FXトレンド判断に役立つダウ理論って?無料インジケーター2つ

FXトレンドの判断方法を徹底解説

この記事で解決できるお悩み
  • FXトレードをしているけど、相場の方向性が判断できない
  • ロングとショートのどちらが有利な相場か判断できない
  • 現在の動きがレンジを形成しているのかトレンドを形成しているのか判断できない

 といった悩みを解決できる記事になっています。


この記事で解説する「トレンドの判断の仕方」を理解すれば、FX初心者でも相場のトレンドが判断できます。


なぜなら私もダウ理論を理解することで、相場が現在どのようなトレンドで推移しているかを判断できるようになったからです。


それでは、現在のトレンドが何か見極める手段について説明していきます。

【前提】FXのトレンドは3種類のみ!

トレンドを見出すのはなかなか難しいですが、相場の値動きは3種類のトレンドですべて形成されています。


その3つとは「上昇トレンド」「下降トレンド」「レンジ/横ばい」です。


今回は「ダウ理論」により、現在のトレンドが上記の3つのうちのどれかを判断する方法を紹介します。


これにより、FXトレードがぐっと楽になるでしょう。

FXトレンドの判断方法「ダウ理論」の6つの法則

ダウ理論とは?6つの法則を解説FXのチャート分析で、現在どのトレンドで推移しているかを判断するために必須ともいえるのが「ダウ理論」です。


ダウ理論の法則は以下の6つあります。

  • トレンドは様々な事象に影響される
  • 短期・中期・長期トレンドのどれかで取引する
  • 1サイクルにおけるトレンドの段階は3つある
  • トレンドは複数の手法で判断する
  • 出来高でトレンドを確認できる
  • シグナルが出るまではトレンドは継続する

それでは詳しく説明していきます。

法則1:トレンドは様々な事象に影響される

第一の法則として、トレンドは国際情勢などをはじめとした、さまざまな事象に影響されて決定します。


価格が変動するのは、国際情勢や金利などの動向が日々変わっていくからです。


逆にいえば、値動きはすべての情報を反映して推移するといえます。

法則2:3つのトレンド

短期トレンド・中期トレンド・長期トレンドの3つトレンドは、時間軸によって以下の3段階に分けて考えます。

  • 1時間から1ヶ月程度の「短期トレンド」
  • 数週間から数ヶ月程度の「中期トレンド」
  • 1年から数年程度の「長期トレンド」


自分がどのトレンドで取引をしているのか、はっきりと認識する点が重要です。

法則3:段階の主要なトレンド

トレンドには3つの局面がある

さらに、1サイクルのトレンドは以下の3段階に分けて考えられます。

  • 先行期
    トレンド初期に一部の優秀な投資家が買い集めをする
  • 追随期
    先行期の後、投資家たちの買い集めによって引き起こされた、わずかな価格の上昇を察知した投資家が買っていく
  • 利食い期
    トレンド後期に価格の明らかな上昇に初心者が飛びつき、事前に買いを入れていた投資家が利食いする

法則4:トレンドは複数の指標で判断すべき

FXのトレンドは、1つの通貨ペアだけ観察していてもトレンド判断の精度には限界があります。


しかし、相関のある複数の通貨ペアや指標を組み合わせ、現在のトレンドがなにかを掴むためのさらなるヒントを得られるのです。


相関のある指標の例を挙げると、ドル円と金利、株価などがあります。

法則5:出来高でトレンドを確認できる

「先行期」における投資家の買い集めには、出来高が伴う特徴があります。


すなわち、トレンド発生時には出来高が大きくなる現象がシグナルとして確認できるのです。


ただ、FXには出来高はないので、出来高の影響が大きい株式取引と比較すると、重要度は低いです。

法則6:シグナルが出るまでトレンドは継続する

上昇トレンドは高値安値を切り上げながら進行し、逆に下降トレンドは高値安値を切り下げながら進行する特徴があります。


この性質が崩れたとき、すなわち高値安値の切り上げ(切り下げ)に失敗したときにトレンドは終了し、次のトレンドに移り変わる傾向にあります。

ダウ理論で判断できるFXのトレンドは2パターン

トレンドの切り替わりと終わりがわかるFXのトレンドの転換点として、トレンドの切り替わりとトレンドの終わりがあります。


それらのポイントでよく出るシグナルがあるので、そのシグナルをトレンドの転換のサインとして活用すると、より有利なFXトレードができます。

【ダウ理論で判断】トレンドの切り替わり

トレンドが切り替わるときは、以下2つのシグナルが出やすいので、順に見ていきましょう。

直近の安値・高値の切り上がり・切り下がり

上で述べたように、上昇トレンド中であれば高値と安値は切り上がり、下降トレンド中であれば高値と安値は切り下がります。


この性質が崩れたとき、トレンドが変化するタイミングとなる場合が多いのです。

ダイバージェンスの出現

ダイバージェンスが出現するタイミング

ダイバージェンスとは、たとえばチャートでは高値安値は切り下がっているのに、MACDなどのインジケータは高値安値が切り上がっている相違を示すものです。


ダイバージェンスが生じたとき、トレンドが切り替わる可能性が高くなります。


ダイバージェンスの確認によく使われるインジケータである、MACDについても知っておくと便利ですよ!

【ダウ理論で判断】トレンドの終わり  

無限に続くトレンドはなく、いずれトレンドは終了します。


トレンドが終わるシグナルとして、緩やかだったトレンドが急落もしくは急騰するときがあります。


この急落・急騰を確認したら、トレンドが終了間際なのかもしれません。


しかし、サプライズ的な政策発表などがあると、まれにですが急騰や急落が長期間にわたり続く場合があります。


急激な値動きが確認できたときは、その原因の調査が重要です。

【注意】FXトレンドにダマしの発生で誤った判断も!?

ダマしに注意しないと大損の可能性も!ダウ理論は相場の基本原理であるからこそ、誰もが知っている理論です。


それゆえに大きな資金を持った機関による仕掛けで、ダウ理論を逆手に取った値動きを誘発します。


ダウ理論にしたがって、ポジションを持った投資家に損切りをさせる「ダマし」が起きるケースがあります。


基本原則としてダウ理論を活用しつつ、ダマしの可能性も常に頭の片隅に置いておく点が大切です。


※ダマしの仕組みと回避方法について詳しく知りたい方は、以下のリンクを参照してください。

ダウ理論でFXトレンド判断に使える!無料インジケーター2つ

ダウ理論でFXトレンド判断に使えるオススメのインジケーター2つ

ここではダウ理論を使ってトレンド判断をするのに使えるインジケーターを2つ紹介します。

おすすめインジケーター2つ
  • ZigZag(ジグザグ)
  • 移動平均線

インジケーター1:ZigZag(ジグザグ)

ZigZagは自動で高値と安値の位置を結んでくれるインジケーターです。


このインジケーターを使うと相場の流れが見やすくなり、ダウ理論によるトレンド判断がしやすくなります。


また、エリオット波動理論の分析にも使えるので、とても汎用性が高くオススメなインジケーターと言えるでしょう。

インジケーター2:移動平均線

移動平均線は相場の流れを掴むことができ、ダウ理論とも相性の良いインジケーターです。


実際の取引では、トレンドの判断が完了したら実際の取引サインは移動平均線を使って取引をしていきましょう。


最終的にダウ理論のトレンド転換シグナルが発生するまで移動平均線が得意なトレンド相場が持続します。


ダウ理論のトレンド転換のシグナルが出たらいったん取引を終了することで、移動平均線をより使いこなすことができます。

FXでトレンドを判断するために意識したいポイント2つ

トレンド判断で気をつけるべき点2つ以上のように、ダウ理論に基づくチャート分析が重要である点がわかりました。


次は、さらにトレンド判断の精度を上げるために必要な以下のポイント2 つを紹介します。

  • 全体像が見えるチャートでトレンドを判断する
  • レンジ相場の値幅や期間を見る

それでは詳しく説明していきます。

ポイント1:全体像が見えるチャートでトレンドを判断しよう

短い時間軸のチャートだけを見ていると、大きな時間軸でのトレンドに気付かずに不利なトレードをしてしまいがちです。


これを防ぐために色々な時間軸のチャートを見て、全体的なトレンドを把握したうえでトレードに挑みましょう。

ポイント2:レンジ相場の値幅や期間を見よう

同じトレンド内にある場合、レンジの値幅や期間はほぼ同等の長さで形成される傾向にあります。


つまり、以前のレンジの傾向を掴んでおくと、トレンドが継続するかどうかのヒントになるといえます。

ダウ理論を理解し、より的確にFXのトレンドを判断しよう!

ダウ理論を理解してトレンドを判断しようトレンドを判断する方法は、さまざまなインジケータを使うなど多岐にわたりますが、そのなかでもダウ理論は強力な判断材料といえるでしょう。


上記で紹介したダウ理論にもとづいたチャート分析によって、今後はFXトレードにおけるトレンド判断で悩むことは一切なくなり、より優位性のあるトレードによって利益を狙うことができますよ。


最後にもう一度、内容を確認しましょう。

ポイント
  • ダウ理論によってトレンドの転換を察知することができる
  • トレンドに沿った方向にトレードすることで優位性のあるトレードができる 
  • ダマしの可能性もあるので、色々な時間軸のチャートを見たり、レンジ相場の値幅や期間を確認する

「慣れないし、めんどうだな」と最初は思うかもしれませんが、一度身につけてしまえば、相場のトレンドを判断でき、相場の流れを把握したうえで利益を狙えるようになります。