- FXの危険性について知りたい
- リスク回避方法を知って失敗したくない
- FXと株って、どっちが危険じゃないの?
といった悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する「FXの危険性3つと回避方法6つ」を理解すれば、FX初心者でもリスク回避のために取るべき行動が分かりますよ。
なぜなら私もこの方法で、FXの危険性を抑える方法を知り、安全にFXをしたいという悩みを解決できたからです。
それでは以下で、「FXの危険性」について紹介します。
※今すぐに『リスクを回避しつつFXがしたい』という方には、以下のFX会社がオススメします!
目次
実は、FXの危険性は低い!
FXは一般的には危険といわれていますが、そこまで危険性は高くありません。
なぜなら、FXは投資なので負けることもありますが、知識をもって根拠のある取引をすれば危険ではないからです。
負けてしまう人の多くは、どんな局面でも頻繁にトレード(いわゆるポジポジ病)をしていたり、大きく稼ぎたいからとレバレッジを大きくしていたりと、負ける原因が必ずあります。
つまり、初心者が落ちいりがちな落とし穴と対処法を知っていれば、安全にトレードできるのです。
FXが危険といわれる理由と解説4つ
よくいわれるFXの危険性について、事前の準備によりリスクを抑える方法は以下の4つです。
レバレッジが危ない?
投資全般が危険?
FXで借金をしてしまう?
FX会社が倒産してしまう危険性がある?
それぞれの理由について詳しくみていきましょう。
理由1:レバレッジが危ない?
最大25倍まで使えるレバレッジは下手に使うと危険ですが、これはFXの強みでもあり上手に使えば、稼ぎが大きくなります。
なぜなら、レバレッジを使うと利益も大きくなるものの、損失も同じように大きくなるからです。
そのためFX初心者のうちは低いレバレッジで取引しましょう。
詳しくはのちほど「危険性を抑える方法」の項目で説明します。
理由2:投資全般が危険?
投資にはリスクが伴いますが、リターンもあります。
バブル崩壊により株価や地価の暴落経験をした中高年層のなかには、その損失経験から投資全般が危険と考える人も多くいます。
そもそも投資においてリターンにリスクはつきものなので、リスク管理を適切に行えば大きなリターンが見込めます。
理由3:FXで借金をしてしまう?
FXは基本的にはロスカットシステムがあるため、借金をするケースは少ないです。
FXで借金をしている人の多くは、「ハイレバレッジで取引して大きく負けてしまった」や「損切りできずに大きな損失になってしまった」などの理由が多いです。
基本的には強制ロスカットシステムが存在するため、元手以上の損失を出す事例は少ないと覚えておきましょう。
理由4:FX会社が倒産してしまう危険性がある?
かつてはFX会社が倒産して預けているお金が引き出せなくなる事例がありました。
しかし、現在国内のFX会社では信託保全と呼ばれる預金を保護するシステムが義務付けられているため、心配する必要はありません。
しかし海外の業者の中には信託保全を行っていない業者もいるため、安全の問題を視野に入れ、国内業者を使いましょう。
FXの基本的な危険性3つ
FXの基本的なリスクは数多く存在しますが、ここではそのうち3つを取り上げます。
- 為替変動リスク
- 金利変動リスク
- システムリスク
それぞれのリスクについて以下で詳しく解説します。
危険性1:為替変動リスク
為替変動リスクとは予想が外れると損する、つまり為替の変動で損失が発生するリスクです。
たとえば1米ドル円=100円のときに1万米ドル購入した後、円高が進んで1米ドル円=90円になってしまったとします。
この場合、1万米ドルの価値は100万円から90万円に下がるので、10万円の損失が出てしまいます。
この為替変動は、FXをやる上では避けては通れないリスクです。
危険性2:金利変動リスク
金利変動リスクとは、金利が変動して損失が生じるリスクです。
金利の上昇で為替レートが下落、反対に金利の下落で為替レートが上昇し、売買において損する可能性があります。
そのため、各国の金利動向や金利政策、要人発言に注意を払う必要があります。
危険性3:システムリスク
FX会社のシステムや利用者の端末の不具合で、取引に支障が出て損失が発生する場合があります。
売買の中断により新規注文が出しっぱなしになったり、決済注文が未発注の状態になったりと、対応の遅れで損失が出る可能性があるのです。
ただ、FX会社もメンテナンスをよく行なっているので、頻繁にシステムエラーが起こる訳ではないので安心してください。
FXの危険性を抑える方法6つ
FXの危険性を押さえるための事前対策として以下の6つがあります。
- 取引額を抑える
- 資金に余裕を持つ
- レバレッジで取引する
- 損切りのルールを作る
- メジャーな通貨ペアを使う
- 重要なイベントの前後は注意する
それぞれの対策方法について以下で詳しくみていきましょう。
方法1:取引額を抑える
FX初心者がFXの危険性を低くしたい場合、もっとも始めにするべきなのが1,000通貨の少額取引です。
なぜなら、大きな含み損を見る経験に不慣れなせいで損切りできなかったり、発注ミスが原因で予期せぬ損失を出してしまう可能性があるからです。
とくに初心者のうちは取引に慣れていないため、少額で損失額が痛手にならない程度の取引を心がける必要があります。
おすすめの少額会社は、1000通貨~取引可能なみんなのFXです。



方法2:資金に余裕を持つ
資金に余裕がないとロスカットされる危険性があるため、資金には余裕をもって始めましょう。
また、FXの資金は失っても生活に影響しない余剰資金を使うべきです。
なぜなら生活がかかっていると「稼がなければ」というプレッシャーがストレスになり、冷静な判断ができなくなるからです。
資金管理は投資をする上で重要なので、リスク管理ができないと思う方はFXに限らず、投資は向いていませんよ。
方法3:低レバレッジで取引する
慣れないうちや損失が怖い人は、2~3倍のレバレッジでトレードをすると危険性を抑えられます。
なぜなら高いレバレッジをかけると、相場が予想と反してしまった際に、レバレッジをかけた分だけ危険性も増大するからです。
最高の25倍のレバレッジを使うと、2~3倍と比べてリターンは10倍以上になりますが、同じくリスクも10倍以上になるので危険ですよ。





方法4:損切りのルールを作る
初心者が損失を大きくしてしまう要因の一つに「損切りが適切にできずにロスカットされる」があります。
損失許容量や損切りライン、ポジション保有時間などを基準にして損切りのルールを作り、それを厳守すると損失を抑えられます。
また、損切りに自信がない方は、『逆指値注文』を入れるのもおすすめです。
FXではOCO注文を使えば、利確と損切り両方の決済注文を一度に入れることができるので、初心者はぜひ試して見てくださいね。





方法5:メジャーな通貨ペアを使う
値動きの荒い通貨も多いので、初心者は米ドル円やユーロ円、ポンド円といった基軸通貨を使いましょう。
南アフリカランドやトルコリラなどのマイナーな通貨は、スプレッドが開きやすかったり、約定が成立しなかったりする場合があります。
そのため、FXの経験値がついて相場に慣れてきたら、マイナーな通貨を使うようにしましょう。





方法 6:重要なイベントの前後は注意する
重要な経済指標や政治イベントの前後は値動きが荒くなり、相場が読みにくくなるので初心者は避けましょう。
荒い値動きをスキャルピングのチャンスととらえる人もいますが、瞬時の判断能力と手早く発注する腕前が必要なので初心者にはオススメしません。
ウカウカしていると一瞬で大きな含み損の内包にもなりかねないのでハイリスクです。
経済指標の確認方法と活用方法について詳しく知りたい方は、『経済指標カレンダーの見方|為替がいつ動く?』を参照ください。
危険性が低い初心者向けのFX会社3選!
最後に、初心者でも安心して使えるFX会社を3社紹介します。
各社のオススメポイントを以下で詳しく説明します。
会社 1:みんなのFX
みんなのFXは、「1000通貨単位」から取引できる少額口座です。
最低投資金額に換算して約4000円と低リスクなので、初心者が練習して実践経験を積むのにオススメです。
また、スプレッドも非常に狭く、米ドル円「0.2銭」など業界屈指で低コストなので、短期売買の方にも向いています。
国内業者なので信託保全もあり、安心して取引ができますよ!
会社 2:YJFX!
YJFX!は大手グループが運営している国内業者であり、安心して取引できます。
YJFX!では1,000通貨単位から取引可能なため、最低投資金額にして約4,000円からの低リスク取引ができます。
信託保全もしっかりあるため、万が一FX会社が倒産しても預託していた証拠金は全額返還が保証されています。
会社3:FXブロードネット
1,000通貨単位から取引可能なので、リスクを抑えて本番の取引経験を積みたい初心者にオススメです。
またFXブロードネットは、米ドル円のスプレッドが0.2銭と業界最低水準の狭さなので、手数料も低コストで取引できます。
さらに「トラッキングトレード」と呼ばれる高評価の自動売買があるので、勉強が苦手・自身での裁量トレードは難しいと感じる初心者でもリスクを気にせずに取引が可能です。
【まとめ】 FXの危険性は抑えることができる!
上記で紹介した「FXのリスク回避方法」を実践すると、今後はFXの安全な始め方と知りたいと悩むことは一切なくなり、FXと株のリスクの違いも理解できます。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- 取引額を抑える
- 資金に余裕を持つ
- レバレッジで取引する
- 損切りのルールを作る
- メジャーな通貨ペアを使う
- 重要なイベントの前後は注意する
「損切りのルール作りなんて面倒だな」と最初は思うかもしれませんが、一度身につけてしまえば、安全な取引ができるようになります。