FXスリッページとは?低コストで稼ぐための対策2つと注意点2つを解説

スリッページについて徹底解説

この記事で解決できる悩み
  • スリッページについて知りたい
  • どうすれば防げるのか?
  • 滑らないFX会社はどこなのか知りたい

といった悩みを解決できる記事になっています。

この記事で解説する「スリッページの対策法2つ・スリッページが起こりにくいFX会社3選」を理解すれば、FX初心者でもスリッページを抑えて取引ができます。


なぜなら、私もこの方法で滑る原因が分かり、適切にFX会社を選びたいという悩みを解決できたからです。

それでは、以下で「スリッページの仕組みと対策方法」を紹介します。

FXのスリッページとは

FXのスリッページとは

スリッページとは「注文レートと約定レートの差」で、別名「滑る」とも使われます。


特徴としては、不利なスリッページで取引すると、実質的な手数料と同じく利益を減らす要因となります。


たとえば上の図解から考えると、1米ドル円=90.00円のときに発注したが、実際の約定レートが90.10円だった場合、0.1円分すなわち10pips滑っていますよね。 


この場合、FX会社に0.1円を払う必要があるのです。


スプレッドと混同しがちですが、スプレッドは「売値と買値の為替レートの差」なので、スリッページとは異なります。


※『スプレッド』に関する詳しい内容は下記をご覧ください。

FXでスリッページが起こる理由

スリッページの原因は、トレーダーが発注ボタンを押してから注文内容がFX会社のシステムに届き、約定するまでの短時間の為替レートの変動です。


FXは国内だけでも数百万人ものトレーダーが取引しているため、FX会社のシステムには負荷がかかります。


そのため、システム増強にいくら努めても、なくすのは結構難しいのです。

FXでスリッページを抑える対策2つ

FXスリッページ抑える方法スリッページを抑えるには以下の2つの方法が有効です。

  • 許容スリッページを設定する
  • カバー先の多い会社を選ぶ

それぞれの対策方法について以下で詳しく解説します。

方法1:許容スリッページを設定する

スリッページを軽減するためには「許容スリッページ」を設定しましょう。


なぜなら、許容スリッページを設定すると、想定外のレートで約定して利益が激減するリスクを抑えられるからです。


ただしあまりに狭く設定しすぎると、相場の急変時に約定しなくなってしまいます。


そのため、価格重視の注文が目的だとスリッページを狭く、約定重視の注文が目的だとスリッページを広く設定して使い分けるのが効果的です。

スリッページを設定するメリット


スリッページは発生すればするほど利益が減るので、スリッページの設定は利益減少の最大幅を固定するメリットがあります。


取引数量が大きくなるほどスリッページによる損失も増えるため、スリッページの設定がより効果を発揮します。

許容スリッページ設定の具体例

1米ドル円=112.100円のとき、許容スリッページを10pipsにしたとします。


このとき約定レートは112.100円から上下10pips(112.000円〜112.200円)の範囲になります。


もし約定レートがこの範囲外なら約定しません。


スリッページをゼロにすると、発注レートと同じレートでしか約定しなくなりますが、かえってほとんど約定できなくなるので注意しましょう。

方法2:カバー先の多い会社を選ぶ

それぞれのFX会社ら、カバー先の金融機関からトレーダーの注文を処理する為替レートの情報をもらっています。


そのためFX会社のカバー先が多ければ多いほど、画面上で提示されているレートで約定する可能性が高くなります。


なぜなら、FX会社はトレーダーの注文をカバー先に流して処理するからです。

FXスリッページの注意点2つ

FXスリッページにおける注意点FXでスリッページに関して注意すべきは以下の2つです。

  • 約定率はスリッページ発生率ではない

  • スイングトレードにおいてはスリッページの重要度は低い

それぞれの注意点を以下で詳しく解説します。

注意点1:約定率とスリッページ発生率は違う

「約定率99.7%」といったFX会社の宣伝文句は、出した注文が拒否されない確率またはトレーダーの注文が一定の時間内に約定される確率です。


約定率が高い=安心して取引可能と勘違いしている方もいますが、実は約定率はスリッページではありません。


そのため、スリッページが起こりにくいかを知りたいのであれば、『スリッページ率が低いか』が重要なのです。

注意点2:スイングトレードではスリッページの重要度は低い

スイングトレードとは、数日~数週間ポジションを保有するトレード手法です。


スイングトレードは1回あたりの利幅が短期売買と比べて大きく取引回数が少ないため、スリッページにそんなに敏感になる必要はありません。


スキャルピングやデイトレードのように頻繁に売買する人は、利益が圧迫されるためスリッページには要注意です。


※スイングトレード に関する詳しい内容は、下記をご覧ください。

スリッページが起こりにくい!おすすめのFX会社3つ

スリッページ対策おすすめ会社3選カバー先が多くスリッページ対策にオススメなのは以下の3社です。

会社1:ヤフーグループが運営!YJFX!

YJFX!のスリッページは高い

YJFX!カバー先の金融機関が27社とダントツで多く、表示レートで約定しやすいのでオススメです。


具体的には三井住友銀行や三菱UFJ銀行、みずほ銀行といった国内最大手のほか、バンク・オブ・アメリカやクレディ・スイス銀行など大手外資系銀行もカバーしています。


シンプルな取引ツールと直感的な操作性も定評があり、取引単位もスプレッドも業界最狭水準なので、FX初心者から中級者まで人気のFX会社です。

会社2:FX取引高7年連続世界1位GMOクリック証券
※ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2018年12月

GMOクリック証券のFXネオ

GMOクリック証券カバー先を19社持ち、かつ約定力の高さに定評があります。


具体的には三井住友銀行や三菱UFJ銀行、みずほ銀行などの国内大手のほか、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなど大手外資系銀行がカバーしています。


高機能な取引ツールの操作性にも優れ、米ドル円のスプレッドも0.3銭(原則固定)であり、取引コストも抑えられるのでオススメです。

会社3:中級者向け!FXプライムbyGMO

FXプライムのスリッページは優秀

FXプライムbyGMOは、スリッページが起こらないことを売りにしています。


カバー先は15社で、YJFX!やGMOクリック証券には劣りますが、十分な数です。


具体的には三菱UFJ銀行やGMOクリック証券、みずほ銀行といった国内最大手のほか、JPモルガン・チェース銀行やクドイツ銀行など大手外資系銀行がカバー先です。


また、スワップポイントが高いのですが、ツールの操作性は中級者向きです。


珍しい通貨も扱っているので、米ドル/円などの基本的優しい通貨で取引をしたあとに慣れてきたら利用するのがオススメですよ。

FX スリッページまとめ

FXスリッページの対策まとめ上記で紹介した「スリッページの対策法2つ・スリッページが起こりにくいFX会社3選」を実践すると、今後はスリッページで悩まず、滑りにくいFX会社で利益の減少を抑えて取引できます。

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

FXでスリッページを抑える方法2つ
  • 許容スリッページを設定する
  • カバー先の多い会社を選ぶ
カバー先の多いFX会社2選

「スリッページの設定なんて面倒だな」と最初は思うかもしれませんが、せっかくの利益を削られないためにもスリッページの設定は軽視できませんよ!


この記事でしっかり理解しておきましょう!