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- FXのだましって何?
- だましを回避する方法が知りたい
- だましを食らった後にどう対応すればいいの?
といった悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する「だましの仕組みと回避方法4つ」を理解すれば、FX初心者がだましを食らっても対応できますよ。
なぜなら私もこの方法で、だましの見破り方を身につけ、安全に取引したいという悩みを解決できたからです。
それでは以下で、「FXのだましの仕組み」から紹介します。
FXのだましとは
FXのだましとは「テクニカル分析で売買のサインが出たにもかかわらず、その逆に相場が動く」状態です。
たとえば、移動平均線を使ったテクニカル分析では、ゴールデンクロスが出現したら買いのサインといわれています。
それを信じて買いエントリーしたにもかかわらず、かえって相場が下落して損をしてしまうのがだましの悪いところです。
だましの典型例
上記の図はだましの典型例で、レンジ相場の中で上のレジスタンスラインをブレイクアウトしたため、上昇トレンドになると予想されるケースです。
しかし、実際は大きくトレンドが下がってしまいました。
このように、ブレイクアウトなどの売買サインとは逆の動きが起こるのがだましです。
FXでだましが起こる理由
FXでだましが起こる理由は、多くの人の注目が集まるタイミングを狙って、売買のサインとは反対方向に資金が投入されるからです。
タイミングと投下される資金量によって、サイン通りに動くかだましになるかが決まります。
たとえば、デッドクロスは売りのサインですが、通常の売り圧力が利益確定の買い戻し・逆張り戦略の買い圧力に負けてしまうと、サインに反して上がるのです。
FXでだましに遭わないための対策4つ
FXでだましにあわないための対策としては、以下の4つがあります。
トレードサイン1発目に乗らないようにする
他のテクニカル分析で確認する
他の通貨ペアの動きも確認する
損切りラインをタイトにしすぎない
それぞれの対策について、下記で詳しくみていきましょう。
対策1:トレードサイン一発目に乗らないようにする
1つ目の対策は、「ブレイクアウトなどのサインに飛び乗らない」点です。
なぜなら、落ち着いて分析してから判断すればだましにあう可能性を下げられるからです。
待ちに待った売買のサインが現れたので、チャンスを逃したくないからと飛び乗りたい気持ちはわかります。
はやる気持ちを押さえて、二発目のサインを待ってからエントリーしましょう。
対策2:他のテクニカル分析で確認する
2つ目の対策は、「売買のサインがだましかどうかを他のテクニカル分析を併用して確認する」点です。
なぜなら、一つの分析によるサインだけでは根拠が薄い場合があるからです。
たとえば、移動平均線を使って判断したときには、ボリンジャーバンドやRSIといった他のテクニカル分析のサインとも組み合わせて判断すると良いでしょう。
ただし、組み合わせすぎるとエントリーのチャンスが少なくなるので、3つまでが適切といえます。
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対策3:他の通貨ペアの動きも確認する
3つ目の対策は、「他の通貨ペアの動きも確認する」点です。
なぜなら、同じような動きをする通貨ペアを同時に分析すれば、売買のサインの確実性を高められるからです。
似たような動きの通貨ペアを見つけるには「相関係数表」を使うと効果的であるものの、表の数値は日々変化するので、定期的に確認しましょう。
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対策4:損切りラインをタイトにしすぎない
4つ目の対策は、「損切りラインを厳しくしすぎない」点です。
なぜなら、損切りラインをタイトにすると、ほんの少しの動きで損切りが執行されてしまうからです。
たしかにFX取引では、大損を回避して資金管理を行うために損切りラインを設定する必要があります。
しかし、そのラインが狭すぎると損切りが多くなって利確のチャンスを逃してしまいます。
FXの相場でだましに遭ってしまった後が重要!
FXではだましにあった後の対応が大切です。
なぜなら、だましを完全に回避するのは不可能だからです。
せっかくの売買サインがだましだとわかっても、焦りや悔しさで損切りできない人も多いと思います。
しかし、だましにあった事実を受け入れてきちんと損切りしましょう。
その後も平常心を保ったまま冷静にトレードを続けられるかで、勝敗が分かれますよ。
【応用】FXのだましを利用しよう
FX経験者は、応用編としてだましを逆手に取る方法もあります。
なぜなら、相場の環境によってはだましを利用して利益を出せるからです。
売買のサインの後にだましにあったトレーダーの心理を利用して、だましが起こるタイミングと動きを見極める方法を身につければ、だましも怖くありません。
ただし、だましを見極めるのは初めの方は大変なので、相場に慣れるまでは『だましに遭った後の対策』が重要ですよ。
FXのだましまとめ
上記で紹介した「だましの回避法4つ」を実践すると、今後はだましにあいたくないと悩むことは一切なくなり、だましにあっても対応できるようになります。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- FXのだましとはテクニカル分析で売買のサインが出たにもかかわらず、その逆に相場が動くこと
- 多くの人の注目が集まるタイミングを狙って、売買のサインとは反対方向に資金が投入されて起きる
- だましにあっても、落ち着いて損切りして次のトレードにつなげることがポイント
「対策をしても、どうせだましにあうから同じだ」と最初は思うかもしれませんが、一度身につけてしまえば、だましによる損失のリスクを下げることができます。
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