FXの経済指標カレンダーまとめ!重要度別にわかりやすく紹介

FXの経済指標のカレンダーについて

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この記事で解決できる悩み
  • 経済指標の見方がわからない
  • 重要な経済指標ってどれ?
  • FXで経済指標が重要な理由は?

上記の悩みを解決できます!


この記事に書いてある『FX経済指標カレンダーの見方と重要な理由』について知ると、FX取引に根拠が持て、勝率を上げられますよ。


なぜなら、私も経済指標の見方を理解し、より取引がしやすくなったからです。


それではまず、経済指標について紹介していきますね。

経済指標カレンダーとは?

経済指標とは、各国の経済や景気を数値化したものです。


主な経済指標には、国内総生産(GDP)、景気動向指数、物価指数、失業率などがあり、これらが株式市場や為替市場などに大きな影響を与えます。


また、経済指標の情報は、各国の中央省庁(日本では経済産業省、内閣府など)、中央銀行(日本では日本銀行)が発表していますよ。

FXで経済指標カレンダーが重要な理由

FXで経済指標が重要な理由は、FXの相場が要人発言や経済の影響を受けて変動するからです。


この経済指標を把握していないと、FXの相場が変動するタイミングで大損してしまう可能性があります。


経済指標はFXの取引には欠かせないので、自分が扱っている通貨ペアに関わる経済情報は前もって知っておく必要がありますよ。

FXにおける重要な経済指標4つ

1:米国雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)

米国の雇用統計では、主に非農業部門雇用者数と失業率、平均時給などに注目が集まることが多いです。


注目される理由は、経済指標でも影響を与えやすい条件が揃っているからです。

  1. 毎月発表されている(発表頻度が高い)
  2. 統計調査の対象が幅広い
  3. 比較的発表時期が早い

米国の雇用統計は、毎月第1金曜日の朝8時(日本時間22時30分、サマータイムは21時30分)に発表されます。


また、統計数字の中でもとくに『非農業部門雇用者数』は下記の判断軸で注目されます。

  • 非農業部門雇用者数が多い場合:米国は景気が良い
  • 非農業部門雇用者数が低い場合:景気も悪い

米国の景気が良いと、為替がドル高(円安)に動く原因になるので、非常に重要な判断基準ですよ。

2:GDP(国内総生産)

GDPとは、1年間に国内で新たに生産されたサービスや商品の付加価値の総額を指します。


GDPが重要な理由は、ほとんどの国で発表されている経済指標であり、各国の経済規模を表す数値だからです。


【GDPの計算方法】

GDP = 個人消費 + 民間投資 + 政府支出 + 純輸出(輸出-輸入)

GDPの発表時期

四半期(3ヶ月)ごとに発表 ※カナダだけは毎月発表

3:小売売上高

小売売上高とは、言葉の通り、小売業の売上高を想定した数値を指し、米国の指標の中でもかなり重要視される指標です。


消費動向は経済経済規模の6割以上を占めており、経済の動きを知るためには切り離せません。


小売売上高は消費の動きを見極めるためにも、もっとも重要な指標なのです。


指標の発表は毎月第2週(中旬)に行われます。

4:鉱工業生産

鉱工業生産とは、日本全国の鉱業・製造業の動きを示す数量指数を指します。


鉄工業生産が重要な理由は下記の3つです。

  1. 日本の経済活動に占める割合が大きい
  2. 景気変動を反映しやすい!
  3. 速報性がある

GDPに占める鉱工業の割合は約18%で、鉱工業の関連産業も含めると約40%にもなります。


また、サービス業よりも契機に影響されやすく、基本的には以下の軸で判断します。

  • 景気が悪い→在庫積み上がる→減産
  • 景気が良い→需要拡大見越す→増産 

さらに、毎月公表・翌月下旬には速報が公表されるので、経済動向を判断する条件的には十分ですよ。

【注意点】FXの経済指標はできるだけ毎日チェックしよう

経済指標の発表は毎日重要なものが発表されるとは限りません。


しかし、確認の癖をつけておくことは重要なので、必ず”毎朝か毎晩”確認するようにしましょう。

FX経済指標カレンダーのまとめ

この記事に書いてある『FX経済指標カレンダーの見方』を知ると、自分に必要な経済指標がわかりますよ。

最後にまとめてみましょう。

重要な経済指標4つ
  • 米国雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)
  • GDP(国内総生産)
  • 小売売上高
  • 鉱工業生産

FXの取引に経済指標を十分に活かし、大損することのないように取引しましょう。

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