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- FXのナンピンの仕組みが知りたい
- ナンピンするとなぜリスクが増えるのか知りたい
- ナンピンについて分かりやすく解説したサイトはどこ?
といった悩みを解決できる記事になっています!
この記事で解説する「ナンピンとはどういう意味か」を理解すれば、FX初心者でもナンピンの使い方が分かります。
なぜなら、私もこの方法で、ナンピンの意味を知ってからFXをやりたいという悩みを解決できたからです。
それでは、以下で「FXのナンピンとは」について紹介します。
FXの「ナンピン」とは?
FXのナンピンとは、損が出ているポジションをさらに買い増したり、売り増したりする取引です。
その理由は、トータルの損益をプラスマイナスゼロ、もしくはプラスを狙って行うためです。
具体的には、1米ドル円=110円で買った後に105円まで下がったときに、105円で買い増す例があります。
FXのナンピンはハイリスク
FXのナンピンは失敗すると大損するリスクを伴うため、ハイリスクです。
先ほどの例を使うと、1米ドル円=110円で買った後に105円で買い増しして、その後さらに100円まで下がるととします。
上記の場合、105円で買い増ししなかったときよりも含み損が増えるスピードが上がってしまうのです。
ナンピンに向いている人の特徴2つ
ナンピンに向く人の特徴は以下の2つです。
ナンピンをやろうと思っているなら、自分が向いている人に当てはまっているのか確認しましょう。
計画的なFXが可能な人
十分な経験を積んだ人
それぞれの特徴について、以下で詳しくみていきましょう。
向いている人1:計画的にFXができる人
1つ目の特徴は、計画的なFX取引が可能な人です。
なぜなら、どこまで下がったら損切りするのかが計画的なため、必要以上に損失が増えないからです。
根拠もなく買ったポジションの含み損を取り戻そうとしてナンピンする人は、大損のリスクが高いのでやめておきましょう。
含み損がいくらに達したら損切りするのかあらかじめ決めておきましょう。
向いている人2:十分な経験を積んだ人
2つ目の特徴は、十分な経験を積んだ人である点です。
なぜなら、相場の局面や動向を判断可能だからです。
FXの経験が浅いと、トレンドの転換点をうまく判断できないので、ナンピンするタイミングがあわなくなります。
少なくともテクニカル分析の知識を持ち、相場が反転しそうなタイミングを見極めてナンピンしましょう。
ナンピンに向いていない人の特徴3つ
ナンピンに向いていない人の特徴は以下の3つです。
ナンピンしたい人は、下記の特徴に当てはまる場合は損をする可能性が高いのでやめたほうがいいです。
FX初心者
トレードの計画が立てられない人
含み損に耐えられない人
それぞれの特徴について、以下で詳しくみていきましょう。
向かない人1:FX初心者
1つ目の特徴はFX初心者です。
なぜなら、どのタイミングでナンピンするべきか見極めるのが難しいからです。
FX初心者は、FXについての知識や実践経験が少ない傾向にあります。
トレンド相場でナンピンする、またはナンピンが早すぎる場合が多いため、初心者はナンピンしないほうが無難です。
向かない人2:トレードの計画が立てられない人
2つ目の特徴は、トレードの計画が立てられない人です。
その理由は、チャートを分析せずに勘や無計画でナンピンすると、大損につながるからです。
含み損を取り戻したい気持ちが強く「これ以上は下がらないだろう」「そろそろ反発するだろう」と根拠もなくナンピンすると、含み損が膨らんで冷静な判断ができなくなります。
向かない人3:含み損に耐えられない人
3つ目の特徴は、含み損に耐えられない人です。
なぜなら、含み損に耐えられないとメンタル面に影響して、冷静な判断ができなくなるからです。
含み損のストレスに耐え兼ねて決済を早まってしまう人は、もう少しだけ待っていれば含み損がゼロになっていたのにと後悔が重なりやすくなります。
FXナンピンのメリットとデメリット
ナンピンには、損失を帳消しにするメリットがあると同時に、2つのデメリットがあります。
メリットとデメリットを知っておかないと損をしてしまう可能性があるので、それぞれのメリットとデメリットについて、以下で詳しくみていきましょう。
FXナンピンのメリット
ナンピンのメリットは、チャートが戻ってくるのが予測可能であれば、損失を帳消しにするか、利益を出せる点です。
なぜなら、含み損が出ている状態でポジションを増やすので、相場が反転すれば含み損の回復が早まるからです。
チャートの析ができればナンピンのメリットを活かしやすくなります。
FXナンピンのデメリット2つ
一方、ナンピンには2つのデメリットがあります。
自分の予想通りに動くとは限らない
ロスカットの確率が高まる
それぞれのデメリットについて、以下で詳しくみていきましょう。
デメリット1:自分の予想通りに動くとは限らない
1つ目のデメリットは、自分の予想通り動くとは限らない点です。
その理由は、いくら分析してもチャートを完全に当てられないからです。
予想通りに動けば損失はなくなるかもしれないものの、予想通りに動かなければ必然的に損失が増えるので気をつけましょう。
デメリット2:ロスカットの確率が高まる
2つ目のデメリットは、ロスカットの確率が高まる点です。
なぜなら、多くの人はいつかチャートが戻るだろうとの期待から損切りが遅れるからです。
損切りが遅くなると、ナンピンをしない場合よりも早いスピードで損失が膨れ上がり、結果的にロスカットされて大損してしまいます。
【FXナンピン】向いているのはレンジ相場
FXのナンピンに向いているのはレンジ相場です。
なぜなら、レンジ相場は一定の値幅で上がったり下がったりを繰り返すからです。
FXの相場は大きく分けて「トレンド相場」と「レンジ相場」がありますが、チャートが戻ってきやすいレンジ相場の方がナンピンに向いているといえます。
【注意】ナンピンにトレンド相場が向いていないワケ
ナンピンにトレンド相場が向いていない理由は、レンジ相場に比べ、トレンド相場はチャートの動きの幅があるからです。
そのため、場合によっては損失が膨れあがる可能性があります。
トレンド相場にあると分かったらすぐにナンピンをやめて損切りすれば、傷口を余計に広げずに済むのです。
FXでナンピンをするのに重要なポイント2つ
FXでナンピンをする際の重要ポイントは以下の2つです。
なぜなら、ナンピンをするなら以下のポイントを押さえておかないと、損失が出たときに後悔する可能性が高いからです。
ナンピンの回数を決めておく
計画的にナンピンをする
それぞれのポイントについて、以下で詳しくみていきましょう。
ポイント1:ナンピンの回数を決めておく
ナンピンの回数を決めておく点が1つ目のポイントです。
その理由は、回数を決めておかないと含み損の拡大に証拠金維持率が耐えられず、結果的にロスカットされかねないからです。
3回も4回もナンピンを繰り返すと、チャートが戻らないどころか含み損が増えるスピードが上がり、ロスカットされやすくなります。
ポイント2:計画的にナンピンをする
2つ目のポイントは、計画的にナンピンをする点です。
なぜなら、計画的にナンピンを行い、損切りする金額も決めておかないと損失が膨れ上がるだけだからです。
含み損を帳消しにしてトータルの利益を守りたいのはわかりますが、ナンピンに失敗する場合も考慮して、撤退する計画も立てておきましょう。
ナンピンについて理解してFXをしよう!
上記で紹介した「ナンピンの方法」を実践すると、今後はナンピンの仕組みが分からないと悩むことは一切なくなり、リスクを理解したうえでナンピンできます。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- FXのナンピンとは、トータルの損益をプラスマイナスゼロもしくはプラスを狙って、損が出ているポジションをさらに追加すること
- 失敗する可能性を下げるには、トレンド相場ではなくレンジ相場でナンピンする
- ナンピンに失敗すると含み損を膨れ上がらせるだけなので、損切りポイントをあらかじめ決めるなど計画的に行う
「ナンピンはタイミングの判断が難しい」と最初は思うかもしれませんが、この記事で紹介したコツを一度身につけてしまえば、大損のリスクを抑えてナンピンできるようになります。
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