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- 塩漬けっていったいどういった状態なのか?
- 塩漬けをするメリットとデメリットは何なのか?
- なぜ塩漬けをしてはいけないのか?
この記事で解説する「塩漬けの定義」を理解すれば、FX初心者でも塩漬けと長期トレードの違いを理解できます!
なぜなら、私もこの方法で「どこからが塩漬けなのか」という疑問を解決できたからです。
それでは、以下で「塩漬けの基礎知識と考え方」について紹介します。
FX基礎用語の1つ!『塩漬け』とは
塩漬けとは、見通しが外れて含み損を抱えてしまったポジションを損切りできず、そのまま長期間持ち続ける状態をいいます。
食べ物などを塩に漬けておくと長期保存が可能な点から、含み損により心理的に決済できなくなってしまったポジションも塩漬けと呼ばれています。
どうして塩漬けしてしまうの?
一定以上の含み損を抱えた状態で決済すると大きく投資資金が減ってしまうからです。
しかし、時間がたって流れが変わればレートが戻って含み損が減り、運が良ければ含み益に変わる可能性もあります。
そうした損失の確定への恐れと、うまくいけば戻るかもしれない期待から、塩漬けにしてしまう人が多いです。
どのくらいの期間保有したら塩漬けなの?
自分がトレード前に想定していたポジション保有期間を超過したら、塩漬けといってよいでしょう。
さすがに数分、数時間程度では塩漬けとはいいませんが、1日を超えた場合は塩漬け状態です。
逆に、数週間を超える長期保有であっても、トレード前にそれを想定していたのであれば、塩漬けではありません。
FXで塩漬けをおすすめしない理由4つ
FXに限らず、相場において塩漬けは避けるべき状態のひとつです。
塩漬けは運が良ければ含み益に変わるメリットがあるものの、デメリットのほうがずっと大きいからです。
塩漬けがオススメできない4つの理由を、ぜひご確認ください。
理由1:精神的負担が大きい
塩漬け状態のポジションを持つのは、精神的にとてもツライです。
いつ塩漬けから解放されるかもわからない不安と、相場の急落・急騰でさらに損失が拡大する恐れがあるからです。
常に心が痛い状態で過ごさなければならないので、塩漬けはオススメできません。
理由2:塩漬けの癖がついてしまう
塩漬けは一度やってしまうと癖になりやすいです。
これは一度塩漬けをしていて、運良く含み損が含み益に変わると、味をしめてしまいやすいからです。
塩漬けの癖はトレーダーとしては最悪なもののひとつなので、くれぐれも注意しましょう。
理由3:ポジション保有中は資金を動かせない
塩漬け中のポジションを持っていると、その分、トレードに使える資金が減ります。
塩漬けによって動かせる資金が減るのは、トレーダーとしての選択の幅がせばまる意味になります。
塩漬けしていても利益になる確証はないので、オススメできません。
理由4:チャンスを見ているしかできない
塩漬け状態のポジションを抱えていると、チャンスを逃しやすくなります。
資金の一部、もしくは全部が塩漬けになっていると、絶好のトレードチャンスが来ても身動きが取りにくくなるからです。
トレードは絶好のチャンスをとらえてこそ勝てるものなので、機会損失は非常に痛いでしょう。
含み損が出た場合の塩漬け解消法4つ
含み損を抱えて塩漬け状態になってしまった場合、いくつかの取るべき選択肢があります。
どれも一長一短なので、その時にふさわしいものを選びたいところです。
ここでは代表的な塩漬け解消法を4つ紹介します。
解消法1:利益になるのを待つ
塩漬け状態を続けて、含み益に変わるまで待つのもひとつの方法です。
相場は上げ下げをくり返しているので、待ち続けていれば含み益に変わる可能性があるからです。
ただ、場合によってはさらに損失が拡大する可能性もあります。
待ちの解消法を取る場合、相場の急変動に耐えられるだけの十分な資金量があるのが前提です。
解消法2:損切してしまう
含み損を思い切って損切りしてしまうのもひとつの方法です。
塩漬けになるほどの大きな含み損は、気持ち的に簡単に損切り可能なものではありません。
しかし、塩漬け状態を放置すると、さらなる損失の拡大につながる可能性もあります。
早めの損切りは決して悪い選択肢ではありません。
解消法3:ナンピンする
ナンピンも塩漬け解消の選択肢のひとつとなります。
ナンピンは漢字で書くと「難平」となり、損失を平らにする意味があります。
結果として、ナンピンをすると含み損が減るからです。
ナンピンとは何か、については以下の記事で詳しく解説してるので、興味がある人はご覧ください。
【中級者向けの必勝法】FXナンピンとは?損失を減らすための重要なコツ2つ |
解消法4:両建てする
塩漬け状態のポジションに合わせて、両建てをして様子を見るのもひとつの方法です。
買いを持っていたら売りを、売りを持っていたら買いを同数だけ持つ両建てをすると、一時的に利益と損失が固定されます。
その状態で相場の様子を見つつ、塩漬けが解消できそうな相場環境になってきたら、両建てを解消して流れに乗るのも選択肢のひとつといえます。
FXで塩漬けして負けないコツ3つ
トレードをする上では、塩漬け状態にならない点が何よりも大事です。
塩漬けはコツをおさえていれば、高確率で避けられます。
重要なポイントを3つ紹介するので、ぜひ覚えておいてください。
コツ1:損切りルールを設定する
塩漬けにならないためには、損切りルールをしっかりと決めておく点が大事です。
損切りできないからこそ塩漬けになります。
したがって、損切りルールを明確にして、きちんと実行し続けられれば、塩漬けは絶対にないです。
コツ2:逆指値注文を入れる
新規に注文を入れる際に、逆指値の損切り注文を同時に入れるのは非常に有効です。
逆指値の損切り注文を習慣にしておけば、1回のトレードでの大きな損失を防げるからです。
含み損を抱えると、塩漬けにしたくなります。
しかし、逆指値注文を入れると塩漬け状態を回避しやすくなりオススメです。
コツ3:メンタルを強化する
メンタルを強化する点も塩漬け回避につながります。
なぜなら塩漬け状態は、メンタルが弱いトレーダーほど陥るからです。
含み損が発生したときに、きっちりと決済可能なよう、デモトレードや日々のトレードでしっかりしたメンタルの強さを確立したいものです。
メンタルの強化の仕方については、以下の記事を参考にしてみてください。
FX メンタル強化で連敗回避!低リスクで稼ぐ3ステップと注意点2つ |
塩漬けはせず、負けないようになろう!
上記で紹介した「塩漬けの定義」を理解すると、塩漬けはなんでダメなの?と悩むことは一切なくなり、塩漬けせずに意味のあるポジションを保有できます。
トレードで含み損を抱えたとき、塩漬けせずそれを確定するのは勇気がいることです。
しかし、損失を確定して塩漬けを回避してこそ、後に何度もやってくるチャンスを掴めるようになります。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- 塩漬けとは含み損を抱えたポジションを長期保有してしまうこと
- 塩漬け状態になったら、できるだけ早く抜け出すことが大事
- 損切りがしっかりできれば、塩漬けには絶対にならない
塩漬け状態を避けるためには、損切りルールをきちんと決めておくことが重要です。
損切りの目安について、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
損切り3つの目安を徹底解説!FXの不安を解消する方法とは? |
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