので、税務署や金融機関等に出向く必要がありません。


詳細についてはe-Taxホームページでチェックしましょう!

参考 e-Taxホームページ「電子納税」

納税方法3.クレジットカード納税

クレジットカードでの支払いも可能です。


ただし税額に応じて段階的に手数料が増えるのであまりおすすめできません。


スマホ・パソコン・タブレットで、国税用HPや画定申告書作成コーナーからクレジット納付専用サイトにアクセスし、必要事項を入力して手続きをします。

参考 国税庁HP「クレジットカード納付の手続」

納税方法4.QRコードでコンビニ納税

30万円以下の納税ならQRコードを発行してコンビニで納付(手数料無料)できます。


確定申告書作成コーナーもしくはコンビニ納付用QRコード作成専用画面からQRコードを作成し、コンビニの専用端末で読み取って納付用バーコードを発行し、レジに現金を添えて支払う流れです。

セブンイレブンは非対応なので気を付けて!

QRコード納付対応のコンビニ
  • ローソン、ナチュラルローソン、ミニストップ(いずれも「Loppi」端末設置店舗のみ)
  • ファミリーマート(「Famiポート」端末設置店舗のみ)

納税方法5.現金納付

税務署または金融機関の窓口で現金に納付書を添えて納税する方法(手数料無料)です。


納付書がない場合は税務署または金融機関に備え付けの納付書を使って納税してください。


確定申告期間は税務署の窓口が混雑するので、金融機関での納税がおすすめです。

FXの確定申告は便利な電子申告でスムーズに済ませよう!

上記で紹介した「自宅から便利なスマホ申告」を行えば、混雑した税務署に交通費をかけて行かなくても、自宅で簡単に手続きを済ませられますよ。


最後にもう一度、内容を確認しましょう。

まとめ
  • FXの確定申告には年間取引報告書などの書類が必要
  • スマホかタブレットからの電子申告が便利
  • 確定申告をしたら期限までに納税も忘れずに!

「税金のことなんて全く分からない」と最初は思うかもしれませんが、自宅からスマホ・タブレットで簡単に手続きできるので、ぜひ一度挑戦してみてくださいね!