本コンテンツには広告を含む場合があり、記事内には企業のホームページへの広告リンクを一部掲載しています。
これらの広告を経由して読者が企業ホームページを訪れ、成約が発生すると弊社に対して企業から紹介報酬が支払われるという収益モデルです。
- スキャルピングで使うべきFXテクニカル分析は?
- チャートソフトやインジケーターは何を使えばいい?
この記事では、上記のお悩みを解消できます。
これから紹介する「スキャルピングで使うFXテクニカル分析」や「トレンド判断に有効なインジケーター」等を学べば、相場分析には困りません。
実際にプロも使っているものなので、実用性のあるものばかりです!
まずはスキャルピングの基本をおさらいしつつ、主に使用するテクニカル分析から見ていきましょう。
※『すぐに、スキャルピングが安全にできるFX会社を知りたい!』という方は、『スキャルピングにオススメのFX会社3社』をクリックすると該当箇所に飛べます!
【前提】FXスキャルピングの基本
スキャルピングはFXのトレードスタイルの中で利益が積み上がるスピードが最も速い手法ですが、初心者には難しいと言われています。
なぜなら1回あたりの取引時間が短いため、相場分析や売買判断を瞬間的に行う必要があるからです。
まだ相場に慣れていないうちは分析力・判断力が未熟なため、短期間では利益のチャンスを逃しやすい特徴があります。
FXスキャルピングとは?特徴や勝つためのコツ、おすすめFX会社を徹底解説! |
ファンダメンタルズは考えない
スキャルピングで相場分析を行う際は、基本的にテクニカル分析を使います。
なぜなら、ファンダメンタルズ的要因で動くトレンドやレンジの隙間を狙う手法だからです。
スキャルピングほどの短期売買であれば、政治・経済ニュースを意識する必要がありません。
ただしファンダメンタルズ分析をしない分、高度なテクニカル技術が必要です。
FXスキャルピング向けテクニカル指標5つ
FXスキャルピングで稼ぐには次の5つのテクニカル指標を使いましょう。
すべて覚えなくても、いろいろ試してみて使いやすいものを本番で使えば問題ないですよ!
- ボリンジャーバンド
- トレンドライン
- RSI
- 移動平均線
- MACD
1.ボリンジャーバンド
(※画像は外為オンラインより引用)
ボリンジャーバンドとは、ボラティリティ(相場の振れ幅)を示す標準偏差を利用したFXのテクニカル指標です。
価格がバンドの幅に収まる確率が高いことから信頼性があり、多くのFXトレーダーが使っています。
ボリンジャーバンドは移動平均線(緑の線)を基準に、上下2~3本ずつの計5~7本のラインで構成されています。
上下のラインは移動平均線に近い順に1σ(シグマ)、2σ、3σと呼ばれており、それぞれのバンド内に収まる確率は以下のようになっています。(上側はプラス、下側はマイナスになります。)
ボリンジャーバンド | 確率 |
---|---|
±1σ | 68.27% |
±2σ | 95.45% |
±3σ | 99.73% |
※広告を含む場合があります
2.トレンドライン
(※画像は外為オンラインより引用)
トレンドラインは、始点と2点目を結んだ線のことを指します。
誰でも視覚的に相場を判断できるシンプルなテクニカル指標であり、FXトレードには欠かせません。
トレンドラインを引けば、そのライン付近までレートが近づいたときを狙ってエントリーができます。
また逆にブレイクした場合は、トレンド転換の可能性をみてエントリーすることも可能です。
3.RSI
(※画像は外為オンラインより引用)
RSIは「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標です。
こちらも視覚的にサインの判別ができ、短期~中期的なFXトレードによく用いられています。
「高値圏で売りを考える」「安値圏で買いを考える」という基本的な考え方がシンプルなため、使い勝手がよく人気です。
FXスキャルピングでの具体例は、以下の割合を見て逆張りを行うことです。
- RSIが70%以上になると買われ過ぎ=売る
- RSIが30%以下になれと売られ過ぎ=買う
4.移動平均線
移動平均線は短期・中期・長期の3本線で過去のレートの平均的な動きを表すテクニカル指標で、実勢レートと3本線の向き・位置関係から相場のトレンドを読み取ります。
移動平均線を用いたトレード戦略は次のとおりです。
- 3本線がすべて上向き→上昇トレンド継続で買いエントリー
- 3本線がすべて下向き→下降トレンド継続で売りエントリー
- 実勢レートが移動平均線にタッチしながら上昇→上昇トレンド継続で買いエントリー
- 実勢レートが移動平均線にタッチしながら下落→下降トレンド継続で売りエントリー
- 短期線が長期戦を上に抜ける→ゴールデンクロス(上昇トレンド発生)で買いエントリー
- 短期線が長期戦を下に抜ける→デッドクロス(下降トレンド発生)で売りエントリー
- 移動平均線の向きがばらばら→トレンド判断できないため取引は見送り
5.MACD
MACDは移動平均線から作られ、トレンドだけでなくオシレーター要素(相場の過熱感)も判断できる高性能なテクニカル指標です。
MACDは次のような使い方ができます。
- MACD線とシグナル線0ラインを上抜けた時→上昇トレンド継続で買いエントリー
- MACD線とシグナル線0ラインを下抜けた時→下降トレンド継続で売りエントリー
- MACD線がシグナル線を上に抜ける→ゴールデンクロス(上昇トレンド発生)で買いエントリー
- MACD線がシグナル線を下に抜ける→デッドクロス(下降トレンド発生)で売りエントリー
- MACD線とシグナル線の傾きが小さい→ボラティリティが低いので取引は見送り
FXスキャルピングでテクニカル分析を使う時の注意点7つ
FXスキャルピングでテクニカル分析を使う際は次の7つに注意が必要です。
- レンジではなくトレンドで行う
- 順張り・逆張りを使い分ける
- 通貨ペアの特徴を知る
- 時間帯別の特徴を知る
- 手法はシンプルにする
- だましに備えて必ず損切り注文を出す
- 長期足チャートも分析する
1.レンジではなくトレンドで行う
スキャルピングはトレンドで行うことをお勧めします。
なぜならトレンドが発生するとチャートパターンができて、価格が動くポイントを掴みやすくなるからです。
レンジ相場の場合、一定の値幅で上下し、方向感のないときに発生するため、やり方が限られてしまいます。
トレンド相場ならテクニカル分析も機能しやすく、順張り・逆張りのどちらでもチャンスがあるので、トレンド発生時を狙うのがコツですよ。
2.順張り・逆張りを使い分ける
トレンドに沿うのが「順張り」、トレンドに逆らうのが「逆張り」です。
順張り・逆張りのどちらでもトレードを行えれば、チャンスも多くなりより効率的です。
基本的に初心者のうちは順張りを行い、トレンドが変わったときに素早く損切りをすれば、大損を回避できます。
逆張りの場合はトレンドの転換点を見極める必要がありますが、相場の波に変化が起これば利益の幅を最大にすることができます。
3.通貨ペアの特徴を知る
スキャルピングに適した通貨ペアを選ばないと、思うように利益が伸びません。
各通貨ペアにはそれぞれ特徴があり、中でも以下の3つの特徴を持つ通貨ペアを選ぶことが重要です。
- スプレッドが小さい(取引回数が多い分、コストが積み重なるため)
- 値動きが激しい(値動きがないと、売買チャンスが減るため)
- 取引量が多い(急激な値動きが起こる可能性が低いため)
また、この条件を満たした通貨ペアには、以下のものがあります。
- 米ドル円
- ユーロドル
- ポンドドル
4.時間帯別の特徴を知る
相場にはスキャルピングに適した時間帯は、【日本時間の15時~翌1時】です。
なぜなら売買が活発になり、相場に動きが出やすい時間帯だからです。
具体的には、15時に欧州市場、21時にニューヨーク市場、翌1時にロンドン市場が開きます。
効率的に利益を得るためにも、流動性の高い時間帯を狙うのがオススメです。
スキャルピングに適した時間帯を詳しく知りたい人は、以下の記事も要チェックですよ!
FXのスキャルピングで稼ぎやすい時間帯は?知らなきゃ損する! |
5.手法はシンプルにする
スキャルピングのテクニカル分析はシンプルにしましょう。
次のような理由から、利益が出しにくくなったり損失につながる恐れがあるからです。
- 複雑な手法だとエントリー条件がなかなか見つからない
- スキャルピングの素早い判断に間に合わない
- テクニカル分析が中途半端になり、かえって予測精度が落ちる
- 分析の負担が大きく疲れやすくなり、集中力が低下する
6.だましに備えて必ず損切り注文を出す
だましに備えて必ず損切り注文を出しましょう。
なぜならどんなテクニカル分析でも、値動きを100%予測することはできないからです。
多少の損切りはスキャルピングする上での必要経費と考えるべきです。
損切りしなければ含み損が膨らみ、頑張って貯めたそれまでの利益が吹き飛ぶ恐れがありますよ!
- 連勝記録を止めたくない
- 短期取引なので、少し待てば含み損が好転するだろうと決めつける
- 以前も同じ手法で利益が出たので、今回も勝てると信じ込む
- 予想外の相場の急騰・急落に巻き込まれて放心状態になる
7.長期足チャートも分析する
スキャルピングでは1分足チャートだけを見がちですが、長期足チャートも分析すべきです。
理由は、FXの相場は長期足のトレンドと同じになる傾向があるからです。
1分足チャートのトレンドが長期足と同じトレンドになった時にエントリーすれば、含み益が出やすくなりますよ!
スキャルピングでおすすめなインジケーター2つ
FXスキャルピングでテクニカル分析を行うために、トレンド判断に有効なインジケーターを知っておきましょう。
トレンド相場をメインに売買するため、トレンド判断はその後の勝敗を左右するほど重要です。
以下の2つのインジケーターは、トレンド性が高まる状況・薄れる状況を教えてくれます。
- スパンモデル
- スーパーボリンジャー
1.スパンモデル
(※画像はヒロセ通商より引用)
スパンモデルは、青色スパン(短期トレンド)、赤色スパン(長期トレンド)、遅行スパンの3つのラインで構成されたテクニカル指標です。
青色スパンと赤色スパンによって、エントリーの方向性を明確にすることができるため、スキャルピングにも有効です。
サポートゾーン(青色スパンの間)では買い、レジスタンスゾーン(赤色スパンの間)では売りを表示します。
このスパンモデルは一目均衡表をベースに作られており、元ディーラーの柾木利彦氏(マーフィー)が考案したテクニカル手法で、中級者向きです。
スパンモデルは、DMM FXやGMOクリック証券でも採用されているので、気になった方はデモトレードで使ってみましょう!
2.スーパーボリンジャー
(※画像はヒロセ通商より引用)
スーパーボリンジャーは、ボリンジャーバンドと一目均衡表の「遅行スパン」を組み合わせたインジケーターです。
ボリンジャーバンドと遅行スパンを組み合わせることで、より精度の高いトレンド判断が期待できます。
ボリンジャーバンドと同じように、バンドが狭くなったら近いうちに強いトレンドが発生する可能性があります。
こちらも開発者がスパンモデルと同じで、併用してトレードすることが推奨されています。
FXスキャルピングのテクニカルチャートソフト「MT4」
スキャルピングに適しているチャートソフトは、「MT4(メタトレーダー4)」です。
ほぼすべてのテクニカル分析に利用でき、自作のテクニカルツールも使え、とても高性能なソフトなのです。
テクニカル分析をとくに重視する世界中のFXトレーダーの定番ツールでしょう。
MT4では、主に以下のことができます。
- 標準搭載のテクニカル指標を多重表示
- オリジナルテクニカル指標の作成・共有
- 自動売買(システムトレード)
- EA(自動売買プログラム)の作成・共有
- 1つのMT4で複数の対応口座へのログイン
FXスキャルピングのポイント3つ
スキャルピングを行う際は、以下のポイントを守ることが重要です。
- テクニカル分析が行えるチャートを使う
- 使いやすい口座を選ぶ
- 損小利大を心がける
上記が重要な理由は、ポイントを守ることで、スムーズに相場分析・売買判断ができ、大損を避けてトレードができるからです。
スキャルピングは取引回数が多く、ファンダメンタルズ分析を使わないため、ギャンブルのように勘で取引をしてしまう人がいます。
しかし安定して勝っているFXトレーダーは、てギャンブルではなく、すべての操作に根拠を持っています。
1.テクニカル分析が行えるチャートを使う
スキャルピングで重要なテクニカル分析を行うために、優秀なチャートツールを選びましょう。
なぜなら、チャートはテクニカル分析を行うための根幹であり、取引には絶対に必要なものだからです。
あなたの行いたいテクニカル分析が、最大限に活かせるチャートを使うことがポイントです。
無数にあるテクニカル分析の中で、あなただけのテクニカル分析がきちんと行えるチャートを選びましょう。
2.使いやすい口座を選ぶ
口座を選ぶ際はスプレッドの狭さも大事ですが、約定力も重要です。
なぜなら、いくらスプレッドが狭くても、注文通りの価格で約定しなければ、無駄なコストがかかってしまうからです。
例えば約定力の弱い口座だと「1ドル100円で発注したのに、101円で注文が成立してしまった」など、スリッページ(レートがずれること)が起こります。
そのため、約定力は100%・スリッページ発生率0%、もしくはそれにより近い数値の口座を選ぶようにしましょう。
- どれを選べばいいか分からない人はみんなのFX
- 約定率100%! FXプライムbyGMO
3.損小利大を心がける
損小利大はFXの基本です。
なぜなら損失を最小限に抑え、利益は最大限に伸ばすことで、トータルでプラスを出せるからです。
損切りポイントはあらかじめ決めておき、利確は利益が伸び切ったポイントを見極められるようになりましょう。
FXスキャルピングが可能なFX会社3つ
スキャルピングはFX会社によって認めていない場合もあるので、FX口座の選定が重要です。
ここでは、安心してスキャルピングに取り組めるFX会社を3社紹介しますね!
- FX会社選びで迷うなら: MATSUI FX
- 評価の高い会社を選ぶなら:GMOクリック証券
- スキャルピング公認がいいなら:FXプライムbyGMO
1.FX会社選びで迷うなら: MATSUI FX
『スキャルピング公認のFX会社はどれ?』『手数料が安いところは?』と悩んでいるなら、MATSUI FXがオススメ!
創業100年のネット証券会社が運営するから、信頼性は抜群!
業界でも最小水準の1通貨(約5円)から取引できるから、スキャルピングの練習にももってこいです。
『これからスキャルピングしたいな〜』と迷っている方が最も利用すべきFX会社ですよ!
2.評価の高い会社を選ぶなら:GMOクリック証券
GMOクリック証券は主要な基本通貨ではもちろん、それ以外の通貨でも常にスプレッドが業界最狭水準。
そのため、どの通貨ペアを選択しても安心してスキャルピング取引ができます。
また、ニュース配信の情報ソースが3社と業界でも最多レベルであり、タイムリーに情報収集しながら取引が可能。
ただ、ひとつだけ不安なのが約定力の満足度が高くないこと。
それを除けば、スキャルピングで外せないFX会社です。
3.スキャルピング公認がいいなら:FXプライムbyGMO
FXプライムbyGMOは『スキャルピングを公認しているFX業者を利用したい!』という人にオススメです!
「約定率99.9%」と、非常に高い約定力を誇っています。
為替の情報源であるニュース配信数は2社と多くはないのですが、人気アナリストが発信する「無料セミナー」や「オンラインマーケット情報」があり、毎日20種類以上のマーケット情報が得られます。
FX初心者から経験豊富な専業トレーダーまで、幅広い層に対応したFX業者ですよ!
指標を覚えてFXスキャルピングの収益性をアップしよう!
上記にある『スキャルピングで使うテクニカル分析、注意点、有効なインジケーター』を学べば、スキャルピング初心者でも相場分析ができるようになります。
最後に内容をおさらいしましょう。
- スキャルピングでは主にボリンジャーバンド、トレンドライン、RSIを使う
- トレンド相場を狙い、順張り・逆張りを使い分けよう
- 通貨ペア・時間帯の特徴を把握しよう
- トレンド判断に有効なインジケーターは、スパンモデル・スーパーボリンジャー
- FX会社選びで迷うなら: MATSUI FX
- 評価の高い会社を選ぶなら:GMOクリック証券
- スキャルピング公認がいいなら:FXプライムbyGMO
上記を覚えたからといっても、実践なしではレベルは上がりません。
最初は上手くいかないこともあるかもしれませんが、成功しているトレーダーも通ってきた道です。
ぜひ根気よく取り組み、投資活動を成功させてください。
スキャルピング向けのテクニカル分析についてわかったら、適切な時間足を組み合わせた分析手法が身に付く「デイトレードで重要な時間足」についての記事を読んでみましょう!
デイトレードで重要な時間足について詳しく知っているだけで、デイトレードで効率よく利益を狙っていく事ができるようになりますよ!
FXのデイトレードで重要な4つの時間足とは?勝率を上げるコツ徹底解説 |


- FXの基礎を学びたい、これからFXを始めたい方
>>3分で理解できるFXの仕組み
>>初心者向けの安全なFXのはじめ方
>>自分にあったFX口座を見つけよう! - 自分の手法を作りたい、FXの勝率を上げたい方
>>自分の取引スタイルにあった手法を作る
>>FXの勝率を上げるための分析方法を身につける! - 取引時間が取れない、自動売買をやってみたい方
>>FXの自動売買をメリット・デメリットを知る
>>自動売買するならこのFX会社がオススメ - 短期で結果を出したい、バイナリーオプションに興味がある方
>>バイナリーオプションってなに?FXと違うの? - FXで利益が出たけど税金はかかるの?
>>FXで稼いだら確定申告して税金を収めよう!