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- FXのスワップポイントって税金がかかるの?
- スワップポイントが課税される仕組みが知りたい
- スワップポイントで節税できるFX会社はどこ?
今回は上記の悩みを解消できる記事をご用意しました。
スワップポイントは為替差益と同様に税金がかかるものの、対策を取れば節税が可能です。
そこでこの記事では、スワップポイントが課税される仕組みと具体的な節税方法をお伝えします。
記事内容を実践すれば、スワップポイントの税金で損をせずに済みますよ!
まずはスワップ利益で確定申告義務が生じる条件について解説しますね。
「FXの利益って税金はかかるの?」「確定申告っていくらから必要?」という方は、以下の記事でまとめていますのぜひ読んでみてくださいね!
FXのスワップポイントで確定申告が必要になる基準
サラリーマンは年間20万円、専業主婦・学生は年間48万円を超えるスワップポイントを得ると確定申告が必要です。
為替差益がある人はスワップポイントとの合計額で確定申告の義務を判定します。
以下の記事でFXの税金がかかる基準を確認して、漏れのないよう手続きをしてくださいね!
FXの税金は利益いくらから?収入に応じた7つの事例で徹底解説! |
スワップ利益に対する税金の計算方法
スワップ利益は為替差益と足して、そこから必要経費を引いた金額に対して20.315%の税率で申告分離課税されます。
20.315%の内訳は所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%で、復興特別所得税は令和19年までかかります。
- FXの課税対象所得=為替差損益+スワップ損益-必要経費
- FXの税金=FXの課税対象所得×20.315%
例えば為替差益が60万円、スワップ利益が15万円、必要経費が5万円の場合以下の計算になります。
- FXの課税対象所得=60万円+15万円-5万円=70万円
- FXの税金=70万円×20.315%=142,205円
スワップ利益が課税されるタイミング2つ
スワップ利益はFX会社によって課税されるタイミングが違います。
- スワップ付与時にその都度課税
- ポジション決済時に一括課税
それぞれの違いと、どちらが税制上有利なのか解説しますね!
1.スワップ付与時にその都度課税
ひとつ目はスワップ付与時にその都度課税されるパターンです。
多くのFX会社は日本時間早朝にロールオーバーとなりスワップの受け渡しが行われるので、そのタイミングで課税されます。
ポジション未決済でも課税され、節税ができないのでおすすめしません。
2.ポジション決済時に一括課税
もうひとつはポジション決済時にそれまでたまっていたスワップにまとめて課税されるパターンです。
ポジションの一部または全部を決済するタイミングを調整することで節税できるので、このパターンのFX会社がおすすめです。
また税金をかけずにスワップ利益を使いたい場合は、ポジション未決済のままスワップを出金できるFX会社を使いましょう。
節税にはポジション未決済でスワップ非課税のFX会社がおすすめ!
ポジション未決済でスワップに税金がかからないFX会社は以下の5社です。
スワップ利益の節税シーン2つ
FXの課税対象所得がサラリーマンは年間20万円、専業主婦・学生は年間48万円を超えると税金がかかります。
そのため先ほど紹介した「ポジション未決済でスワップ非課税のFX会社5社」を利用し、スワップが課税されるタイミングを調整することで確定申告を不要にできる場合があります。
サラリーマンのAさんと専業主婦のBさんのケースで具体的に見ていきましょう!
節税シーン1.サラリーマンAさんのケース
サラリーマンのAさんは今年末時点で18万円のスワップ利益を得ていて、未決済のポジションに5万円のスワップ利益がたまっています。
Aさんはこのポジションを年内に決済すると、スワップ利益が18万円+5万円=23万円となり、20万円を超えるので確定申告が必要になってしまいます。
年が明けてからポジションを決済することで、今年のFXの課税対象所得が20万円を超えないようにしましょう!
節税シーン2.専業主婦Bさんのケース
専業主婦のBさんは今年末時点で60万円の為替差益を得ていて、未決済のポジションに15万円のスワップ損失がたまっています。
Bさんはこのポジションを年内に決済すれば、今年のFXの課税対象所得は60万円-15万円=45万円となり、48万円以下になるので確定申告が不要になります。
スワップ課税のタイミングを調整する方法以外にもFXの節税対策はたくさんあるので、詳しく知りたい人は以下の記事もぜひチェックしてくださいね!
FXの税金対策とは?利益を減らさない節税方法10個を解説! |
スワップ利益を非課税にできる1日あたりのスワップ上限
確定申告を不要にできる1日あたりのスワップ利益の上限はサラリーマンと専業主婦で異なります。
それぞれのケースで上限を計算してみますね。
ケース1.サラリーマンは1日547円
サラリーマンは年間20万円が上限なので、365日で割ると1日の上限は547円です。
トルコリラの場合、1日の平均スワップを43円(みんなのFXとLIGIT FXの1,000通貨当たり。2021年7月時点)とすると、保有できる上限は12万通貨になります。
トルコリラのレートを12.800円とすると、レバレッジ25倍で61,440円の資金があれば運用可能です。
ただしスワップポイントは各国の政策金利の関係などで今後変動する可能性があります。
最新のスワップカレンダーをこまめに確認しながら、スワップ利益が年間20万円を超えないよう注意してください。
ケース2.専業主婦・学生は1日1,315円
専業主婦・学生はは年間48万円が上限なので、365日で割ると1日の上限は1,315円です。
トルコリラの場合、1日の平均スワップを43円とすると、保有できる上限は30万通貨になります。
トルコリラのレートを12.800円とすると、レバレッジ25倍で153,600円の資金があれば運用可能です。
スワップ利益の課税タイミングを把握して上手に節税しよう!
上記で紹介した「スワップポイントの税金を賢く節税する方法」を実践すると、今後はスワップポイントの税金で損をせずに済みますよ!
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- スワップポイントは為替差益と合算して税金がかかる
- スワップポイントはFX会社によって付与時とポジション決済時で課税のタイミングが異なる
- スワップポイントで節税するならポジション未決済でスワップ非課税のFX会社を使おう
FXをしているとどうしてもスワップポイントよりも為替差益に注目しがちですが、スワップポイントの課税関係も把握しておき、賢く節税しましょう!
スワップポイントの課税関係についてわかったら、確定申告で役立つ知識を知れる「FX税金」についての記事を読んでみましょう!
FXの税金について詳しく知っているだけで、収入状況に応じて確定申告の必要性を正しく判断できるようになりますよ!
FXの税金は利益いくらから?収入に応じた7つの事例で徹底解説! |
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