メキシコペソ円(FX)の見通し2019年を大手銀行員がチャートで解説!

最新版メキシコペソの見通しと稼ぎ方

この記事で解決できるお悩み
  • メキシコペソって一時期なんで下落したの?
  • メキシコペソの2019年見通しってどう?
  • メキシコペソは投資すべき?長期見通しはいいの?

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。三井住友信託銀行出身のクニトミが解説します。


銀行員時代は『投資信託、外貨定期、保険、不動産、税金、遺言、相続』の7つの観点で、金融資産1〜5億のお客さまへのコンサルティングを行なっていました。


この記事で解説する『メキシコペソの下落原因、2019年の見通し、投資家
へのアドバイス』等を理解すれば、メキシコペソへの適切な投資タイミングを見極めれます。


銀行員時代に得たノウハウを提供するので、じっくりと読み込んでくださいね。それでは以下で解説します。


※2019年6月5日の最新情報を載せております。

※当記事の考案をコピペしたWebサイトがあります。知識のない方が書いている記事であり、みなさんが誤った情報を受け取って、損失を出さないようにご注意くださいませ。

目次

【メキシコペソ:半年間の推移】値動きの要因7つを解説

2018年12月〜2019年5月末までの6ヶ月間で、メキシコペソ は乱高下を繰り返しました。上の画像は6ヶ月間の値動きを示したものです。


不安に感じる要素も多いと思いますが、実はメキシコペソ は2019年は上昇する見通しがあります。


この半年間のメキシコペソ の値動きを理解すれば、市場に対する理解度が深まり、2019年の見通しがいいことも理解できるので、じっくり読み込んでいきましょう!

半年間の推移
  1. 2018年10月:米国株の急落による投資家心理の悪化
  2. 2018年12月末:メキシコの連続利上げ
  3. 2019年1月:アメリカの利上げ休止の予測が強まった
  4. 2019年3月:トルコリラ の急落につられて下落
  5. 2019年5月17日:メキシコへの追加関税を撤廃
  6. 2019年5月22日:米中貿易摩擦による投資家心理の悪化
  7. 2019年5月30日:メキシコへの追加関税を再検討

2018年10月:米国株急落による投資家心理の悪化

引用元:日経平均AI(メキシコペソ チャート)


2018年10月には米国株式の急落によって投資家心理が悪化し、メキシコペソも足を引っ張られて下落しました。


米国経済はここ10年間ずっと景気が良かったことを背景に、着実な利上げが進み、その利上げが、企業業績に悪影響を与え、景気が減速するのでは?、との懸念がありました。


その結果、9月末から10%近い下落となったと考えられます。

2018年12月末:メキシコの連続利上げ

2018年11月と12月に2度、メキシコが連続利上げを行ったことによって、メキシコペソ の下落は止まって上昇気流に乗りました。


なぜなら『利上げを行う』=『景気がいい』という判断ができるからです。(判断材料の1つ)


そもそも利上げは『景気のいい時期』に景気を抑制するために行う金融政策の1つとされています。


そのため『2ヶ月間連続で利上げを行ったメキシコの景気は今後良くなるのでは?』との予測から、メキシコペソ は上昇したと考えられます。

2019年1月:アメリカの利上げ休止の予測が強まった

アメリカが利下げを行うと米ドルへの投資魅力が減少するのに対して、新興国通貨は上昇する傾向にあります。


なぜなら相対的に新興国通貨への投資魅力が増すからです。
たとえばアメリカの金利が『2.5%』でメキシコペソ の金利が『8.25%』だとします。


もし、アメリカが利下げを行って『2%』になったら、相対的にメキシコの金利が『0.5%』上昇したことになりますよね。


このように『米国の利下げが進むと、新興国通貨は上昇する可能性がある』という関係性があることを忘れてはなりません。

2019年3月:トルコリラ の急落につられて下落

2019年3月にはトルコリラ の急落によって、メキシコペソも足を引っ張られて下落しました。


なぜなら投資家心理が悪化するからです。

投資の世界では『1つの金融商品』が大きな下落をすると、『それに関連する他の商品も下落するのでは?』というネガティヴな思考を投資家が抱き、リスク回避の考えが強くなって売りが強くなります。


その結果、トルコリラ の急落につられて、メキシコペソ も大きく下落をしてしまいました。

2019年5月17日:メキシコへの追加関税を撤廃

もともとメキシコはアメリカから追加関税を受けており、トランプ大統領の言動などによって乱高下を繰り返していましたが、2019年5月17日に米政府が対メキシコ追加関税を撤廃しました。


それに対してメキシコ側もアメリカに対する報復関税を撤廃したことによって、投資家心理が安定し、メキシコペソ は上昇した可能性が高いです。


今回の追加関税の撤廃は非常に大きなニュースで、間違いなくメキシコにとってプラスとなる内容でした。

2019年5月22日:米中貿易摩擦による投資家心理の悪化

ところが最後に5月22日に米中貿易摩擦がさらに悪化して、『世界経済に悪影響が出るのでは?』との懸念から、世界各国の通貨は大きく下落をしました。


何かメキシコに原因があるわけではなく、あくまでも米国と中国との関係なので、見守ることしかできません。


しかし米中貿易摩擦は両国にとって『マイナス』でしかないので、長期化せずに収束に向かっていくと予測されているので、そこまでマイナスに捉えなくても大丈夫かと思います。

2019年5月30日:メキシコへの追加関税を再検討

5⽉30⽇にトランプ⽶⼤統領は『不法移⺠対策が不⼗分だ!メキシコの全輸⼊品に追加関税を検討する!』と発表しました。


その結果『また追加関税が課されたら、メキシコの負担が大きくなって為替も下落するのでは?』との考えから、メキシコペソは⼤きく売られて安値⽔準となりました。


6⽉10⽇のトランプ大統領による追加関税発動を回避するため、メキシコはアメリカに対して交渉を続けている段階であり、その行方が注目されています。


以上が2018年12月〜2019年5月末までメキシコペソに起こっている相場分析になります。

野村證券の考案

野村證券によると、向こう1年間のメキシコペソの対円相場レンジを1ペソ=5.6~6.0円になると予想しています。(従来予想は同5.2~6.0円)。


個人的にも何か米中貿易摩擦のような、マイナス要因になるニュースがなければ、そのあたりの価格に収束すると考えております。


引用元:野村證券

【メキシコペソ:2019年見通し】注意が必要!

今年のメキシコペソは要注意

短期的な視野で見ると『見通しが悪くなる可能性』もあるので注意が必要です。特に2019年は要注意です。

見通しが暗い理由:大統領ロペス氏の今後の活動が不透明

懸念点は『ロペス氏が今後どのような行動をとるのか分からない』ということです。


なぜなら経済界との協調性を示していたものの、実際には『大勢の人の意見を聞く政策方針』が見受けられたからです。


具体的には国民への意見調査の結果をもとにメキシコシティ空港の代替施設の建設中止を決めたのがいい例です。


上記のように『大統領選での発言と、当選後の行動』が伴っていない点が、『メキシコペソ見通しの不安材料』になりそうです。

【メキシコペソ:2019年以降の見通し】明るくなる可能性あり

今年のメキシコペソは有望かも?

上記では『2019年の見通しは少し暗い』ことを説明しましたが、2019年以降のメキシコペソ見通しは明るいと考えています。


以下4つの観点から2019年以降のメキシコペソ見通しを解説します。

メキシコペソ の見通しが明るい理由4つ
  1. 米国が利上げを行う可能性が低い
  2. 新興国はドル建ての借金が多いため
  3. ロペスの当選
  4. USMCAの合意

見通しが明るくなる理由1:米国が利上げを行う可能性が低い

2019年〜2020年、長期に渡って利上げを行う可能性は低いと考えています。


なぜなら利上げは景気がいい時期に『景気の加速を抑制するため』に行う施策だからです。


実際にbloomberg(アメリカの日経新聞会社のようなイメージ)でも、以下のようなコメントがありました。

株式相場がこれほど悪化している状況で連邦準備制度が利上げに踏み切れば極めて異例だ。

引用元:Boolmberg

つまり『米国が利上げを行う可能性が低い』→『米ドル通貨の魅力が低下』→『相対的に新興国通貨の魅力が高まる可能性がある』と想定できます。

見通しが明るくなる理由2:新興国はドル建ての借金が多いため

新興国(特にメキシコ)はドル建ての借金が非常に多いです。


『米国の利下げで金利減少→ドル建て債務の利払い減少→新興国は利払いの負担が減る』
との懸念から新興国通貨が上昇する可能性が高いです。


実際に下の画像(メキシコペソの為替推移)を見ると、利下げ予測が強まった2019年1月に大きく上昇しています。


このように『米国の利下げ』はメキシコや新興国通貨に好影響を与えるので、要チェックが必要です!


※『新興国の中でもメキシコはドル建て債務が多い』に関する参考記事:マネセツ

具体例:個人で借金した場合

たとえば、あなたがAさんから3000万円を借金して、年率5%で返済するとします。


つまり『3000万貸してもらう代わりに、年間150万円は利息としてAさんに払うよ!』という約束です。


しかし年率1%に減少したら、年間30万円のペースで返済すればいいだけになります。


120万円の負担がなくなり、生活に余裕が出て、借金返済の日々から脱却できますよね。これと同じことがメキシコや他の新興国で起こっています。

見通しが明るくなる理由3:ロペスの当選

2018年7月の大統領選選挙で、ロペス氏が勝利したことはメキシコの経済成長を加速させる期待がされています。


なぜなら、リペス氏はもともとメキシコ市長として実績を残しているからです。


そのため大統領としても現実的な政策を打ち出し、効率的な問題解決に取り組むことが期待されています。


見通しに関して参考にしたURL:日興アセットマネジメント

見通しが明るくなる理由4:USMCAの合意

USMCAとは『米・メキシコ・カナダ協定』のことです。詳しい内容を話すと、複雑になるためあえてこの記事では説明しません。


メキシコ次期政権の首席交渉官を務めたヘスス・セアデ氏は以下のように見解を示しています。

新協定は北米地域全体の保護主義を強める内容で、メキシコはその最大の恩恵を受ける


コスト面で優位性を持つメキシコが「うまく立ち回れば」、自動車をはじめとする分野で米国以上の恩恵を受けることになる。

引用元:REUTERS

USMCAは投資初心者からすると非常に複雑な内容のため、『どのようなメキシコにプラスに影響するのか?』は判断がつかないですよね。


しかしメキシコ時期席県の首席交渉官であるヘスス氏が上記のように言及しているのは、メキシコ見通しを判断する上で、1つの材料になると思います。


※USMCAについて気になるかたは『USMCAとは?』を参考にしてくださいね。

【メキシコペソ:2019年以降の見通し考慮!】4パターンの人へアドバイス!

4パターン別のメキシコペソ解説

『メキシコペソへの投資を迷っている』『すでにメキシコペソに投資した人はどうすればいい?』


上記のように様々なパターンの人がいると思うので、以下4パターンに分けてアドバイスしますね。

4パターンの人へアドバイス
  • メキシコペソ投資を検討し、投資資金は余剰資金でない人
  • すでにメキシコペソ投資し、投資資金は余剰資金ではない人
  • すでにメキシコペソ投資し、投資資金も余剰資金である人
  • メキシコペソ投資を検討し、投資資金は余剰資金である人

メキシコペソ投資を検討し、投資資金は余剰資金でない人

銀行員時代にもよく言っていましたが『余剰資金がない人』は絶対に投資はやめましょう。


なぜなら生活費を投資して損害を出した場合は、追加投資ができず塩漬けにしなければならないからです。


※余剰資金とは、万が一無くなっても生活に困らない資金のことです。

すでにメキシコペソに投資し、投資資金は余剰資金ではない人

2018年9月や10月頃に投資した人たちは、少し損をしている状態だと思います。


このパターンの人たちは、2019年のメキシコペソが元の水準まで回復してきたら利益確定をした方がいいと考えています。


理由は上記と同じで、『余剰資金がない人は投資するべきでない』からです。もし急落した場合、長期見通しはいいのでそのまま放置しましょう。

すでにメキシコペソに投資し、投資資金も余剰資金である人

もし僕が余剰資金があれば、メキシコペソに追加投資するかもしれません!


なぜなら上記で説明した通り『米国の利上げが落ち着き、利下げ予測が強まっている』からです。


米国が利下げをすれば米ドル投資への魅力が低くなり、相対的に新興国通貨への投資魅力が高まるので、今後の見通しに期待ができそうです。


※追加投資する場合のおすすめFX会社は下記で紹介

メキシコペソ投資を検討し、投資資金は余剰資金である人

僕なら長期投資(2〜5年)が前提で投資すると思います。


なぜなら今後も長期見通しはいいので、『2〜5年ほど待てば今のメキシコペソの価格よりも上がるタイミングはある』と考えているからです。


そのため、もし僕が余剰資金がある立場ならメキシコペソに投資をするなら面白いな。と考えています。


※追加投資する場合のおすすめFX会社は下記で紹介

【メキシコペソ:2019年以降の見通し良好!】おすすめのFX会社

メキシコペソおすすめ会社

もし僕ならメキシコペソにこのタイミングで投資しますが、大切なのは『メキシコペソ投資に適しているFX会社』を選択することですよ。


そしてメキシコペソ投資する場合は、スワップポイントが重要になるので以下で解説します。

スワップポイントについて

スワップポイント(金利差調整分)とは、2カ国の金利差から得られる利益のことを指します。


たとえば日本円(低金利通貨)のを売って、メキシコペソ(高金利通貨)を買うと、その金利差の差額を利益として『毎日』受け取れます。


※メキシコペソ 以外で、『一番条件のよい通貨ペアと、FX会社でスワップ金利を受け取りたい!』という方は『最新FXスワップポイント比較』に目を通してくださいね。

メキシコペソ投資ならスワップポイントが重要です!

メキシコペソに長期投資する場合は、スワップポイントに着目しましょう!


なぜならスワップポイントが高いほど、毎日積み上がる利息が大きくなるからです。


『パソコンに張り付いて、トレードするのはいやだ』『普段は仕事で忙しい』という人は、メキシコペソの長期投資がおすすめです!

具体例:10万円の保証金でメキシコペソ/円を運用した場合(スワップポイント=15円)

10万円の保証金で、41万通貨を保有し、スワップポイントが15円の場合は、以下の画像のように利息が積み上がります。

10万円の保証金でメキシコペソ/円を運用した場合のシミュレーション

シミュレーショングラフ図

※スワップポイントは金利市場や為替変動等によって変動するため、将来の金額を保証するものではありません。
※付与されるスワップポイントは日々変化します。
※相場状況によってはスワップポイントの受取額以上の損失が発生する可能性があります。
※取引に必要な資金(必要保証金)= 現在の為替レート × 取引数量 × 0.04(レバレッジ25倍)です。
※必要保証金の金額以上の保証金を預け入れることによって、25倍以下のレバレッジにて運用いただけます。

引用元:FXプライムby GMO

メキシコペソのスワップポイントが高いFX会社

メキシコペソを取り扱っているFX会社は3社ですが、実際に日頃からFX取引をしている元銀行員の僕が『安心!コストも安い』と感じた1社だけを紹介しますね!

メキシコペソ投資なら!FXプライムby GMO

FXプライム メキシコペソ

FXプライムby GMOは初心者におすすめのFX会社です。


なぜなら、メキシコペソ/円のスワップポイントが高いだけでなく、提供する様々なサービスの質が高く、初心者へのサポートも手厚いからです。

2019年以降のメキシコペソ見通しは良好!

2019年以降のメキシコ見通しは良好!

上記で解説した『メキシコペソ下落の原因、今後のメキシコペソ見通し、様々な方への投資アドバイス』を理解すれば、誰でも自分に合った投資タイミングを見極めることができます。


最後にもう一度内容を確認しましょう。

メキシコペソ投資に向いている人
  • すでにメキシコペソに投資し、投資の資金も余剰資金である人
  • メキシコペソへの投資を検討し、投資する資金は余剰資金である人
メキシコペソ投資に向いているFX会社

大切なのは『長期的な視野で投資をすること』です。


銀行員時代にはたくさんのお客様を担当しましたが、いつも利益確定をしている方は『たとえ為替が下落をしても焦らずに、長期保有している方』でした。


投資の世界はプロでも予測を外すほど、想定外の出来事が起こるものです。だからこそ、焦らずに長期保有することをおすすめいたします。


※メキシコペソ 以外で、『一番条件のよい通貨ペアと、FX会社でスワップ金利を受け取りたい!』という方は『最新FXスワップポイント比較』に目を通してくださいね。

※FXは預金とは異なり元本保証ではございません。投資をされる際は必ず余剰資金で行い、自己責任で投資しましょう。