ゴールデンクロスの見極め方と注意点3つ!ダマシを防ぐたった1つのコツ

ゴールデンクロスの仕組みを徹底解説

本コンテンツには広告を含む場合があり、記事内には企業のホームページへの広告リンクを一部掲載しています。
これらの広告を経由して読者が企業ホームページを訪れ、成約が発生すると弊社に対して企業から紹介報酬が支払われるという収益モデルです。

提携企業一覧

この記事で解決できるお悩み
  • FXのゴールデンクロスについて知りたい
  • だましに引っかからないためには?
  • ゴールデンクロスにはどんな売買のサインがあるの?

 といった悩みを解決できる記事になっています!


この記事で解説する「ゴールデンクロスの仕組み」を理解すれば、FX初心者でも売買のサインが分かります


なぜなら、私もこの方法で、ゴールデンクロスを理解して、だまし対策もできるようになったからです。


それでは、以下で「FXのゴールデンクロスとは何か」について紹介します。

FXのゴールデンクロスとは

FXのゴールデンクロスは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けたポイントです。


ゴールデンクロスが出たら、相場の好転により長期的な売り圧力が弱まって、短期的に買われているのがわかります。


そのため、ゴールデンクロスはトレンドが下降から上昇に転じるサインとして使われているのです。

売りのサインはデッドクロス

デッドクロスとは

デッドクロスとは短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜ける状態です。


上昇トレンドが下降に転じるときに現れるため、売りのサインとして使われます。


ゴールデンクロスと一緒によく出てくるので、どちらも覚えておきましょう。 

FXでゴールデンクロスによく使われるチャート2つ

ゴールデンクロスでよく使うチャートゴールデンクロスが使えるテクニカル分析手法としてよく使われる2つを紹介します。

  1. 移動平均線

  2. MACD

それぞれの分析手法について、以下で詳しくみていきましょう。

分析1:移動平均線

移動平均線

1つ目のテクニカル分析手法は、移動平均線です。


移動平均線は、一定期間の為替レートの平均値を線で結んだものです。


そして、移動平均線には短期、中期、長期の3本があり、短期と長期の2本、もしくは3本すべて組み合わせて使われます。


短期トレンドが知りたいときは短期の移動平均線、中長期トレンドが知りたいときは中期または長期の移動平均線を使いましょう。


※詳しくは知りたい方は、移動平均線の活用法をご確認ください。

分析2:MACD

MACD アップ

2つ目のテクニカル分析手法は、MACDです。


MACDは移動平均線を応用したもので「MACD」と「シグナル」と呼ばれる2つの移動平均線を使います


MACDがシグナルを下から上に抜ければゴールデンクロスで買いシグナル、上から下に抜ければデッドクロスで売りシグナルを指します。


ただし、MACDとシグナルが差する角度によって、どの程度信じていいのかが異なるので注意してください。

※MACDの活用方法について詳しく知りたい方は、以下のリンクを参照してください。

FXのMACDの使い方って?正しい使い方と相性がいいテクニカル手法2選

FX ゴールデンクロスの注意点3つ

ゴールデンクロスを見極める際の注意点

FXのゴールデンクロスには以下の3つの注意点があります。

  1. ゴールデンクロスのだましに注意!

  2. タイミングが少し遅い

  3. レンジ相場では使いにくい

対処方法を身につけるため、それぞれの注意点について以下で詳しく解説しますね。

注意点1:ゴールデンクロスのだましに注意!

FXゴールデンクロスとは

1つ目の注意点は、ゴールデンクロスには”だまし”がある点です。


その理由は、ゴールデンクロスはとても有名なサインで多くのトレーダーが注目するため、ゴールデンクロスが出ても相場が下落する「だまし」が起こりやすいからです。


サインが出ても飛び乗らず、ほかの指標と組み合わせるなど、だましへの対策が求められます。


上の図解でもわかるように、下記の点に気をつけて見極めるのがポイントです。

ダマシの見極め方
  • 交差する角度が深いほど、信頼できる
  • 交差する角度が狭いほど、ダマシの可能性がある

注意点2:タイミングが少し遅い

2つ目の注意点は、買いサインのタイミングが遅れる点です。


なぜなら移動平均線よりもローソク足のほうが、動きが早いからです。 


ゴールデンクロスは誰にでもわかりやすいメリットがあるものの、タイミングが遅れてトレンドに勢いがなくなっている場合があります。


そのため、値動きの早い通貨ペアには絶対使いにくいサインなので、ほかの売買サインと併用するのがオススメです。

注意点3:レンジ相場では使いにくい

3つ目の注意点は、レンジ相場では使いにくい点です。


その理由は、レンジ相場ではゴールデンクロスが出ても、すぐに相場が反転する場合が多いからです。


ゴールデンクロスを信じて買っても、相場が反転するとすぐに含み損が出てしまいます。


その場合は、レンジ相場に適したテクニカル分析を使うのがオススメです。

一定の値幅の間で値動きし続けている、方向性の無い相場のことをレンジ相場と呼びます。為替相場の7割はレンジ相場で、レンジ相場のあとには必ず上昇か下降のトレンド相場が発生します。

FXで ゴールデンクロスを見極めるための対策3つ

ゴールデンクロスを見極める際の対策ゴールデンクロスと組み合わせると相性のいいテクニカル分析が3つあります。


なぜなら、ゴールデンクロスは移動平均線やMACDで使われるものの、ゴールデンクロスだけだと判断材料が弱いからです。


だましの回避にも役立つので、他のテクニカル分析と組み合わせる点が大切です。

  1. サポートライン・レジスタンスラインを見る

  2. 一目均衡表の雲を見る

  3. ゴールデンクロスしたラインの反発を見る

それぞれの対策について、以下で詳しくみていきましょう。

対策1:サポートライン・レジスタンスラインを見る

レンジ相場トレンド相場

1つ目の対策は、「サポートラインとレジスタンスラインを見る」です。


その理由は、テクニカル分析の基礎となる分析方法であるとともに、レンジ相場でレジスタンスラインを上に突き抜けたら上昇のサインだからです。


また、トレンド相場においてサポートラインを近づきながら上昇しているときは、上昇トレンドが継続するサインといえます。

対策2:一目均衡表の雲を見る

ゴールデンクロスを見る際の注意点は一目均衡表の雲を見ること

2つ目の対策は、「一目均衡表の雲を見る」です。


なぜなら、雲を突き抜けるとトレンドの転換点となるからです。


一目均衡表は日本人が作った純国産のテクニカル分析で、時間軸・価格帯・トレンドの転換点をひとつのチャートで確認可能な点で優れています。

対策3:ゴールデンクロスしたラインの反発を見る

3つ目の対策は、「ゴールデンクロスが出たらラインの反発を見る」です。


その理由は、ローソク足がゴールデンクロスしたラインに反発しているときは、そのまま上昇トレンドが継続する可能性が高いからです。


このように、複数の指標を組み合わせてだましにあう確率を下げ、ゴールデンクロスの信頼性を高められます。

FX ゴールデンクロスのまとめ

ゴールデンクロスを見極めて利益を出そう上記で紹介した「ゴールデンクロスの使い方」を実践すると、今後はトレードのサインが知りたいと悩むことは一切なくなり、だましにあわないようにゴールデンクロスを使って取引することができます。


最後にもう一度、内容を確認しましょう。

まとめ
  • ゴールデンクロスとは短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜けること
  • 買いのサインとして使われている
  • 移動平均線やMACDのゴールデンクロスは、有名で分かりやすいので、見つけたらすぐにエントリーできる状態にしておく
  • 移動平均線とMACDなど、複数の分析手法を組み合わせると売買サインの精度が上がり、勝ちやすくなる

「だましがあるので、うまくトレードできない」と最初は思うかもしれませんが、だましを見極めて、ゴールデンクロスでエントリーする方法を一度身につけてしまえば、簡単に勝率を上げられるようになりますよ。

こちらの記事もオススメ